「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2025年7月26日土曜日

久しぶりに散歩ができた!                  I was able to go for a walk after a long time!

今日は、昼前に6月28日以来ほぼ1ヶ月ぶりに散歩をしてきた。家から近くの小学校の隣にある亀井神社までだ。帽子を取って二礼二拍一礼をし、帽子を被り、下の池まで降りた(図1)。この池の水は自然の湧き水だ。
図1.緋鯉がたくさん居たはずだったが、、、

何だか、ノブドウを久しぶりに見たかな?晩夏になったらまたここに来てみよう。
図2.神社の石に絡まっていたノブドウの花の蕾
左足の脹脛が攣らないように恐る恐る、ゆっくり歩いたので、無事歩き通す事ができた。先日は小学校が投票所だったので、その帰りに左の脹脛を再び痛めたのだ。今度は、慎重に慎重に足裏に力がはいらないようにして歩いた。もう、大丈夫だろうが、明日は3千歩を歩こう。
図3.我が家の近くの白花のサルスベリ

ウサギの下顎骨と臼歯列                     Mandible and molar line in Lagomorpha

ウサギ形目動物も齧歯目の動物も、下顎骨はちょっと目には似ている(図1&2)。切歯が一対で、犬歯が無く、(前臼歯)・臼歯が並び、V字形の下顎骨だ。が、ウサギの臼歯は立ち上がる下顎枝の前で終わる(図1)。一方、ネズミ類は臼歯が下顎枝の内側に入り込む(図2)。
図1.左アナウサギOrictolagus cuniculusと右ノウサギLepus brachyurusの下顎骨と臼歯列
図2.スミスEothenomys smithiiネズミの下顎骨と臼歯列
下顎骨を斜め横から見ると、ウサギとネズミの側頭筋が着く筋突起aが形状が異なる(図3)。

図3.左ノウサギと右スミスネズミの下顎骨とその名称
a:筋突起 b:下顎関節突起(頭)c:角突起 〇:下顎枝
ちなみにウサギ形目では原始的だと考えられているナキウサギOchotona - an overview | ScienceDirect Topicsでは(図4)、アナウサギやノウサギと大差がない。
図4.ナキウサギOchotona sp.の下顎骨(右)
暑いのでエア子の入れている。が、窓は開け放している。外からの風とエアコンの風が相まって柔らかな冷風となる。マクロン大統領がパレスチナを国として承認すべきと述べた。日本もすぐ賛成すべきだ!

2025年7月25日金曜日

今年初めてのスイレンの花!                 The first flower of water lily in this year!

今朝はいつもよりも2時間近く遅く目覚めた。昨夜2時半頃、目が覚めたのでトイレに行ったせいだろう。ベットの上でいつものストレッチをする。今朝は60秒を3回づつ行う。昼に整形のリハビリがあるからだ。階下へおりてシャワーを浴びる。清々しい気になる。自室や居間の雨戸を開け、外の空気を入れる。む!暖かい風だ。庭を見るとスイレンが咲いている。今年は暑すぎて咲かないのかと思っていた。そこだけが涼しそうだ。
図1.スイレンの花に朝日が当たる

 昼寝を1時間し二時半に起きた。庭のスイレンをみたら、花が閉じている(図2)。う~ん、そうだったかな?朝開いて午後からは閉じるのか!

図2.午後には閉じたスイレンの花

もう、エアコンの部屋で、ドアも閉めた。でも、29度の設定だ。室温をみると26度になっている。

2025年7月24日木曜日

シカとカモシカの下顎第一切歯の違いは日本だけに通用                    The differences of 1st-teeth in mandible between deer and serow are useful only in Japan

丹沢には鯨偶蹄目反芻類のシカ科Cervidaeのシカとウシ科Bovidaeのカモシカが生息している。シカもカモシカも上顎の切歯が無く、シカでは申し訳程度の役立たない犬歯がある。が、カモシカでは犬歯が無い。さらに大きな違いは下顎骨の第一切歯がシカとカモシカでは違っているのだ。シカの第一切歯は幅広いが、カモシカでは他の切歯の変わらない幅だ(図1)。
図1.シカ左とカモシカ右の下顎の第一切歯比較

 今、房総半島で嫌われ者になっているシカ科のキョンの下顎の第一切歯も幅広い(図2)。そのため、この下顎切歯の違いはシカ科とウシ科の違いかなっと思っていた。
図2.キョンの下顎の切歯
しかし、手持ち標本のアフリカからもってきたブッシュ・バックや中国のキンシコウの調査地からもってきたカモシカの仲間の下顎骨と臼歯列を見ていて、日本のウシ科のカモシカと同じウシ科のブッシュバックや中国のカモシカの切歯の違いに気がついた。ブッシュバックも中国産カモシカの下顎の切歯は日本のシカ科のように幅広いのだ(図3)。

図3.左中国産カモシカと右ブッシュバックの下顎の幅広の第一切歯

ADW: Bovidae: SPECIMENSを見るとウシ科の下顎の幅広の第一切歯を持った仲間が多い。下顎骨の第一切歯のシカとカモシカの違いは日本生息の動物だけに通用するものだ。

釧路の妹からLINEで暑く、寝苦しく汗疹ができていると云う。娘たちが汗疹になっている時に釧路に行ったら汗疹が無くなったものだ。もう、昔の釧路の寒いような夏の気温ではないようだ。温暖化が急速に進んでいる!

2025年7月23日水曜日

斜里岳で24名ヘリで救助のニュース                  News on rescue 24 peoples in Mt.Shari by heli.

 北海道・斜里岳で14人孤立 ヘリ2機、現場を「ハシゴ」で全員救助

のニュースが載っていた。それで、思い出したのだ。1975年8月の斜里岳登山でも同じような急な豪雨で沢登りの道を下れなくなり、網走青年団の人たちが人間ザイル・人間垣根を作ってくれて下りれなくなった人たちを助けてくれたのだ。今からちょうど50年前の夏だ!
登り始めは快晴だが、蒸し暑かった。

登りはこのような水が流れる岩場を登る
山頂に着いたら、一転俄かに掻き曇り、ブヨが襲い掛かる
雨曇りの中、下りは登山者で溢れる
急流となっている岩場では網走青年団の人たちが、、、
これらの網走青年団の人たちが登っていなければ我々は孤立した
上の2枚の写真は友人の故Jean J. Burton氏が撮る。
網走青年団の人たちにまだ感謝の言葉を述べていない。この場を借りてお礼を言いたい。この日は道東地域は快晴であり、絶交の登山日和だった。それが、このような状況に陥るのだ。山を侮ってはいけないことを教えてくれる。

偶蹄類の下顎骨と臼歯列              Molar line and mandibula in Artiodactyla

前回は霊長目の下顎骨と臼歯列を見てきた。今回は偶蹄類の下顎骨と臼歯をアップする。
カモシカやシカ、キョンの下顎骨は齧歯目や食肉目の下顎骨より、さらに鋭いV字状になっている(図1&2)。それは、ブッシュバックも同じだ(図3)。臼歯列は下顎骨の真上に乗っている。

図1.左カモシカと右シカの下顎骨と臼歯列

図2.シカ科キョンMuntiacus reevesiの下顎骨と臼歯列
この若いキョンはキンシコウ調査地の楊家の番犬が食べていた。
図3.ウシ科ポンゴ・ブッシュバックTragelaphus scriptusの下顎骨と臼歯列
この若いポンゴはタンザニア・マハレNPで殺された。

イノシシでは臼歯列が内側に少し入り込んでいる(図3)。下顎骨は下から見れば臼歯層が下顎体の内側に出ていることが判る(図4)。

図3.イノシシの下顎骨と臼歯列
図4.イノシシの下顎骨を下から見る
歯槽が下顎体の内側に入っているのが判る
この臼歯槽が下顎体の内側に入っているのはネズミやサルの仲間もそうであった。臼歯槽が下顎体の内側に入ることによって、どのような機能が付加されるのか????、、、、?この問題はpendig にしておく。

2025年7月22日火曜日

カノコユリが咲きだした!                          Kanokoyuri, Japanese lily has begun to bloom!

今、庭の吊り下げたラン類に散水していたら、カノコユリが咲いていた。この株にはまだ4つの蕾があるし、もう1本の株のも3つの蕾がある。嬉しい、このカノコユリはヤマユリに次いで好きなゆりだ。この場所は朝陽が当たるだけだが、割に大きな花を咲かせている。まだ、オニユリたちがたくさん咲いている。カノコユリをググっていたら、花粉はネコに有毒だとWikipediaに載っている。本当かな?
オニユリとは違った明るさを清々しさを漂わせている。

日本が右傾化の道を辿らなければ良いが、、、。不安を感じる参院選の結果だ!フィンランドに近いサンクト・ペテルブルクでプーチンやめろ!と大規模デモがあったようだ。これがロシア全土に波及してもらいたい。
 

2025年7月21日月曜日

霊長目の下顎骨と臼歯列                 Mandibles and molar lines in Primates

霊長目直鼻亜目の下顎骨をアップする。サルの仲間はヒトを含めて生まれながらに左右の下顎骨が癒合・合体している。先ず、アジア・アフリカに分布する狭鼻下目のオナガザル亜科マカク属のニホンザルとカニクイザルとタイワンザルだ。(図これらの両性のカニクイザルは実験動物として飼育されていた個体だ。)カニクイザル♂の臼歯列は放物線を描くような並びだ。この個体だけの特徴のようにも思える。で、カニクイザル♀では図1の♂のような臼歯列ではない(図2)。
図1.左ニホンザルMacaca fuscata♂と右カニクイザルM.fascicularis♂の下顎骨と臼歯列 

図2.左カニクイザル♀、中ニホンザル♀、右タイワンザルM.cyclopis♀の下顎骨と臼歯列 
ニホンザル♀とタイワンザル♀はまだ第三臼歯が萌出していない。

コロブス亜科のアカコロブスとオナガザル亜科のサバンナモンキー♂をアップ(図3)。何れもやはり臼歯列は下顎骨の内側に入り込んでいる。
図3.アカコロブスPiliocolobus  badius♂とサバンナモンキーChlorocebus aethiops♂の下顎骨と臼歯列
更に、中南米に分布する広鼻小目のオマキザル科のリスザルSaimiri sciureusをアップ(図4)。
図4.リスザルの下顎骨と臼歯列

リスザルはそんなに臼歯列が内側には入っていない。どうも、リスザルやマーモセット、タマリンのような広鼻下目のサルたちの臼歯列は下顎骨の内側に僅かしか入り込まないようだ。

気になって曲鼻亜目のスローロリスの下顎骨を見た(図4)。これではリスザルのように僅かに臼歯列が内側に入り込んでいる。
図4.スローロリスNycticebus  coucangの下顎骨と臼歯列
ワオキツネザルADW: Lemur catta: SPECIMENSの下顎骨はどうだろう(図5)? やはり、スローロリスの下顎骨と臼歯列と大差がない。僅かに臼歯列が内側にあるだけだ。
図5.ワオキツネザルLemur cattaの下顎骨と臼歯列
霊長目の下顎骨と臼歯列との関係において云えることは、曲鼻亜目のサルでは臼歯列が僅かに内側に入り、次に直鼻亜目広鼻小目が来て、狭鼻小目ではより臼歯列が内側に入る。これは系統的に決まっている可能性がある。

暑くなってきた、昨日は我が部屋のエアコンも付けた。が、29度設定なのに身体が冷えるの、とうとうエアコンを消し、窓を開け放した。
ネタニヤフ・イスラエスはガザの食料を求めにきた人々をも虐殺しているもうネタニヤフには腹が立つ。プーチンと一緒に磔にしたい!

2025年7月19日土曜日

日本生息の食肉目の下顎骨と臼歯の並び The row for manidibles and molars in Japanese Carnivora

齧歯目の下顎の臼歯が下顎枝の中程まで内側に入り込んでいる(図1&2)。しかし、日本に生息する食肉目の下顎の臼歯は下顎枝の内側に入り込むことはなく、下顎枝の手前に最後位の臼歯がある(図3~7)。

齧歯目Rodentia

図1. アフリカオニネズミCricetomys eminiの下顎骨と臼歯
図2.スミスネズミEothenomys smithiの下顎骨と臼歯
〇:下顎枝 a:筋突起 b:関節突起or下顎頭 c:角突起

ご覧のように明らかに、ネズミの下顎骨と臼歯の並び方と食肉目のものとは違うことが判る。食肉目の臼歯は全て下顎骨の真上に並んでいる。この違いが、何に基づくものだろう。犬歯の有無?咬筋の違い?

イヌ型亜目Caniformia

図3.イヌ科Canidae:左タヌキNyctereutes procyonoides、中キツネVulpes vulpes、右イヌCanis familiarls
図4.イタチ科Mustelidae:左アナグマMeles mesles、中テンMartes melampus、右イタチMustela itatsi
図5.クマ科UrsidaeツキノワグマUrsus thibetanus 2016年TCA専門学校で
図6.アライグマ科ProcyonidaeアライグマProcyon lotor
ネコ型亜目Feliformia

図7.左ジャコウネコ科ViverridaeハクビシンPaguma larvata、中ネコ科FelidaeネコFelis catus、右マングース科HerpestidaeジャワマングースHerpestes javanicus
齧歯目の下顎骨にしても食肉目の下顎骨にしても左右の下顎骨をボンドで貼り合わせている。V字状の下顎骨だ。しかし、食肉目の臼歯列は齧歯目のように下顎枝の内側に入り込むことはない。

2025年7月17日木曜日

ネズミとネコの下顎骨臼歯の並びの違い                  The differences in the row of mandible molars between rats and cats

前回アップした齧歯目の内側咬筋の図1では、鼻骨に近い上顎骨に起因する内側咬筋が眼窩下孔を通って下顎骨の臼歯と下顎枝の間まで伸びている。齧歯目の下顎骨をあらためて見ると、食肉目のネコの下顎骨と臼歯との位置が違っている(図1)。
ネコでは臼歯は下顎骨上に並んでいる。が、ネズミでは下顎骨はネコと同じV字状であるが、左右の臼歯は内側に入り込むように平行して並んでいる。そのため、臼歯と下顎枝との間に隙間ができている(図2)。つまり、ネコの歯槽骨は下顎骨の真上に乗っているが、ネズミの歯槽骨は下顎骨から内側にずれ、しかも臼歯の歯槽骨は後退し下顎枝の前を通り超している(図1&2)。
図1.オオヤマネコLynx lynx(左)とアフリカオニネズミ(右)の下顎骨

図2のこの赤線の溝に眼窩下孔を通ってきた内側咬筋がへばり着き、この咬筋によって齧歯目特融の切歯の咬む力が強くなるのだ。
図2.アフリカオニズミCricetomys eminiの臼歯と下顎枝との間の溝(赤線

アフリカオニネズミばかりでなく、この臼歯層が、下顎骨からずれて内側に入り、さらに後退しているのは内側咬筋が眼窩下孔を通らないリス科にも見られる(図3)ので、齧歯目の特徴のようだ。
図3.アメリカモモンガGlaucomys volansの臼歯と下顎枝

まだ、プーチン・露はキーウ攻撃を続けている。ウクライナは同胞な筈なのに、、、。