「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2012年11月5日月曜日

テン糞から出てきたヒサカキやキブシ種子 Three kinds of seeds in marten scats.

テン糞から出てきた3種類の種子
11月1日に本間ノ頭の尾根を登る途中で見つけたテン糞②の中から
不明な種子がたくさんでてきたことは昨日アップした。
その種子がこれである。
まるで、小石のようだ。非常に小さい種子で、さまざまな形状をしている。
が、表面のざらつき模様はどれも同じだ。
このざらつき模様と形の不揃いさ、どこかで見たかな?
クリック拡大
下に、この見つけた3個のテン糞から、サルナシの種子、キブシの種子それとこの不明種子がそれぞれの糞に別々に入っていた。
 上:サルナシ種子、左下:キブシ種子、右下:不明種子
この不明種子は何の果実の種子だろうか?
っとここまでタイプしてきて、「あれー、何かやはりみたことがあるなぁー」
で、手持ちの種子標本の箱を調べた。
ヒサカキの種子だ。今年の1月のサル糞の中にサルナシの種子と一緒に入っていた。
鈴木庸夫他著「種子と果実」誠文堂新光社を見た。載っている!便利だねぇー。
 
3地点のテンはサルナシ、ヒサカキ、キブシの実をそれぞれ食べていたことになる。
ヒサカキの実やキブシの実を秋が始まったばかりの時季に食べているのが、
理解に苦しむ。
 

2012年11月4日日曜日

日大の花火  Fireworks of Nippon Univ.

今夕、TVのサザエさんが始まった6時過ぎから、外でドーン、ドーンと
花火の打ちあがる音がする。でも2、3分たってからドーンと響く。
隣駅にある日大生物資源学部がある校舎の大学祭のようだ。
見に行こうかどうするか戸惑うような花火と花火の間隔だ。
間がありすぎるのだ。
意を決して2階のベランダに行く。
花火が上がった!
急いでカメラを取りに行く。
隣の家の人たちも見ているようだ。話し声が聞こえる。
我が家は、花火キチガイの方かもしれない。
ぼくの日吉の動物行動学を聴講していた、慶應大SFC湘南藤沢キャンパスのShirokaze君は
「SFCの打ち上げ花火部」の部員なので、七夕祭の時は是非と云うことだったが、
あいにくの雨だった。それでもしかしたらと思って家族で出かけたのだった。
 
打ち上げ花火の大きな花と次に続くドーンという音で、
気持ちがすっきりする。
近くで見ると、光と音を全身に受ける。
今日のように遠くで見ていると、光の花が夜空に上がった後、
しばらくしてドーンとくる。
これも良い。ウィスキーのレモン割のグラスを片手に持って見ていた。

3個のテン糞の内容物の違い The diffrent contents of three marten's scats.

1日にゲットしてきた3個のテン糞を水洗いした、大きなアライグマ?糞は
まだ、水に浸けたままだ。
テン糞①標高450m(下のGPSのルート図の番号が発見地点)
登り出してすぐ岩の上にあった。柔らかいので、当日の朝のものであろう。
テン糞②標高740m
倒木がシカ柵を押し倒している鞍部の上部のコンクリートの上にあった。
種子が見える。 4、5日前のものか?
テン糞③標高870m
スギ林にシカ柵をくぐって間もなくスギ林の石の上にあった。
2、3日前のものだ。 枯れ落ちたスギの葉がついている。
①・②・③のテン糞があった地点。
①の糞の内容物はサルナシ種子とカマドウマの脚4欠片。
②の糞:不明な種子多数と小さな甲虫の脚1本、胸部外骨格の欠片
③の糞:キブシの種子果実1個分とトガリネズミ科のカワネズミかジネズミの毛多数と骨片、及び
カマドウマの脚3本分、産卵管1本、外骨格の欠片3個。
 
③のテン糞が一番標高が高いところにあったが。それ以上の尾根上では見つからなかった。
テンは秋になると標高が1000m以上のところには行かなくなるのか?
③の糞の中に早くもキブシの種子が見つかったが今年の秋は山の果実が少ないということなのか?
また、トガリネズミ科の動物が食べられているのを確認したのは初めてである。
②の糞の不明な種子や③の骨片など次回にアップします。
これまでは、同日に採集した糞には大抵同じ種子が混入しているのだが、今回は三個の糞とも別の種子が入っていた。別々の個体の糞であることは判る。しかし、サルナシは1000m以上の稜線近くにもある。動物たちにとってサルナシはこの時季の最高の御馳走であろう。サルナシの果実が少ないのではなく、他の果実も豊作だったということなのか?
 
 


2012年11月3日土曜日

陽が当たると開くリンドウ The gentian flower which open in sunshine.

1日(木)の山歩きでは、リンドウが咲いていた。
しかし、まだ朝日が当たらないところでは花は閉じたままであった。
しかし、陽が当たるところでは、開花している。
初春の花のキクザキイチゲやミヤマカタバミの白い花たちもそうだ。 
陽が当たり、温かくなるから開くのか?
あるいは、明暗というか明るさの強さ(照度)で開くのだろうか?
花の種類によってそれは異なるのだろうか?
ぼくは、照度で開くのではと思った。が、どうだろう?

富士山が見えた! Mt.Fuji!

 
昨朝、葛西の専門学校へ行くのに、
湘南台駅6時54分発横浜行の相鉄線の各駅停車の電車に乗ると、
隣駅のゆめが丘あたりで富士山がくっくり見えた。
我が家からも引っ越してきた35年前は富士山が見えた。
が、今では、ビルが立ち並んでいるので全くみえない。
富士山って美しく、穏やかで、落ち着いたたたずまいで、
晴れ晴れとする魅力的な山である。
この山容がぼくらにとって不思議な魅力を与えてくれているのだ。
70歳になったら、是非富士山に登ってみたい。
今はまだ遠くから眺めるだけの山にしておきたい。
 
昨日は、葛西の専門学校からまっすぐ西八王子に行った。
東西線と中央線を乗り継いで、約1時間40分であった。
タンザニアでお世話になった富田浩造さんのお見舞いである。
元タンザニア事務所長の平川潔さん夫婦やKさん、Yさんらもきた。
駅前のファミリーレストランに入ると、大きな富田さんが椅子に座っていた。
 
もっぱら話しをするのは富田さんで、大きくて甘いクリームを食べ
今度出たぼくの本の批評をする。以前と変わらない。
長くなると疲れるというので、集合写真を撮ってもらい、富田さんが立ち上がった。
2本の松葉杖をつき、そろそろと歩く。
病気の重さを知った。
癌が身体中の骨の21ヶ所にに転移しており、身体を動かす度に痛いようだ。
モルヒネで痛みを抑えていることを知った。

2012年11月2日金曜日

GPSの軌跡 The root of GPS

塩水橋・本間ノ頭・円山ノ頭から
GPSの軌跡です。行程9.6キロでしたが、足が痛くなりました。下りは辛い。
6:50 塩水橋付近に車を置いて出発
6:53 テン糞1だ これは別に。
7:14 登るY君
7:25 テッポウムシ(カミキリムシの幼虫)が幹に入っている。
7:32 リス食痕
7:33 テン糞2 これは別に。

7:50 倒木の鞍部 この倒木はこのシカ柵があらたに作られて間もなくのことだ。
     ここから急な登りになる。

8:32 主尾根着
8:47 青い看板の場所
9:21 登山路に出る
9:28 ゴムタケを見つける。
9:45 本間ノ頭着
10:15 鮮やかな紅葉が目に飛び込んだ。
10:43 円山木ノ頭で早めのお昼 
      食べていると、50代の女性登山者が丹沢方面からやってくる。単独行だ!
11:10 後片付けをして、さぁー出発だ。この道標の後ろを下る。 
11:24 草原のようなところにでる。 
11:45 この辺りからルートファインディングをするのが難しくなる。まだ、昼間だから、またガスってないから周り全体を見渡せるので一番高い尾根の部分を見つけて歩くことができる。 
11:48 アカモミタケ 3本見つけY君に食べてみることを勧める。
12:24 テン糞3 これは別に
12:41 ようやくシカ柵のゲートに着く。途中からシカ柵を潜り抜けて、シカ柵に沿って尾根を下る。枝打ちで落とされたスギの枝が散乱して歩きづらいがこれがショートカットのコースだ。
このシカ柵のゲートに通じる道を登っていくと、弁天杉だ。 
12:53 九十九折の経路を通って、河原にでて川を渡る。舗装道路にでる。 少し下って古い木の橋を渡ると堂平・塩水橋とつづく舗装道路だ。
13:00 アライグマ?糞 これは別に
13:12 塩水橋まで続く長道路から、今まで下ってきた尾根(左)と弁天杉を見る。ここから1時間半くらいかかって車を置いた塩水橋へ。 
14:55 塩水橋着
 
下りはいつも、これが正しいルートなのかどうかをいつも???と思いながら歩く。かってぼくが自分でつけた赤布があると安心する。いつも登りの時に赤布を付けたいが、下りで迷いやすい場所は、登っている時にはわからない。円山ノ頭からの下りは、3年ぶり?であった。

2012年11月1日木曜日

ゴムタケだ! Mysterious mushroom!

塩水橋・本間ノ頭・円山ノ頭より:

キノコ図鑑では知っていた。
見て、ゴムタケという名称がすぐ出てきた。
でも、始めてみたものなので、恐る恐る触ってみる。
本当にゴムのような感触だ。弾力性がある。

とてもキノコとは思えない。
何だか、あのジャガイモタケ(アップしたのはマムシグサの仲間の根茎)のことから、
ちょっと菌類の闇に入り込みそうになった。
これが、キノコ?でも図鑑でみたキノコなのだ。
押しても感触はゴムのようだ。
こころみに、根がどうなっているか持ち上げてみた。
なんと簡単に地面からとれた。
取った跡は左下の窪みである。
根の方というか土に埋まって部分はまるで、釜の底のような半円錐状態で、
土がついている。この土に埋まっていた釜底部分も弾力性がある。 
で、両手で千切ってみたというか、裂いてみた。
エ?っと驚く状態だ。ゼリー状なのだ。
 引き裂いた根?の部分を裂いた中身は堅めのゼリー状となっている。
元の状態のままに埋め戻しておいた。
 
で、キノコ図鑑を見た。食べられるのだ。珍味のようだ。
まさか、食べられるキノコとは思ってもみなかった。
どんな味なのか判らずじまいだ。残念!
でも、これを食べるには、少々勇気がいるかもしれない。
 
 


塩水橋・本間ノ頭・円山ノ頭

今日は、朝4時半に起きて海苔弁を作り、Y君とともに丹沢へ行ってきた。
丹沢山からの北東に伸びる主尾根は寒風が吹きすさび、汗をかいて塩水橋から登ってきたのに、
身体が冷えるので、防風のためにヤッケを着た。寒かった。
 
塩水橋から直接、本間ノ頭に登り、そこから登山路を歩いて
円山ノ頭まで歩いて、そこから円山ノ頭からの尾根を下る。
前もって地図を頭に入れておいたが、やはり下りは迷いそうになる。
無事、川を渡って舗装道路について塩水橋まで下る。
 
今日の歩いたコースである。全行程12、3キロ歩いたと思ったが、がっかり!
9.6キロだ。
10キロ以下なのに、舗装道路を下るのは膝が痛く、辛かった。
しかし、3時半には帰宅できたし、なによりもイワシャジンやキキョウを見たことである。
もちろん、糞採集もできたし、珍しいキノコも見つけた。
 
 風が強いので、離れて何枚も撮る。
Y君が大きな株を見つける。
これも何回もシャッターを押したうちの一つだ。 
左足首をかばって歩いたので、足腰が疲れた。
さぁー、風呂に入って、身体を温めよう。
 
 
 

2012年10月31日水曜日

乾燥ヤモリを見つけた! Found a dried gecko!

先日、連れ合いが庭の草むしりをしているとき、居間から庭へ下りられる引き戸のレールの上に
干乾びたヤモリを見つけた。
どうも状況から判断すると、網戸が締められた時に運悪く格子の間に挟まれたまま、絶命し
そのまま乾燥しミイラ状になったのだ。
 
このヤモリ君には悪いが、せめて骨だけでも取り出してヤモリという爬虫類の脚や背骨を
しっかり見ておきたいし、骨標本として残しておきたい。
今、食べたサンマの骨だけ残して、洗い乾かしている。
 
こうすることで、哺乳類、鳥類、爬虫類、魚類の骨を取り揃えることができる。
もっとも、鳥は一種類、爬虫類はアオダイショウとこのヤモリ、魚はサンマの一種類、
まだ、両生類がない。今年はとうとうカエルの死体を見つけられなかった。
 
さて、この乾燥ヤモリはどうやって骨にしようか?
水に浸けて腐らす?
 
ウラギンシジミの様子です。 
 
これで、糞の中に、哺乳類以外の骨が入っていた場合、魚を食べたのか
鳥か爬虫類か骨で判るかな?

2012年10月29日月曜日

ウラギンシジミ   A butterfly!

連れ合いが、庭に転がっているプラ鉢や雑草のように蔓延っているタイワンホトトギスやカタバミなどを引き抜いて整理していた。
居間の庭に面する窓をたたき、ぼくを呼んでいる。
何かをまた見つけたようだ。先ほどは鉢のゼラニュウムを整理していたら、
コガネムシの幼虫がたくさん出て来ていたのを見させられた。
 
今度は何か?とカメラをもって庭に出る。
アジサイにチョウがついて動かないと云う。
見ると、シジミチョウよりも一回りも大きなチョウだ。
この成虫のままで越冬するのかな?
しかし,木の幹に捕まらないと葉は地面に落ちてしまう。
子どもの頃は物置の壁に成虫のまま停まっているタテハチョウの仲間や、
あるいは、サナギとなってとまっているモンシロチョウを見つけたものだ。
当時の北海道釧路の冬の気温は零下20度以下になったので、チョウも冷たい風が
当たらない小屋の中に入って寒さを凌いでいるのが子供心に解った。
 
シジミチョウの仲間より大きいが、シジミチョウの仲間に近いかな?っと思って図鑑をめくった。
すぐ出てきた。ウラギンシジミという温かいところにいるチョウで、花の蜜を吸うよりも、
ウンチとか汗も吸いにくるようだ。
 
しかし、このチョウ今朝も一昨日と同じところにぶら下がっている。昨夜は雨も降ったのだ。
この冷たい気温なのだからもう飛ぶことはできない。どうしたものか2、3日様子をみよう。
このままアジサイの葉と地面に落ちてしまうことは確実だ。
それとも温かくなる日中に飛んで、どこか良い越冬場所を見つけるかな?