3月28日、土山峠から鍋嵐までのルートで見つけ持ち帰った、タヌキ糞8個とテン糞2個を水洗いした。タヌキ糞はテン糞と違って食べた果実の種子が糞塊(粒)の表面に浮き上がってこない。
タヌキ糞1
マメガキ種子4個、鳥の羽根軸、羽毛、サルナシ種子、土壌動物外骨格脚
タヌキ糞2
マメガキ種子、ケンポナシ種子、キブシ種子、土壌動物外骨格
タヌキ糞3
マメガキ種子、キブシ種子、羽毛、土壌動物脚外骨格
タヌキ糞4
土壌動物の脚、外骨格、内外翅
タヌキ糞5
土壌動物の外骨格、内外翅
タヌキ糞6
マメガキ種子1、昆虫脚、土壌動物外骨格、シカ毛
タヌキ糞7
マメガキ種子3、ケンポナシ種子1、キブシ種子、土壌動物外骨格脚
タヌキ糞8
ケンポナシ種子13個果柄、キブシ種子、土壌動物外骨格
テン糞1
マメガキ種子果肉果皮
テン糞2
マメガキ種子果肉果皮
で、上の10個の糞の内容物を表にしてまとめてみた。
図表というのは判りやすい表示方法だが、どうだろうか?
このルートで拾ったテンは専らマメガキだけを食べているんだ。
堤川沿いにはマメガキが多いのだ。
タヌキも林床に落ちているマメガキの実やキブシやケンポナシやサルナシを見つけて
漁ってるんだ。さらにタヌキはクンクン鼻を動かしながら腐葉土などにいる土壌動物はもう欠かさず漁っているんだ。鳥やシカも食べているが、これらはたいがい狩猟で撃たれたが猟犬に見つからずに死んでしまった鳥や解体されて骨や皮が捨てられたシカを食べたのだろう。
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