昨日、専門学校での1時間目の動物飼育専攻のクラスの授業の時である。
学生が大きな紙袋を持ってきている。
袋の中を学生たちが覗き込んで歓声をあげている。
何を持ってきたのか見せてもらった。
これは可愛いトカゲではなくヤモリだというが、壁を登れないようだ。
上の彼は、さらにもう一品を見せてくれた。
何?ゴキブリだ!巨大なヤツだ。かなり値が張るらしい。
ヤモリの餌ではなく、ペットのようだ。チビのゴキブリは生まれたものたちのようだ。
これにはぼくは驚かなかった。
以前、コウモリがいる洞窟に入った時に、洞窟内の壁に固まって貼りついていた
オオゲジゲジを2匹つかまえてペットボトルに容れた学生がいたからだ。
彼は、ムカデなどもペットとして飼っていたのだ。
驚いたペットがこれ!
分かりますか?
ヤマビルなのだ。
右のペットボトルには20匹くらいのヒルが入っている。
ぼくは、ゴキブリやヤマビルを飼う気はまったくないが、学生たちにとっては、
可愛いヤツラのようだ。
ヘビ嫌い、虫嫌い、動物嫌い、ネコ嫌いなど、人はそれぞれ嫌いな物や好きな物がいる。
人はそれぞれだ。これらはヒルやゴキブリは不快動物と言われる。
しかし、これらのゴキブリやヒル、この僕らの世界の大事な構成員たちだ。
こういう動物たちをペットにするような学生がいるからこそ、
動物たちの生理や生態が解明されていく。
ピンボケなのは携帯で慌てて撮ったからです。
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