ところどころ階段となっている登山道をまるで這うようにして登り、ようやく大山・見晴台(日向薬師方面)・唐沢峠(不動尻方面)の三叉路に辿り着く。11時24分。
登りも嫌だったが、下りも嫌だ。いくつものパーティや単独行の人たちに追い抜かれる。
皆、どうしてあんなにも早いのか?まるで、若者の歩きだ。
登ってくる人たちにも出会う。
初島見える。
しかし、この写真では薄ぼんやりと映っているだけ!
下っていると登ってくる登山者が見える。
その登山者は、何故か木の枝を見ている!???
ん?あれは?やまぼうしさんだ!
大きな声を出して「○○さーん」と呼びかける。Iwasawaさんも一緒だ。
山を歩いていて彼ら二人に出逢うのは今年で2度目である。
ヤマボウシの実が大量に落ちている。
あるいは、カマツカの実も落ちている。
イタチ、テン、アナグマ、タヌキは大喜びだろう。
これは、ヤマボウシの種子である。
これはどうしてこうなったのだろうか?
ヤマボウシの果実を食べたタヌキ糞が雨で洗われて、種子だけがこのように
溜まったのではないかと考えている。みなさんはどう思われますか?
11時55分、見晴らし台では大勢の登山者が休み、お昼を食べていた。
ぼくは素通りしていく。
毛が混じったテン糞だ。
何をたべているのか水洗いが楽しみだ。
おー、見事なガマズミの赤い実だ。
青い空に赤い実は映える。
11月霜が降りた頃に、ガマズミの実は美味しくなるだろう。
日向キャンプ場という道標が目にとまる。
このまままっすぐ下って九十九曲りを行こうと思ったが、日向キャンプ場に下りることにする。
何度も地図を見ていると黄色のお揃いのシャツをきた中年カップルの登山者がこんにちは!っと
大きなお地蔵さんがある九十九曲りの方に軽やかに下っていく。
初めての道だが、行くことにする。
何と、実にしっかりした道である。
伊勢原市はハイキング道路等の整備や案内は実にしっかりしている。
どこも迷うことなく、つづら折りのしっかり踏み固められた道を下りていくと東屋があった。
ここからキャンプ場が見える。
この道は「つづら道」ということが判った。
最後は、堰堤の上を巻いてキャンプ場の小屋の間を通って、朝、急坂を登ってきたところに出る。
この道標の右側の道を行くと橋を渡ってあの大堰堤に出る。
日向薬師方面に、中央に人が階段を歩くように設計された急坂の道を下る。
ゲートの左側からロープで出入りできる。
ロープを外してでると、車をとめたところだ。もう、たくさん車がとまっている。
やまぼうしさんもここに駐車したようだ。
GPSの軌跡では10.1キロの行程であった。
腿の筋肉痛がひどい。
「広沢寺温泉駐車場」とこのふれあいの森「日向キャンプ場駐車場」を知った。
このような駐車場を塩水橋付近にも欲しい。
もし、塩水橋付近に大きな駐車場ができればたくさんの登山者の車がとまるだろう。
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