「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2025年6月13日金曜日

キツネとテンとスローロリスの頸椎                     Cervical vertebrae of fox, marten and slow loris

前回はニホンザルとタヌキの頸椎をアップした。タヌキの頸椎の方が大きく前後に長かった。今回は、コドモのキツネとテンとスローロリスの頸椎だ。スローロリスの頸椎がこんなにも短い。キツネはまだ親から離れたばかりのコドモのようで、環椎や軸椎は複数の骨をボンドで繋いだ。また、椎頭は軟骨であり、水洗いの時に紛失した(図2)。キツネもテンも椎骨の中では環椎が最も大きい。また、タヌキの椎骨同様に、キツネやテンの第二、三、四、五頸椎は前後に長い。一方、スローロリスの頸椎は前後に短く、しかも横突起が細く後方に尖っている。
図1.コドモのキツネVulpes vulpes(左)とテンMartes melampus(中)、スローロリスNycticebus coucang(右)の背側からの頸椎
キツネとテンの環椎が腹側で逆だ!
図2.コドモのキツネ(左)、テン(中)、スローロリスの腹側からの頸椎
キツネとテンの環椎が背側で逆だ

見ていても判るように、キツネやテンは前回アップしたタヌキの頸椎にスローロリスはニホンザルの頸椎に似ている。科や目の段階で類似しているのか、もっともっと頸椎を見ていきたい。



0 件のコメント: