「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2022年6月5日日曜日

歩くのが遅い! Walking speed is too slow!

 山ノ神隧道からの交差点で一息ついて、再び歩き出す。登りが続き岩場があり、そこを越えて右側にヤマツツジがまだ咲いていた(図1)。すごく赤い花だ。これから少し広めのざらついた尾根道を登ると見晴広場Bという場所に着く(図2)。

図1.8:17 随分赤く見えるヤマツツジ

図2.8:35 見晴らし広場Bに着く
見晴広場Bからはなだらかな稜線上を歩く、667ピークで以前休んだこともあったが、快晴だと思っていたら、時々曇る。ジシバリだ(図3)。この道からは正面に大山山頂を望むのだが、木の葉が繁茂して見えにくい。しゃがんで大山を撮ったが、ガスっている(図3)。
図2.8:46 ジシバリ
図3.8:48 大山山頂がガスっている
左側に古いシカ柵があるところを登って少しくだるとマルバダケブキの群落だ(図4)。この辺りは黄色い花を咲かせるマルバダケブキが多い。さらに、まだ実が青いメギがあった(図5)。ヒメウツギもまだ咲いている(図6)。ゆるやかな下りになり、右側に湿った広場がある鞍部となり、再び少し登ると以前あった東屋跡に着く(図7)。どうして、ここの東屋を取り払ったのか今もって不思議に思う。ここの東屋では必ず休み、お湯を沸かしたりしたものだ。同じように唐沢峠にあった東屋も4年?前に取り払われてしまった。山を歩く者としては屋根付きの東屋は雨の日の休みの場所であり、着替えや食事の場所である。修理ができなくても無理して人手をかけて取り払わなくても良いと思う。朽ちたら朽ちたなりに利用できる。登山者もそれなりに修理する。
図4.8:55 マルバダケブキ

図5.9:04 メギの青い実
図6.9:04 ヒメウツギ
図7.9:22 東屋跡
東屋跡を過ぎて、これからザイルが付いている急な尾根を登る。その場を前にしてストックを短くしてザックに取り付ける。ついでに水とポカリを飲む。靴紐を結び直す。完璧だ!手を着いたり、岩を抑えたり、木の根を持ったりしながらスムーズに大沢分岐に辿り着く。そこで左手にカメラを持って自分に向けて親指でシャターを押す(図8)。にこやかに笑った筈だが、そう写っていない。バテテいるのだ。
図8.9:47 大沢分岐着
大沢分岐から40分くらい歩いた休み台がある場所でブランチとする。お湯を沸かしインスタントラーメンを半分に割り入れる。それとイクラのオニギリ1個だ。少し強い風があり、ガスの火が飛ばされる。ここで30分くらいも休んだろうか?しばらく歩いていると!タヌキ糞だ(図10)!久しぶりに自分で見つけた糞だ!まだ新しい。拾う。
図9.10:38 ここでブランチ
図10. 11:31 タヌキため糞
キブシ果肉・種子、ムカデ脚・外皮、昆虫外骨格・脚・内翅、ネズミ毛、腐葉細片、砂泥

日向薬師へ登る鞍部の分かれ道(図11)に着き、ちょっと気持ちが揺らぐが真っすぐ日向山へ登る(図12)。山頂の写真を撮って下っていくと話し声が聞こえてくる。40代の女子二人のパーティである。互いにコンニチワ!っと挨拶を交わす。彼女らは暑い暑いと云っている。彼らの歩き方を見て、ぼくも早く歩くことにする。足を交互に出す回転数がぼくはかなり遅くなっている。登りは一歩一歩ヨイショと身体を持ち上げ、下りはゆっくり一歩一歩足元を確かめながら足を下す。膝が痛くならないようにという歩き方がゆっくりと歩くことになっていき、歩くスピードが遅くなっているのだ。
大沢林道に着いた時は、もう歩きたくないと思うほどだ。日向山からの下りで女子二人に会ってからペースを上げて降りてきた。膝は大丈夫だ!大丈夫だ!っと膝に力を込めて急いだ。
図11. 12:06 日向山への鞍部
図12. 12:36 日向山
図13. 12:52 見城山との鞍部
図14. 12:59 大沢林道着
ぼくは、このルートを朝6時半に車から離れて、再び戻って来たのは13時半頃だ。11.2キロを実に7時間かけて歩いたことになる。恐らく50代前後の者なら5時間もかからずに歩けるだろう。
図15. 歩いたルート

2022年6月4日土曜日

登りが続く! The climb goes on! 

 車から二の足林道を歩き始めて大沢林道のゲートを通りすぎるとミヤマカワトンボが4,5匹もまるでハンミョウのようにぼくの歩く先にいて飛び立つ。こんなにミヤマカワトンボを見たのは初めてだ。さらにイトトンボ科かアオイトトンボ科は定かではないが、いくつもフワフワと飛び上がる。温かい日差しの中を羽化したばかりなのか飛び回る。ようやく停まった個体を撮った(図1)。さらに少し太めさの弱々しいサナエトンボ科のトンボが飛び立ち停まる(図2)。何だか初夏のトンボマニアにとっては願ってもないチャンスだろう。が、ぼくはトンボを同定することができない。

図1.イトトンボ科orアオイトトンボ科
図2.サナエトンボ科
新大平橋を渡って間もなくの山側斜面に赤い実が見える。ニガイチゴだ(図3)!もちろんぼくはヤブを少し掻き分けて入り、4,5個摘んで食べる。旨い! 石切り場の碑がある所にやってくる(図4)。っと!ん?見慣れないナス科の大きな花だ!草姿からホウヅキ?っと思った。ネット検索したら、ホウヅキだ!でもどうしてこんな道沿いに?
図3.ニガイチゴの甘い実
図4.石切り場の碑
図5.ナス科の大きな花 ホオズキ
ゲートを過ぎて、登り口を見つけ(図6)、すぐ林道の左側の尾根に入る。この日も視線はまっすぐ前を見て歩く。ウグイスの声がずーと響き渡る。ぼくは普段は補聴器をしないが、山歩きの時は補聴器を付けてないと楽しみが半減する。このコロナ禍が3年も続いたせいか困ったことに補聴器を買った近くの店が閉まってしまった。
山道に入って、登りが続き、汗が出てきたので、帽子を取り、腕をまくり、上の二つのボタンを外す、それでも汗が鼻先やアゴから落ちる。こんなに汗を鼻先から落ちるのは久しぶりだ。気持ちが良い!
図6.7:10 尾根への登り口
アオバトのワァーオー、アァーオと鳴く声がすぐ真上で聞こえる。が、見上げてもアオバトは見当たらず。どうもこのアオバトはぼくを追いかけているのかな?っと思うくらいアオバトの少し気味が悪い声が森に響く。ようやく鐘ヶ嶽から鞍部となる山ノ神隧道の上を渡ってくる分岐点にきた(図7)。汗だくで、ここでスポーツドリンクと水を飲む。
図7.7:49 ようやくここに着いた


2022年6月3日金曜日

クチナシの花  The flower of gardenia

 昨日の山歩きでまだ脹脛が張っている。だから、午前中に散歩をした。恐らく、散歩することでこの張りも治るだろうと思ったからだ。歩き始めて間もなく南側に面している庭から白いクチナシの花が咲き誇っているのが見えた。しかし、風は南からだ。香りが漂ってこないのだ。背伸びしてスマホで撮ったのが図1の写真だ。

このクチナシの白い花弁の厚みと黄色の柱頭部分の感じが、東南アジアやアフリカで植えられているプルメリアの花に似ている。マハレの家の前にはトングエ族のカティンキラが植えてくれた。それは、その肉厚のピンク色の花と香りが似ている。

図1.クチナシ
調べたら、プルメリアもキョウチクトウも同じリンドウ目だが、プルメリアはキョウチクトウ科であるが、クチナシはアカネ科だ。温暖化が進むとそのうちにプルメリアを庭に植えるようになるのかもしれない。

2022年6月2日木曜日

歩き疲れた! I’m tired of walking!

今日は、5時半に家を出て広沢寺温泉無料駐車場に車を置き、二の足林道を歩いて、ゲートを過ぎて間もなく、左側の尾根に入り、弁天御髪尾根ルートを歩いて大沢分岐に至り、そこから梅の木尾根を下って、日向山を過ぎてから見城山の鞍部で大沢林道に降りて戻ってきた(図2)。図1のミヤマカワトンボは二の足林道でたくさん見た。
GPS上の歩いた距離は11.2キロを7時間かけて歩いたことになる。最後の大沢林道歩きはイヤになった。
図1.ミヤマカワトンボ 
図2.歩いたルート

2022年5月31日火曜日

この花の名前は?  What is this flower's name?

先日、娘と見城山・大釜弁財天・広沢寺温泉無料駐車場のルートを歩いた時に、大沢林道のゲートを過ぎてまもなく真っ白の園芸品種のような花が咲いていた(図1)。ニンジンのような葉をしている。どなたか御存知ですか!
図1.ニンジンの葉のような真っ白のキクザキの花
先ほど、いつもの5千歩コースを散歩しているとクチナシの花の香りが漂ってきた。香り源を確かめに行かなかったが、早くもクチナシが咲き始めているのだ。我が家の庭が広ければ欲しい木の一つだ。

2022年5月29日日曜日

庭のホタルブクロが咲き始めた!   Campanulas have started to bloom in the back yard!

今日は、朝から快晴だ。庭のホタルブクロが咲き始めた。昨日は縦横無尽に伸びたスイカズラの枝を切り落とし、丸坊主状態にした。こうすることで、狭い庭にも陽が当たり、庭の下草や吊り下げられているデンドロやカトレアが生き生きしてくる。
今日は、暑くなるという予報だ。暑くなるのは嬉しい!



 

タヌキの骨肉腫  Osteosarcoma in racoon dog

千葉市緑区の大百池公園で、TG氏が運んできたプランターの中のタヌキの骨を取り出した。道路沿いで見つけた死骸だから、当然どこかの骨が骨折した痕があると思っていた。頭骨は全く損傷がなかった。じゃー、下肢の骨が折れているかな?っと思ったが、下肢の骨も骨折箇所がなかった。もちろん、脊椎骨や骨盤もまったく問題が無かった(図1)。
しかし、肋骨に問題があった。6本以上の肋骨が骨肉腫に侵されていた(図2)。ぼくは病気の事はよく分らないが、6本以上の肋骨が癌細胞に侵されているということは、癌が転移して他の臓器を侵していた可能性が高い。
となると、このタヌキは交通事故死ではなく病死したのではないだろうか?
図1.タヌキの肩甲骨、上腕骨、尺骨・橈骨
下欄:骨盤(寛骨・仙骨)、大腿骨、脛骨・腓骨
図2.タヌキの肋骨 右半分の6本が腫瘍で膨らんでいる
しかし、肋骨が1本だけでなく少なくとも6本以上が骨肉腫で大きく膨らんでいる。しかも、肋骨は脆く折れやすくなっている。このタヌキ嬢はそうとう苦しんで生きていたのだろう。気の毒に、、、。

2022年5月28日土曜日

TGが拾ったタヌキ  The racoon dog which Mr.TG picket up.

一昨日、千葉市緑区の大百池公園(オオドイケ)の林地でTGとプランターの中のタヌキの骨を取り出し、プラ容器に容れて持ち帰ってきた。昨日は午前中雨だったので、雨が上がって晴天になった午後から、庭の水道栓で洗った。洗う前に紛失しないように前もって切歯や前臼歯、犬歯を取り除いていたのだ、、、、が、上顎の左第三切歯を失くしてしまった。TGがこのタヌキを道路沿いで見つけた時は尻の方が潰れていたと云っていた。彼の言葉通り頭骨は全く外傷の痕がない。タヌキなどの轢死の場合はたいてい車に頭を轢かれるので頭骨は三次元のジグソーパズルを組み立てることになるのだ。しかし、この子の頭骨はまったく綺麗だ!
まだ、上下肢や脊椎骨、骨盤は乾かしているので見てないが、きっと下肢か骨盤、腰椎部分に骨折した痕があるだろう。
プランターの土の中に埋められていたので、頭骨が土食色になっている。しかし、肉が腐った臭いは全くない。これが水の中で腐らせると白くなった骨となる。しかし、水の中に容れて白い骨を得ることができても肉が腐食した臭いが抜けないので、骨を洗った後、再び何度も水を取り換えながら臭いを取らなくてはならない。
図1.頭骨上面から

図2.左:下顎骨上面から 右:頭骨下面から

図3.左側面から
このタヌキの頭骨、ぼくが持っている神奈川県内で拾ったタヌキのものと少し違っている。それは、図1に見られるように鼻骨の前頭骨に接する部分が左右の後眼窩突起の先端を結ぶ線近くまで伸びている。他はそのもっともっと手前である。また、後眼窩突起の鋭角に細く尖るのではなくまるでキツネの様に鈍角だ。また、左右の前頭骨の縫合線が不明でしっかり癒合合体している。更に、図2から頸椎がつく大孔が楕円ではなく丸いのだ。これらは個体差なのか地域差なのか不明だ。でも、なんともオモシロイ!

2022年5月27日金曜日

大百池公園で!   In Oodoike park!

昨日は、千葉市の友人TGのところに遊びに行った。11時に京成線の学園前駅で待ち合せた。TGは自転車の荷台にプランターを乗せていた。そのプランターにはタヌキの死骸が骨となっているのだ。そのタヌキは2020年12月12日にTGが拾ってきたのをブログでアップした。
大百池公園のトイレや水飲み場がある林地でプランタから骨を取り出した。死骸の上にかけた土は前もって取り除いてあるので、彼が用意してくれた十能など使わずに素手で骨を取り出すことができた。一年半近くタヌキの死骸はプランターの土の中で腐り、骨だけを残してくれていた。コロナ禍が無ければ昨年の今頃骨を取り出す予定であった。しかし、丸一年半も土の中に埋められていたので、死骸の腐肉の状態もなく、骨と毛以外は全て土壌中に含まれる細菌によって分解されてイヤな臭いは全く無かった。
作業は20分くらいで終わり、土まみれになった手をトイレの洗面所で洗い、TGは軽くなったプランターを自転車の荷台に乗せて、この大百池公園を一回り案内してくれた。
図1.大百池 ぼくらは右の方の岡の林の中で作業した
スーパーに寄って買い物し、彼のマンションの家へ、8階なので富士山も見えると云う。しかし、あいにくの曇り空。彼は居酒屋TG亭の主となり、先ず、ビール、そしてぼくは彼が買っておいてくれたバランタインを飲み、TGの酢の物やジャガイモ、玉ネギ、ニンニク、ベーコン、チーズのビストロ(早く)料理やスーパーで買ってきた物を口にする。
すぐ15時半になり、家を出る。玄関先にあった鮮やかな緑のツタを貰って、電車に乗る。ザックにはタヌキの頭骨や骨が入ったプラ容器、そして貰ってきたバランタインとツタが入っている。今朝、見たらバランタインを一人で3分の1くらい空けたようだ。だから、今朝4時半までぐっすり眠れたのだ!
 

2022年5月26日木曜日

奥野林道、続き Okuno forest road, continued   

  • 奥野林道歩きの続きである。
  • まだ、ヤマツヅジが咲いていた(図1)。バラ科だがウツギと名がつくコゴメウツギ(図2)、白とピンクのニシキウツギ?(図3)、それとマルバウツギ(図4)、ヤマユリが伸びている(図5)、これもウツギとつくミツバウツギ科のミツバウツギ(図6)、そしてまだ開花していないユリノキ(図7)とウツギ(図8)。
図1.ヤマツツジ
図2.コゴメウツギ
図3.ニシキウツギorハコネウツギ
図4.マルバウツギ
図5.ヤマユリ
図6.ミツバウツギ
図7.ユリノキ
図8.ウツギ
シラキはトウダイグサ科で独特の白い汁がでる。シラキの新芽についたシラキメタマフシ、果実のようだが中に一匹シラキメタマバエの幼虫が入っている。
図8.シラキ
おー、久しぶりにオトシブミを見たかな?
図9.オトシブミ
このイトトンボの仲間、どうもオオアオイトトンボのようだが、、、、。
図10.オオアオイトトンボ?
おー、懐かしいニセアカシアだ!ぼくが箱根・湯河原でサルの追っていた頃、この時季にサルを探すのは、ニセアカシアが咲いている沢沿いだ。サルたちは、クークーと満足気な音声を出してこのニセアカシアの花を食べる。東丹沢ではニセアカシアが沢一面に咲いているような場所はないが、箱根・湯河原では藤木川の支流沿いや新崎川沿いにニセアカシアの10本くらいまとまって生えている処があった。
ニセアカシアは春は花がサルに食べられ、冬は樹皮がサルに食べられる。沢沿いの斜面に生育する植物でもう一つサルの好きな木がある。ヤマグワは春は新芽や果実が食べられ、冬は樹皮が食べられた。特に、ヤマグアの実はぼくも狙っていた。
ジャケツイバラもマメ科で枝にニセアカシアと同じようにトゲがあるのに、ジャケツイバラの花は黄色で目立つのにサルは近寄らない。
図11.ニセアカシア(ハリエンジュ)