轢死したまだ若いアライグマの胸椎を並べた。頸椎、腰椎はすでに整理している。しかし、どの動物も個数が多い胸椎だけはそのままになっている。しかも小さな椎骨なので骨の洗浄時に洗い流している可能性もある。それで2日掛けて胸椎をボンドで繋いだ(図1,2)。13個の胸椎だ。若いので椎間板部分の軟骨が剥がれ落ちている。
図1.右背側からのアライグマProcyon lotorの13個の胸椎
図2.腹側からのアライグマの胸椎
肋骨も並べた。13対ではなくて12対と2本が欠損していた(図3)。エ?ということは本来ならば14対あるのだ。各胸椎に1対だから、胸椎は13個ではなくて、14個ある筈だ。
図3.アライグマProcyon lotorの12組みと2本の肋骨
赤線の部分は欠損して肋骨を示す
頸椎は7個でこれは間違いようもない。腰椎は7個であると20230314にキツネ、タヌキ、ハクビシンの腰椎と並べてアップしている(図4)。このアライグマの腰椎を改めて確かめると、第一腰椎としていたものが第14胸椎だったのだ(図5)。図4.左からキツネVulpes vulpes、タヌキNycterutes procyonoides、アライグマProcyon lotor、ハクビシンPaguma larvataの腰椎
何故ならば、第一腰椎と思っていた左端の椎骨に後肋骨窩↑があるからだ。この椎骨は第14胸椎だと判った。間違えたのは横突起が晒骨の途中で欠けてしまったと思ったからだ。図5.Procyon lotorの右端の椎骨には後肋骨窩↑と横突起↓
ネットで検索したら、アライグマの胸椎数は13個のようだ。
ぼくよりちょっと上の世代の久米宏さんが逝った。肺がんとは、さぞかし胸が痛かっただろう。でももうその苦しさも無い。



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