「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2023年7月8日土曜日

オニユリが咲き始めた    Tiger lily has begun to bloom

今日は朝からの曇り空だ。が、庭のオニユリが咲き出している。花弁を全部上へ反り返させるが、まだ一つ残っている(図1)。っと今庭を見たら残りの一つも反り返っている。暑い夏に咲く。この雄蕊の花粉も肌や服に付きやすい。ユリの雄蕊は大きくて、それがユリの花のアクセントにもなっている。
英名を調べたら、Tiger lilyとは成る程だと思ったが、花弁の斑点はトラよりもヒョウに似ている。そうなるとLeopard lilyになる。
図1.庭の日当たりの良い一等地に咲くオニユリ
福島原発の処理水が希釈されて、海に流される。汚染水が全て処理水になった訳ではない。タンク内の水の7割が未だに処理仕切れていないのだ。トリチウムだけを問題にしているが、他の放射性物質はいまだに国の基準を上回っている。これをどう処理していくのか東電は曖昧だ。

2023年7月7日金曜日

左右の肩甲骨の見分け方  How to distinguish between right and left scapulae

肩甲骨を拾って、その肩甲骨が左右どちらのものか区別できるだろうか?図1には左の大きなシカの肩甲骨その上にサルとアカネズミがあり、シカのすぐ右下にはウリボウ、その上がネコ、タヌキとなるが、これらの肩甲骨は左右どちらのものか区別できるだろうか?
手に取った時にすぐに左右どちのものか判断できる。それは図3のように肩甲棘がある方を上側にして関節窩から肩甲骨を見ると、烏口突起が右にあるならば右側の肩甲骨である。烏口突起がはっきりしない場合は肩甲棘が少しでも左側に曲がって(傾いて)いれば右の肩甲骨である。これは真無盲腸目のモグラやヒミズでも確認できた。
図1.シカからアカネズミまでの外側か見た数種の肩甲骨
図2.外側からみたアナグマの右肩甲骨
①:肩甲棘 ②:肩峰

図3.肩甲棘を上にして関節窩からみたアナグマの右肩甲骨
①:肩甲棘 ②:肩峰 ③:烏口突起 ④関節窩
20230711記
上記の結論は誤りであることに気が付いた。ノウサギ、ニホンザル、リスさらにはスローロリスでは当てはまらない。明確に言える事は、食肉目の動物や有蹄類のように鎖骨を持っていない動物には当てはまる。が、霊長類のように鎖骨を持っている動物は、烏口突起も肩峰・肩甲棘も同じ方向を向く。つまり、右の肩甲骨は烏口突起も肩峰も肩甲棘も右に向く。

2023年7月6日木曜日

夏の花、ノウゼンカズラが咲いている!  Flower in summer, Chinese trumpet vine is in bloom !

近くの医院の壁際に毎年ノウゼンカズラの花が咲く。この花をみると50年前を思い出す。その頃の住宅の庭には夏になるとノウゼンカズラのツルが二階のベランダまで覆い、この橙色の大きな花が我が物顔に咲き誇っていた。ノウゼンカズラの蔓で日陰になった縁側でスイカのタネを吐き出している家族を羨ましく覗き見たものだ。恐らく当時はその家の人たちはノウゼンカズラの花を誇っていただろう。が、ノウゼンカズラのツルが余りにも暴れて蔓延るせいだろう。根元から切られて次第に花を見なくなった。今では、探さないとノウゼンカズラが植わっている家を見つけ出せない。同じ様にザクロもそうだ。ついこの間まであんなに真夏になるとザクロの真っ赤な花を見かけたのに、このところザクロの花は殆ど見なくなってしまった。ザクロはどうして植えられなくなったのだろう?
庭木や植栽される花には流行りがある。ぼくはダリアが好きで小学校の頃はよく写生していたものだ。今ではそのダリアがめったに見なくなった。タンザニアに行った時にアルーシャのホテルでダリアが植えられているのを見て懐かしく思ったものだ。キンセンカやフリージアも今では見なくなった。

2023年7月5日水曜日

左右の脛骨の違い   The differences between right and left tibiae

後肢は寛骨と大腿骨、下腿の脛骨や腓骨がある。 脛骨の外側に腓骨がある(図1&2)。ぼくらの足首の内側の踝(くるぶし)は脛骨の内果で、外側の踝は腓骨の外果である(図1)。

図1.前方からのタヌキの左右の脛骨と腓骨
左:左脛骨・腓骨 右:右脛骨・腓骨
:前縁 :内果 ○:外果
図1から見て判るように、左脛骨の前縁は左側(内側)に曲がり、右脛骨の前縁は右側(内側)に曲がる。
図2.後方からのタヌキの左右の脛骨と腓骨
左:左脛骨・腓骨 右:右脛骨・腓骨
脛骨と大腿骨が接する関節面を上から見ると、長趾伸筋、第三腓骨筋の起始腱が走る伸筋溝(図3、4、5、6)の凹みがある。右の脛骨の伸筋溝は関節面の右側にあり(図3&5)、左の脛骨の伸筋溝は左側にある(図4&6)。

図3.斜め上後方かた見たタヌキの右脛骨の大腿骨との関節面の伸筋溝(
図4.斜め上後方から見たキツネの左脛骨の伸筋溝(
図5.斜め上後方から見たシカの右脛骨の伸筋溝(
図6.斜め上後方から見たカモシカの左脛骨の伸筋溝(
以上のように、脛骨の前縁が前から見て左外側に曲がれば左の脛骨であり、最遠端の外側に内果がつく。これはほぼ全ての哺乳類で当てはまりそうだ。しかし、脛骨と大腿骨の関節面の伸筋溝に関しては、手持ちの標本では、アナグマ、イタチ、マングース、ハクビシン、アライグマ、ネコ、ニホンザル、スローロリス、齧歯類、イノシシでは明確ではない(でも、じっくり見れば伸筋溝の凹みを見つけられる)。だから、伸筋溝で左右の脛骨が判断できるのはシカ、カモシカとイヌ科の動物くらいなものかな?

2023年7月4日火曜日

ハンゲショウやマタタビの葉はどうして白い?  Why are the leaves of Chinese lizard's tail and silvervine white?

昨日の散歩で、見つけたハンゲショウ! ハンゲショウの葉を見てマタタビActinidia polygamaを思い浮かべた。今の時季はマタタビも半分白くなった葉を森の中にひらめかせている。
どうして、ハンゲショウやマタタビの今頃の葉は白カビが生えたようになるのだろう。いずれの場合も花が咲く時季だけだ。ハンゲショウはこの時季だけ葉緑体ができない葉があって白くなるようだ(https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1350194298)。マタタビは葉の表面に空気が入る事で白くなるようだ(https://jspp.org/hiroba/q_and_a/detail.html?id=3301)。
図1.ハンゲショウSaururus chinensis
 何だか、俄かには信じがたいが、いずれの場合も葉が白くなって虫たちに花の存在を教えるようだ。

真夏の暑さになってきた。庭にはオニユリが伸び蕾も橙色になり大きくなってきている。我が家のオニユリは暮れにスーパーで茶碗蒸しに容れるユリ根を買いその小指の爪ほどの一片からである。今では、ムカゴが散らばり庭に置きっ放しの鉢からも出ている。今、ちょっと部屋から庭のオニユリ数を数えてみたら13,4本はある。今年の暮れには我が家の庭のユリ根を食べてみたいものだ。それには根本に目印をつけなくては?

2023年7月3日月曜日

郷愁をそそるオシロイバナ   Nostalgic the marvel of Peru and/or four o'clock flowr

以前歩いていたコースを散歩した。黄色いオシロイバナだが、ちょっとピンク色が染み出ている(図1)。子供の頃したように花を抜いて蜜を吸ってみる。ん?何の甘味も感じない。
図1.黄色のオシロイバナ
隣にピンクの地に黄色が滲み出ている花がある(図2)。 
図2.ピンク地に黄色が出ている
おー、ピンクの以前からあったオシロイバナがある(図3)。わー、一杯咲いている(図4)。一つ、二つと花を抜いて蜜を吸う。ウン!これはちょっと甘い!今の子供たちもオシロイバナの蜜を吸っているかな?娘たちは飯事(ままごと)でこの花を摘んで刻んでいた。もう、40年も前の事である。オシロイバナは郷愁をそそる花だ。
図3.ピンクのオシロイバナ
図4.オシロイバナが満開だ!

2023年7月2日日曜日

橈骨では?   How about radius?

 左か右かの尺骨が判ったのだから、橈骨でもすぐ見て判る左右の違いがないかどうか?左右の尺骨・橈骨が揃っているので眺めた。

図1.左からキツネ、タヌキ、ハクビシン、アナグマの前から見た右の橈骨
上端は橈骨頭で尺骨の鈎状突起に接する。橈骨下端には内側茎状突起がある。前面から見ると少し右に内側茎状突起がある(図2)。
図2.図1の下端部を拡大
は内側茎状突起
ノウサギの尺骨・橈骨はボンドで着けている。それで右の前面から橈骨を見た(図3)。やはり、内側茎状突起を少し右側にある。
図3.ノウサギの右の橈骨と尺骨
は内側茎状突起
シカの右橈骨の下端の内側茎状突起はやはり少し右側にある(図4)。
図4.シカの前方からの右橈骨の下端の内側茎状突起
この例も骨端が軟骨のままで剥がれている未成熟個体には応用できない。

今年は2月1日に高取山に行って以降、全く山を歩いていない。1時間弱の散歩で精一杯なのだ。この左足を上げることができたら、また、左足の膝を抱えることができたら、山歩きができるのだが、、、、。
ウクライナでは原発を巡り依然としてロシアの脅威が高まっている。原発や核を脅しに使うプーチン・ロシアの存在の為に、世界秩序が不安定になってきている。ベラルーシがロシアの核を配備してから、その隣国ポーランドが核配備をNATOに申請した。政府の沖縄の島々へのミサイル基地の建設。日本は防衛と云う名のもとにキナ臭さを増長させている。

2023年7月1日土曜日

左右の尺骨の区別   The discrimination of right and left ulnae

脊椎動物の身体は左右対称である。そのため、拾った骨の身体のどの部分の物かは解かるが、左右どちらの骨か判断に迷う場合がある。上腕骨や大腿骨、脛骨は左側か右側のものかの区別はつけやすい。しかし、尺骨はどうだろうか?
図1.キツネf、ネコc、タヌキr、ノウサギhの尺骨
左半分は左側の尺骨で、右半分は右側の尺骨
は滑車切痕
上のように左右の尺骨を並べることができたのは、尺骨と上腕骨が滑車のように接する肘に当たる部分の滑車切痕(図1の部分)の肘突起と鈎状突起(図2)が左右の尺骨では違うからだ。
図2. 尺骨の滑車切痕と肘突起①と鈎状突起②
どのように違うかと云うと、尺骨を真後ろから滑車切痕部分を見ると(実際は真後ろからは見えない)、肘突起①と鈎状突起②が左側に突き出して見えるのが左の尺骨(図3)だ。右に出ているのが右側の尺骨だ(図4)。
図3.左の尺骨(左キツネと右ネコ)は肘突起と鈎状突起が左側に出ている

図4.右の尺骨(タヌキ)は肘突起と鈎状突起が右側に出ている
この左右の尺骨の違いは、食肉目や霊長目、兎形目及びシカ、カモシカ、イノシシには適用できる。しかし、ジネズミやモグラなどの無盲腸目やネズミ、リスなどの齧歯目には適用できない。さらに、骨端がまだ軟骨状態の未性成熟個体には難しい。

今日は、朝からショボショボと雨が降り続いている。植替えしたフウランたちには良い雨だ。二日前から尺骨を眺めている。それは台湾の友人から食べた骨の鑑定があったからだ。

2023年6月29日木曜日

ヤマユリを見に「くわくわ森」へ  To "KuwaKuwa Grove" in order to see the gold-banded lily.

今日は昼過ぎに数日振りに散歩に出た。このところ、足の状態が思わしくないので取りやめていたのだ。スポーツドリンクのペットボトルをザックのサイドポケットに容れ、カメラを持って出かけた。案の定暑い。Tシャツではなく薄手の長袖にすれば良かったかな?っと思う。今日も丁度一週間前と同じようにヤマユリを見に横浜市の「くわくわ森」を目指す。
左足を思うように動かせない。しかし、他人がぼくを見ても普通に足を運んでいるように歩く。だから余計なところに力が加わる。下り道は小走できる。これだと足も痛くない。
家から40分は掛かったかな?ようやく「くわくわ森」の入口に着いた。ここからちょっとした登りだ。これが今のぼくには大変だ。左足を上げると痛いので、階段は右足を上げて登り、左足は後から運ぶ。でも、こうやって歩けるのだ。
図1.13:32、くわくわ森の入口に着く
図2.入口から歩いてきた湘南台方面を見る
図3.13:37 ハグロトンボだ!
図4.ムラサキシジミだ!

図5.13:49 ヤマユリは6・22の時の代わりない
図6.13:52 休み台に座って目の前のミズヒキを撮る
家とくわくわ森の最短距離をピストンした。9385歩だ。ヤマユリは7月の第2週くらいかな咲くのは?その頃また来てみよう。
帰宅後、すぐシャワーを浴び、缶ビールの飲む。旨い!


2023年6月28日水曜日

フウランの植替え  The repotting of Vanda falcata

 フウランを株分けした。一株ずつ丁寧に植替えしたかったが、そうすると17個も素焼きの小鉢を用意しなければならない。連れ合いは鉢を増やさないで!と云う。まー、仕方がない。それだけ面倒見るのに大変になるからだ。前に使っていた鉢をそのまま使い、他に3鉢を用意してまとめて植え直した(図1&2)。それぞれの鉢に3株以上ある。

図1.右の3個は植え替えた鉢 真ん中は植え替えしてないフウランバチ
図2.植え替えた花付きの一株
図1のラン鉢に水遣りをしていたら、スイレン鉢の水面でシオカラトンボ
の♀が尾を上下に振っている。産卵しているんだ。でも、ちょっと麦わらトンボより小さい感じなので、保育社の昆虫図鑑で調べるとハラビロトンボであった。来年はヤゴを見る事ができるかな? っと楽観していたが、スイレン鉢の水の中はグッピーが泳ぎ回っている。ハラビロトンボが産む卵を一つ一つ食べたかもしれない。でも、二度やってきて尾先を水に浸けていたので、1個でも孵化してヤゴになってもらいたい。