4月16日の「野生生物探検隊」の集まりでtake隊員からホオジロの死体と
テン糞をプレゼントされた。
昨日、水洗いして乾かしていた内容物が明らかになった。
大半が小哺乳類の毛であり、砂礫と骨片だった。
植物質のものは含まれていなかった。
砂礫から骨片を拾い出して方眼紙に置いた。
それぞれの骨片がどの部分のものなのか?
上の細長いものはおそらく肋骨の一部だ。
ネズミ科かトガリネズミ目の動物の骨片であると思ったが、
中央左側にあるような幅5ミリもあってしかも1、2ミリの厚さをもつ骨は
上記の野生の動物群にはいない。
いるとしたら、クマネズミかドブネズミだあるいはアズマモグラのものだ。
で、ドブネズミとアズマモグラの骨と見比べた。
5ミリくらいある骨片はモグラの上腕骨の一部かな?
毛は15ミリ以下のもので、灰色だ。
そうすると、モグラではない。ドブネズミの骨盤かな?
毛で同定できれば良いのだが、今のところお手上げだ。
骨でもはっきりどこの部分の骨片とわかるものでないと、種を同定できない。
あー、まだまだだ!
このような部分でも古生物の研究者や化石人類を発掘している研究者は、
骨の一部の化石で推定・同定している。
すごいとしか言いようがない。
今のぼくにとっては歯が一本でも混じっていればもっともっと絞り込むことができるのだが、、。