誠文堂新光社から鈴木庸夫・高橋冬・安延尚文共著「樹皮と冬芽」の図鑑が送られてきた。
どうもぼくはこの本の作成に協力したことになっているようだ。
ぼくは何もしていない筈だが、、、。
丹沢のサルが冬芽を食べている写真があった。そうか、そう言えばそんなことがあった。
この3人の著者等で、同じ出版社から「草木の種子と果実」が出されている。
この種子と果実の本は、出版されて2年たったせいもあるが、頻繁に開いて見ているので、
閉じていたページがばらけてきている。
強い糸などで閉じているならばらけないのだが、図鑑類は何度も同じページを開けて見ることが多いので、和綴じのようなページがばらけない工夫が欲しい。
特にこの著者等の図鑑には出版社に望みたい。
四手井・斉藤の冬の樹木学「落葉広葉樹図譜」共立出版も手許にある。この本が出た時は、サルの冬の樹皮食いや冬芽食いのためにすぐ購入した。が、この本は年に2、3回しか開いてみたことがない。細密画で木の枝や冬芽の状態が描かれていて、それは素晴らしいのだ。が、すぐ知りたい見たいと思うぼくのような植物に関しての一般読者にとっては、ちょっと視覚に訴える要素が不足しているからだと思える。
そういう意味で、鈴木他著「樹皮と冬芽」図鑑は、
大木の樹皮を見ただけで、冬芽を見ただけでその色合いや触感までもが本物と見誤るような写真が載っている。
図鑑は開いてページを見ているだけで満足するものでなければならないが、
それが、鈴木庸夫さんの写真と高橋・安延さんの解説で内容が充実したものとなっている。
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