一昨日の土山峠の湖岸林道で:
動物たちはの生活は謎だらけだ。
卵を何千と産んでそのうちの1パーセント以下でも親になってくれれば万々歳という生き方をするものたちもいれば、ほの少数の子供を産んで大事に育て上げるものたちもいる。
アジア・アフリカ産のサルたちは一度に産むのは1頭だけだ。ヒトのように年子を産むことができてたくさん子孫を残せるものもいれば、チンパンジーのようにアカンボウが離乳するまではオスを受け入れないので、4、5年に一回しか出産しないものもいる。
背にほんの少数の卵を乗せて大事に育て上げるカエルもいれば、
このカエルのように大量の卵を産んで一匹でも育てば良いというようなものもいる。
しかし、そうであってもすぐ乾くような道路に産むことはない筈だ。
水場はあるし、何と言っても宮ヶ瀬湖はすぐそこだ。
ヤマアカガエルはこの卵塊を産むために使った栄養分は如何ほどのものだろうか?
卵黄は栄養分のかたまりだ。
しかも、他のタンパク質を含めてどれほどのエネルギーを必要としたのだろう。
カエルの体重や寿命はわからないが、これだけの卵塊を産むメスは
どれほどエサを食べたのだろうか?
産んだ卵塊の大半は無駄である。
が、生き残って世代を重ねるヤツが出てくるかもしれない。
かれらにとっては効率の良くないこと、無駄が大事!
ぼくらヒトも無駄に満ち溢れている生き方をしてきて進化してきたんだ。
(ここはわずかだが生き残っている。しかし、明日も晴れなら、干上がる)
土山峠の林道に入る橋の側に咲いているウグイスカグラ
ニシメガネザルさんにヤマアカガエルだとコメントをもらえなければ、
話しは違ったかもしれない。
ニシメガネザルさんにあらためて感謝!
2 件のコメント:
以前見た丹沢のビジターセンターの水たまりのような小さな池には、モリアオガエルのオタマジャクシがいて、時間がたつとだんだん数が減っていくと言っていました。
ヤゴなどの他の生き物もいましたので、それに食べられることもあると思いますが、オタマジャクシ同志でも共食いをするのではないかと思いました。
野良こねこさんへ
白銀山の植林など御苦労様!
カエルのオタマを含め、スズムシやグッピーもそうですが弱った仲間を食べて大きくなっていきますね。
植物の芽生えでは、お互いに栄養や日光の取り合いをしてもやしみたくひ弱になりますが、そこに元気の良い苗があると一気に伸びて他の仲間を押しつぶしていきますね。
生き物って、残酷ですね。
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