坂尻・登山道の続き:
やまぼうしさんのお友達のお家のすぐ裏のヤブツバキの木に何者かのツメ痕があった。
左上から右下に流れる爪痕が二つ見られる。3条の巾は、2,5センチから3センチだ。
これは、前足の爪痕だと考えられる。
頭を上にして、尾を下にして前足の爪で幹を抑えながら下ってきたものだろう。
頭を上にして、尾を下にして前足の爪で幹を抑えながら下ってきたものだろう。
2006年5月にハクビシンの轢死体を津久井郡の道路上で見つけた。
その時の前足を撮っている。上の爪痕は第二指、第三指、第四指の爪の痕だとすると、二指と四指間の爪は2センチあまりの開きがある。
テンはもっと巾が狭いだろうし、体重が軽いので、滑り下りたとしても樹皮に深い傷痕はできないだろう。そんな訳でハクビシンの爪痕と考えた。
なお、この木の幹にはイノシシが身体を擦った痕があった。
どうも、イノシシは何度もこの幹を利用して身体を擦っているようだ。
もしかしたら、クマも背中を擦りにきているかな?
何だか、この家の離れにでも泊まって一夜を明かしてみたくなった。
野生動物は人家から離れた山の中よりも人里近くの方が棲みやすいのだろうか?
昨日の鈴木庸夫さんのHP(フィールド日記)に
k-ta隊員が清川村で撮ったリスの可愛い動画が載ってます。
5 件のコメント:
不思議な地震が二度続いた!
家全体が、震動を受けてガサガサと音がした。
揺れらしい揺れはちょっとだけだ。
上下に激しく揺れたかんじ。
この家の裏庭にはよくハクビシンが来ているそうです。
k-ta隊員のリス、とっても可愛いですね!
私もこの子にこっそり出会ってみたいです。
あの家の横にはキツネやタヌキの足跡もあったので、2、3軒の離れがあったので、天井裏にはハクビシンが、床下にはキツネやタヌキが棲んでいるかもしれません。
自動撮影機をセットすると、思わぬ動物が見られるかな?
雪が融けて温かくなったら、糞や食痕などのフィールドサインを探してみたいですね。
ほんとうにk-ta隊員のリスの動作はとても可愛いです。
k-ta隊員のニホンリス、毎日同じ場所でエサを食べているはずですよ。
そうでなければすぐ逃げてしまい、姿を現しません。
いま、ここしかないぐらいのえさ場なのでしょう。
隊長、ハクビシンの爪痕、後足ってことないでしょうか?
ネコのように尻を下にして滑り降りる写真を見たことがなく、どれもリスのように頭から降りるのばかりです。
少し前も、2m以上あるコンクリートの垂直な壁をあるくように頭から降りているのを目撃しています。
take隊員へ
今、ここしかないぐらいの餌場!
まったくそうですね。
興味深いのは枯れ葉の中に頭を突っ込んで種子を探して、もぐもぐ食べる。この種子の探し方は、視覚ではなくてヒゲによる触覚?
ヤブツバキのハクビシンの爪痕。
前足か後ろ足か、リスのように頭を下にして降りられるか!
そのくらい機敏でなければ樹上の果実や花をとれないか!
いやー、take隊員のこの指摘は頭を殴られたような思いです。ダメですねぇー。ネコくらいの大きさだから、ネコの行動しか考えなかった。
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