「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2019年7月24日水曜日

テングタケ科のキノコ3種 Three species of mushrooms/ Amanitaceae

昨日の山歩きで、テングタケ科のキノコが3種類あった。
タマゴタケだけは食べるために持ち帰った。
テングタケ科のキノコは袋状の深い壺があるので、科は分かりやすい。しかし、タマゴタケを除いた他の2種類のキノコは傘や茎の色合わせをしても確実には同定できなかった。キノコ図鑑5冊を見てもそうなのだ!
キノコは図鑑の記載を読み、絵合わせをしても同定ができない。
タマゴタケ
鶏卵状の深い壺から生まれる

ツルタケorコテングタケモドキ?

ドクツルタケorシロタマゴテングタケ?
採ってきたタマゴタケは夕食時に連れ合いが麻婆豆腐を作ったので、肉と唐辛子、ニンニクと一緒に炒めてもらった。娘はこれ何?っと云いながら食べていた。唐辛子やニンニクの味に負けてしまい、タマゴタケの旨味がまったく判らなかったのは残念だ!

日向山まで!  Till Mt.Hinata!

今朝、広沢寺温泉の無料駐車場から日向山まで歩いて来た。
歩いた距離はわずか5キロだったが、3時間ちっと掛かった。
始めは、日向山から梅ノ木尾根を通って大沢分岐・山神隧道・二の足林道と歩くつもりだったが、見城山辺りから、雨がポツポツ落ちてきて、日向山では土砂降りとなり、大釜弁財天の方に下りて戻ってきた。
往きは2時間、帰りは1時間だった。
歩いた軌跡
見城山への途中の尾根上の道にモミの葉がたくさん落ちていた。
こんな事をするのはモモンガ?ムササビ?それともリス?
7:53 モミの葉がたくさん落下している
7:58 やったね!テン糞だ!
日向山で休んでいると雨足が本格的になり始めた。傘は車に置いてきた。雨具は持っているが、、、ザックをカバーで覆い、地図を見て、スマホのジオグラフィカを見る。大釜弁財天の方に戻ることにする。
9:12 日向山山頂の祠
大釜弁財天を過ぎて、歩いていると道路上に幾つかのサルナシの実が落ちているところが2ヶ所にあった。
もう後は熟すのを待つだけの大きさである。
サルは早生食いなので、サルの仕業かも知れない。それとも早くも、テンやハクビシンが食べ始めた?
10:00 もう十分大きなサルナシ
二の足林道に出て間もなく、また、テン糞だ!
糞を見つけられると嬉しくなった。どうしてだ?
10:08 テン糞だ!

2019年7月23日火曜日

リクガメの世話をするIshさん!  Ich san who care for testudo/turtle!

今日は、高校生向けのチャレンジキャンパスで専門学校へ行った。
残念ながら、ぼくの担当の野生動物専攻希望の学生は一人もいなかった。学校からの帰り、大きなリクガメの世話をしている女子がいた。
ぼくが授業で教えている動物飼育専攻の2年生のIchさんだった。
声を掛け、スマホで写真を撮ろうとしたが、上手くシャターが下りない。すると、彼女がこうやると教えてくれる。
それで、彼女とリクガメを撮る。
学校の前でカメを散歩させているIchさん
授業で教室の机に向かって椅子に座っている彼女なんかとは比べ物にならないくらい溌溂としている。
本来なら、動物を前にしながら座学もすべきなんだ。
ぼくが見せてあげられる動物は、スライドか、骨しかない。
これからは頭骨でも毎回持っていくかな?

2019年7月21日日曜日

子どもが自然に接しやすいように! Make it easy for children to contact the nature in river and mountain!

昨日は、横浜市との間を流れる境川沿いの遊水地公園まで散歩した。
遊水地には何本ものガマの穂が出ている。
遊水地を囲うようにビオトープが作られ、野球場、サッカー場、テニスコートが作られている。
若い母親が小さな網を持ち小さな男と子と二人で、何かをすくっていた。二人が持っている網は水槽の金魚やメダカをすくうような小さなものだ。あれでは、無理だ!メダカやモツゴをすくい取ることさえ難しい。
きっと、このお母さんは子どもの頃、兄弟か男友達が近所の小川などで小魚すくいをやっているのを見ていたのだろう。
ビオトープの周りは柵が張り巡らされていて、入れないようになっている。しかし、深さは3、40センチだ。
大人がついていれば子どもでも水の中に入れることを認めたら良いのにっと思ってしまう。それは左側のガマの穂が出ている遊水地もそうだ。
この遊水地が完成する前は左側の水場でモツゴをたくさん釣ったが、10匹だけ持ち帰り、我家の水槽で飼ったことがあった。
画面の左はガマの穂がある遊水地、右の池で母子が網で何かを梳くっていた。
今では、ガマの穂がある遊水地(池)は進入禁止となっている。
行政や関係各官庁は、事故などを防ぐための策として進入(立入り)禁止にしていることは理解できる。
しかし、山や川や海などは誰もが自由に入れる場にして欲しい。
そうしなければ子どもの時に身に着く筈の自然の場の危険な状況の把握が大人になっても身に着かないことになってしまう。
さらに、子どもの頃培われる自然への興味や接し方への芽が摘み採られてしまって、自然への関わり方が歪んだ形になる。

2019年7月19日金曜日

これは何の花だ?  Wthat kinds of flowers are these?

17日に伊勢沢林道をゲートから音見沢橋まで歩いた。
林道上の数か所に小さな黄色い花がまとまって落ちている。
2ヶ所目のところで何の花だろうと興味をもった。
道路上を一面に埋めている小さく黄色の花
1個を拾って見た。ん?どこかで見たような花だ。上を見上げたが、どの木の花なのか分からない。
道路に落ちている花
これだけ見ても何の花か分からない。
歩いていて、林道の沢側にあるアカメガシワの花を見た。これだ!
アカメガシワの花が落ちていたんだ! 
一つだけ残ったアガメガシワの花!

2019年7月17日水曜日

 ぼくはバカだ!  I am stupid!

15日は二の足林道、昨日17日は伊勢沢林道を歩いて、気が付いた。
何とぼくはアホだ!バカだ!と云うことが今さらながら分かったのだ。
15日の二の足林道歩きで、テン糞などを見つけられなかったのは雨で流されてしまった?っと思ったのだ。
霧雨状の雨が降っている。
水沢橋から伊勢沢林道を音見沢橋まで歩くと、少なくとも2、3個
以上、多ければ10個を超えるテン糞を見つけられる。そのため、このルートではなるべく新しい糞を選んで拾ってくるのだ。
今回も6月14日以来の伊勢沢林道歩きなので、期待して歩いた。
伊勢沢林道唯一の水場
水場のところに来ても1個もテン糞を見つけられない。
この水場付近では必ずと云って良いほどテン糞があるのだが、、、。
タマアジサイが咲き始めていた。
雨が上がるが、、、。
木の葉が生い茂り暗い林道。
音見沢橋まで来ても1個もテン糞が見つからない。糞目(糞を探す目つき)になっているにも関わらずだ!ダメだ!
戻りながら、何故、テン糞が見つからないのか考えながら歩いた。
雨降りだと、チョウはもちろんのこと、小鳥もあまり飛び回らない。晴れの日なら、日差しを受けてチョウやトンボが舞い、トカゲやヘビが日なたぼっこをしているし、小鳥たちが鳴きながら飛び回っている。
しかし、雨の日の動物たちは雨を避けてじっと葉裏や岩陰や穴に潜んでいるんだ!
ぼくのように傘を差して歩き回る動物たちはいないのだ。
こんな事に今頃になってはっきり認識するなんて、ぼくはバカだ!

それにしても、動物たちはじっと潜んで雨が止み、晴れるのを待っているんだ。長雨が続いてどんなに腹が空いたことだろうか?

ヤマユリが咲いていた! Gold-banded lily has bloomed!

今朝、伊勢沢林道を歩いてきた。
目的はもちろん糞探しだ!結果はゼロ個だった。
ヤマユリLilium auratumが一つだけ咲いていた。来た甲斐があった!
他は、まだ蕾だった。
このヤマユリから真っ白なカサブランカを含む多くの園芸品種のユリがヨーロッパで作り出された。
ヤマユリとのハイブリッドのユリはどれもヤマユリのように匂いが濃い。

歩き始めはまだ小雨が降っていたが、帰路は雨が上がり、空は明るくなり気温が上がってきた。

2019年7月16日火曜日

夏はまだ!  Summer season has not yet come!

かなり梅雨が長引き、寒い感じさえする。庭のデンドロも長雨に当たり過ぎるので、雨の当たらない軒下に戻した。
連れ合いの友達が持ってきてくれた鉢植えのミニトマトの二株も、陽が当たらないので何だか元気がない。
農家も日照不足で農作物に影響が出てくることだろう。

昨日は、傘を差しながら二の足林道を歩いた。駐車場から歩いて山神隧道まで2ヶ所でテン糞を拾えるのだが、雨で流れてしまったのか今回は全く見つけられなかった。
ヤマユリが雨に打たれて垂れ下がる。
オカトラノオ
今回初めて気が付いた。花は花穂の先へ先へと移動して咲いていき、根本の方の先に咲いた花は花弁を落としもう種子(果実)をつけている。

動物たちの好物のケンポナシが果実をつけている。が、まだ果柄部は膨らんでいない。このケンポナシは木についている時はテンに食べられ、台風などにあって木から落ちた果実+果柄部はタヌキやアナグマに食べられる。ツキノワグマも食べるだろうが、よほどの大木にたくさんなっていないとクマにとっては効率が悪い。

クマと云えば、帰路クマ避けの鈴のカウベルをカランコロンと鳴らしながら登ってくる地元の女性に出逢った。「クマにご注意ください」と書かれた看板の横を通り過ぎて行った。

2019年7月15日月曜日

マムシグサの実を食べる動物!  Animal who eats the fruits of aroid/Jack in the pulpit!

マムシグサArisaema serratumは丹沢山麓の尾根沿い、沢沿い、斜面と至る所に見られる。スギなどの植林地やミズナラやシロダモが生える二次林地にも見られる。
クサイチゴやクワの実は甘いので人ばかりでなく動物たちも食べて、その種子を遠方に運ばれる。あるいは種子の大きなカヤの実も動物たちが食べて遠くに分散させられている。これら果実が動物たちによって食べられて種子分散されるのは理解できる。ぼくら人には全く美味しくないキブシの青い実は動物たちの冬の大事な食物である。
しかし、猛毒であるマムシグサを含むテンナンショウの仲間は、丹沢山麓のどこでもにどもある。あの毒々しい赤い実は誰によって運ばれていろんな場所に分散しているのか、、、。ぼくは見たことがなかったので、いつも疑問に思っていた。

今朝、広沢寺温泉の無料駐車場に車を置いて、傘を差して二の足林道を歩いた。
図1.このマムシグサの実を食べている〇を見た!

図2.ここの実も赤くなった実だけが食べられている。

図3.ここの実は派手に食べられているが、赤い実が一粒の子っている。

図4.赤くなっていない実は食べられていない。

図5.マムシグサの赤い実と種子
ん?サル?サルだったら、ここで休んで頬袋に容れたマムシグサの赤い実を頬袋から出したんだ。

マムシグサの赤い実だけを食べたのはヒヨドリだ!
図1の実の上にとまってヒヨドリが果実を啄んでいた。
そして、道沿いのマムシグサの実を見ると、実が赤くなっている粒は食べられているが、青い部分は食べられていない。ヒヨドリは赤くなった粒だけを選んで食べている。
もし、図5の部分だけを見たなら、ぼくはサルが休んで頬袋から出した痕だと考えただろう。しかし、これはヒヨドリが吐き戻したのだろうか?

15年前に丹沢実習で、マムシグサの実をふざけて噛んだ学生がいた。かれは終日に渡って口の中がチカチカと痛かったようだ。

2019年7月13日土曜日

拾ったテン糞の内容物はクワガタだった! The contents of marten's scats that I picked up were stagbeetles!

昨日の午前中はずーと小雨が降り注いでいた。
お昼から、知人夫妻がN.Y.から西海岸まで車でアメリカ横断の旅に出るので壮行会を行った。ぼくも含め皆飲む量が減った。
午後4時過ぎに皆を見送ると、外は陽が射し、午前中とは打って変わって気持ち良く晴れていた。ん?梅雨明け?っと思うほどだった!

その後、庭で10日の丹沢実習で拾った唯一のテン糞を洗った。
小哺乳類の骨が出てくることを期待したが、、、、、。
図1.テン糞
こんなに長いルート(GPS上では13キロちょっと)でも、尾根歩きを初めて最初の415ピークのところの倒木の上にあったテン糞をKog君が見つけて教えてくれた。
図2.歩いたルートとテン糞(〇)の位置
洗って茶漉しの残った内容物は、ミヤマクワガタ(恐らく)の♂を食べたものではないかと思われる様々な外骨格からなり、砂泥が0.5ミリメッシュの茶漉しに残った。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
大型甲虫(ミヤマクワガタ?)の外翅・内羽・触覚・肢・胸部外骨格・腹部外骨格、砂泥
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
今朝は相変わらずの曇天だ!
昨日は、アメリカ横断旅行に出かける夫妻から、スマホのラインの便利さを説明された。なる程と理解はできるが、、、、。
電車の中で、夢中になって画面を見、指先を動かしている人たちを見ていると「本でも読んだら!」っと思わざるを得ない。