「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2010年1月1日金曜日

釧路から(10):お正月にキツネ

2010年1月1日
今日から新しい年だ 何となく1歳若返ったような錯覚をもった朝だった
雑煮を食べる。 ん? お神酒を飲むのを忘れた
テレビでは実業団駅伝をやっている
水鳥を見るために釧路川の土手までいくことにする
雪掻き用に買った長靴を履く
ここから歩いて15分くらで釧路川だ
道はアイスバーン状態で滑るので20分以上かかる
土手は雪の深さが30センチくらいある
イヌの足跡のようなものが続いている その上は凍って固まっている
土手の木立の中をガサゴソ歩いて川に向かう

突然 日溜まりのブッシュの中からとび出た動物 すぐキツネだと判る
カメラを向けるが木立が邪魔しているし 後ろ姿だ

キツネの足跡の写真を撮りながら キツネの走り去った方へ向かう
いた!
判るかな?ここは浄水場だ(クリックして拡大)

14倍で撮る
高倍率のため画面が揺れる

浄水場の排水口のコンクリートの上に糞
このキツネの糞に間違いないだろう
1か月以上も前のものだ
もちろんゲット

明日の箱根駅伝の合間にまたここに来てみよう
家から20分も歩けばキタキツネに出逢えたなんて 
今年は何か良いことが多くありそう
それにしても耳や頬が痛いような寒さ

2009年12月31日木曜日

釧路から(9):ぼくは神奈川県民

アフリカの田舎のホテルに泊まるとき
レセプションで名前、性別、年齢、国名、パスポートナンバーなどの他に
部族名を書かなければいけない
ぼくは部族名の箇所にDosankoと書く。

今回、北海道釧路の実家、とは言っても両親はもういない。妹が住んでいる。
年末には珍しい雪、雪の毎日
久しぶりに雪掻きだ
しかし、今日は汗も出ないのに、20分もしないでギブアップだ
上腕、腰、足の筋肉がだるく、いうことをきかない

自分は北海道釧路生まれで、寒さにも雪にも氷にも強いと思っていた
しかし、兄貴や高一の甥っ子にはまったく脱帽だ

ぼくは高卒後、釧路を出てからずーと関東での生活だ
40年以上神奈川県で暮らしている
Dosankoであるはずだが、身体は変わってしまった。

故郷は精神を支配していた筈だが、肉体は変わってしまった。
こちらの人たちの訛りが気になるようになったので
きっと精神も神奈川県になっているのだろう。
しかし、神奈川ではDosankoぶる。

釧路から(8):雪上の足跡

札幌市の能登様から
この雪上の足跡は何ですか?
とお便りをいただきました。
とこどころボコっと埋まりながら歩いていますね。


この写真は特徴があらわれています

能登さんの手形(17センチ)も一緒に撮ったものです。
大きさと歩幅が分ります。

ここまでくるともう分かったことでしょう。

そうです。
イヌ科のタヌキです。
能登さん、写真を使用させていただき、ありがとうございます。
タヌキの足跡はまるで梅の花をプリントしたような可愛いものとなります。

連日の雪掻きで、今日は汗も出ない内にギブアップ
両腕、足腰の筋肉がだるくだめ
普段の山歩きは、雪掻きのような全身運動ではほとんど役に立たず。
雪山で遭難もする訳だ!

2009年12月30日水曜日

釧路から(7):2羽のアカゲラ

 居間のテーブルで本を読んでいると
庭の木に何かとまったのが目に入った
昨日のお陸前を餌台に置いたのでカラスかなと思ったら
アカゲラだ! しかも2羽だ

もう一羽は上の個体に追われて
急いでカメラをとってガラス越しに撮る

どうして2羽なのだろう?
オス・メスのペアーなんていうことがあるのかな?
鳥痴のぼくには分からない
カラスがきたために2羽ともどこかへ飛んでいく。

2009年12月29日火曜日

釧路から(6):雪の朝

昨日降っていた雪は途中から雨になった
朝、零下になって道が凍ったら大変だ
静かな朝を迎えた
雪がまた積もっていた
二階からみた幼稚園の庭

園の横の道にはラッセルの車が2台走る
正月前の柔らかい雪は珍しい

兄と甥っ子が甥っ子の祖母の雪掻きから戻ってきた
早速、妹の駐車場前の雪掻き
こちらはすでにギブアップしていた
これから正月にかけて北日本は荒れるようだ
今のところ雪だ 雪だ!と喜んでいるのは、、、
北陸や山陰地方の人たちは毎日雪掻きで大変だろう
関東は快晴の陽光の冬だ!

2009年12月28日月曜日

釧路から(5)―続・サルルン展望台

ダケカンバやの皮を剥いていると
誰かに見つめられているような視線を感じる
振り返るとエゾジカのメスがこちらをじっと見ている
距離は10メートルもない
この大きなメスジカだけかと思ったら すぐ右にもう1頭
さらに4頭が いやもっといる(クリックすると拡大)

ササの葉を食べている個体もいる
全部で10数頭のメスグループだ
すごく大きな個体がいてオス?かと思ったがメスだった
もう、発情の季節は終わったのかもしれない
丹沢のシカに比べると一回りも二回りも大きい
一番大きな個体は丹沢のオスジカよりも大きいだろう

妹から3時を過ぎると道路がアイスバーン状態になると聞いている
シカたちを後にして展望台へ向かう
展望台からシカたちがいた方を見る

展望台からの凍った塘路湖
風が冷たい 釧路湿原方面は木立で見えづらい

手前がサルルン湖 奥が塘路湖
凍った水面に雪が積もっている
その間を走る白い帯は釧網線でサルルン湖と展望台の間を通る
塘路湖近くの白い帯は国道391号線
この辺り一帯はフクジュソウがいち早く咲く場所だ
帰路、シカたちはいるかな?と思って覗いたら
採食している あまり人を恐れていないようだ
ぼくは大人になるまでエゾジカやキタキツネは見たことがなかった

釧路ではシカ肉を食べさせてくれるレストランがいくつかある
が、まだエゾシカの肉を食べていない

2009年12月27日日曜日

釧路から(4)

静かな朝だ!
そう、雪が降った朝は静かで温かい

玄関前の雪掻きを妹から命じられる
外に出るとすでに兄貴と高一の甥っ子が雪掻きをしている
息の合った二人で次々に雪掻きの場所を広げていく
雪掻きのラッセル車が走っている

以前は、玄関前の幅1メートルくらいを雪掻きするだけで良かった
今は 車庫前や車を駐車する場所も雪掻きだ
ぼくは山を歩いているので体力には自信を持っていた
が 二つ上の兄貴にも敵わず ギブアップである
兄貴と甥っ子は甥っ子の祖母が一人で住んでいる家の雪掻きに向かった

生活のために使う力と山歩きに使う力が違う
使う筋肉が違うので すぐ疲れ 腰が痛くなる
山歩きで使う筋力は持続的な釧路の生活に必要な筋力ではないのだ
おそらくオリンピックに出るような選手でも雪掻きを2時間続けることはできないだろう
と云うことを思いながら兄貴たちの車を見送った

釧路から(3)

塘路湖そばの湿原を見渡せるサルルン展望台に行ってきた
零下なので、車がスリップしないように直線でもスピードを控える
別保・遠矢・標茶を過ぎて塘路
国道脇の駐車場へ
急な木造りの階段を一気に登ると 右に行くとサルボ展望台
左のサルルン展望台への道を行く

サルルン展望台への道
動物の足跡だらけ シカの足跡がよくわかる

分かり易い足跡を

糞もたくさんある

ダケカンバの樹皮 子供の頃この皮はストーブの焚き付けの材料にしていた
メラメラと良く燃える

道東の木といっても良いヤチダモの幹

写真はクリックすると拡大
この後、7,8頭のシカのメスグループに遭遇

2009年12月26日土曜日

釧路から(2)

冬休みが始まった
前の小学校の校庭のスケートリンク
子供たちがスケートを始めた
女の子はフィギャースケート、男の子はホッケーだ
スピードスケート靴をはいっている子はいない
転げまわって楽しそうだ


なんと、リンクサイドには母親などの父兄が寒そうに立って見ている

時代が変わったと言え
子供のスケート遊びに父兄の付き添いはないだろう
親が子供をひ弱にしている

2009年12月25日金曜日

釧路から(1)

今朝JALの始発便で釧路にきた
冬至が過ぎたせいか日差しが眩しい
雪のせいだ
零下6度の寒さなので雪はサラサラだ
ナナカマドの実もシワシワ状態

キャベツが収穫されないまま雪に埋もれている
触ってみたら凍っているので まるで石のようだ

実家の幼稚園前の交差点
前方の建物は共栄小学校

寒いが、冬はこうでなくてはと思ってしまう
来月の5日までこちらにいる
やりかけの仕事の原稿や、いくつかの大事なものをすっかり忘れる
送って欲しいと頼む