昨日、専門学校で、野生動物保護専攻2年のAsaumi君から
下の骨片をお年玉としてプレゼントされた。
暮れの渡良瀬遊水地の葦原で見つけ、拾い集めてきたとのことだ。
何の骨でしょう?
昨日はそのまま水に浸け、さきほど慶応から戻り、コーヒーを飲んでから水洗いしたのを撮った。
エ?これは歯かな?と昨日プレゼントされた時に思ったものだ。
しかし、これは歯ではないことがすぐ分かった。
歯のような白い骨を上の写真の右横から見た状態が下のものである。
歯のような白いものと骨が一体になっている。
分離していれば歯だが、そうなっていない。しかも、中は空洞だ!
何だかプラスチック見たいだ。
上から2枚目の写真裏から撮ったものだ。
プラスチックではなく、骨だと判る。
哺乳類の骨ではなく、鳥類の骨だ!と結論づけたが、トリのどこの部分の骨だろうか?
羽根?脚?頭?首?胸?腰?
左手にもってアップした骨は鳥のどこの部分のものでしょうか?
メジロの骨格標本があるが、このAsaumi君が渡良瀬遊水地の葦原で見つけてきた骨はどの部分のものだろう?
アオサギのような大きな鳥の骨のように思われます。
どなたか教えてください。
2 件のコメント:
はじめまして、初めてコメントさせていただきます。
いつもブログを楽しく拝見致しております、骨格標本を作るのが好きな大学生です。
画像の歯ですが、パッと見た感じでは哺乳類の臼歯のようにも見え、びっくりしますね
ですが、これはコイの咽頭歯ではないかと思われます。
それ以外の骨も、魚の頭部周り、特に一枚目の画像の左端の骨は、疑鎖骨(カマの骨)のように見えますが如何でしょうか。
咽頭歯につきましては、参考となるURLが御座います
http://park19.wakwak.com/~carpist/labo/inntousi/inntousi.htm
ほねやさんへ
コメントありがとう。
コイの咽頭歯とのこと。
さっそく、紹介してくれたURLを見ました。
まったく、同じものがあります。
感謝感激です。
「歯の比較解剖学」後藤、大泰司編、医歯薬出版株式会社の72ページにも載ってました。
イタチか鳥がコイを食べ残した痕だったんですね。
いやー、トリ(メジロ)の骨格のどこにもそれらしいものが見られないからもっと大きなトリだと見られるのかな?なんて思っていたので、コイの咽頭歯だと知って驚きです。
コイ科の他の魚でも見られるようなのでモツゴで見てみたい。小さいから良く分からないかな?
ありがとう。これからも宜しくね!
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