撮ってきたこのクマ糞の写真を見ていて、あることに気が付いた。
それは、古い糞があることだ。
さらには、糞のこまかな内容物は雨で流れ、食べた果実の種子が残っていることだ。
この種子はクリックして拡大すると分かりますよ!
そうです、下の写真のように登山道に落ちているヤマボウシの種子です。
先週見たときはタヌキのタメ糞が雨で洗われて種子が残ったと解釈していました。
今回、登山道近くで見つけたクマ糞の排泄個体は、糞の色と分解された糞の状態からしてどうも同じ場所で少なくても3回糞をしていたことになります。
5メートルくらい離れたところにも糞がありましたから、このクマはわざわざここまできてウンチをしたことになります。つまり、このクマはこの場所をトイレにしていると云えます。
糞をする場所がある程度決まっているというのは、ネグラがほぼ決まっているからではないでしょうか?サルやシカのようにネグラがない動物はどこでもトイレです。
しかし、巣穴を持つような動物ではトイレは決まってきます。
ということは、この辺りにこのクマのネグラがあるのかな?
来週金曜日は丹沢実習で大山です。
この場所まで足をのばして見てみたい気がしますが、
学生たちがクマに襲われる可能性もあるかな?
いずれにしても、クマのタメ糞、あるいはトイレなるものがあることです。
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