- 奥野林道歩きの続きである。
- まだ、ヤマツヅジが咲いていた(図1)。バラ科だがウツギと名がつくコゴメウツギ(図2)、白とピンクのニシキウツギ?(図3)、それとマルバウツギ(図4)、ヤマユリが伸びている(図5)、これもウツギとつくミツバウツギ科のミツバウツギ(図6)、そしてまだ開花していないユリノキ(図7)とウツギ(図8)。
図1.ヤマツツジ
図2.コゴメウツギ
図3.ニシキウツギorハコネウツギ
図4.マルバウツギ
図5.ヤマユリ
図6.ミツバウツギ
図7.ユリノキ
図8.ウツギ
シラキはトウダイグサ科で独特の白い汁がでる。シラキの新芽についたシラキメタマフシ、果実のようだが中に一匹シラキメタマバエの幼虫が入っている。図8.シラキ
おー、久しぶりにオトシブミを見たかな?図9.オトシブミ
このイトトンボの仲間、どうもオオアオイトトンボのようだが、、、、。
図10.オオアオイトトンボ?
おー、懐かしいニセアカシアだ!ぼくが箱根・湯河原でサルの追っていた頃、この時季にサルを探すのは、ニセアカシアが咲いている沢沿いだ。サルたちは、クークーと満足気な音声を出してこのニセアカシアの花を食べる。東丹沢ではニセアカシアが沢一面に咲いているような場所はないが、箱根・湯河原では藤木川の支流沿いや新崎川沿いにニセアカシアの10本くらいまとまって生えている処があった。
ニセアカシアは春は花がサルに食べられ、冬は樹皮がサルに食べられる。沢沿いの斜面に生育する植物でもう一つサルの好きな木がある。ヤマグワは春は新芽や果実が食べられ、冬は樹皮が食べられた。特に、ヤマグアの実はぼくも狙っていた。
ジャケツイバラもマメ科で枝にニセアカシアと同じようにトゲがあるのに、ジャケツイバラの花は黄色で目立つのにサルは近寄らない。
図11.ニセアカシア(ハリエンジュ)
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