「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2017年7月16日日曜日

登山靴ずぶ濡れ   My climbing shoes that were soaking wet.

ー13日の雷平・登山道の続きー
暗いスギ林の中の道は沢沿いに踏み分け道が不明瞭だがついていた。登ってきたスギ林を振り返る。昨日アップした写真もそうだが、写真が全てモヤがかかったように白っぽくはっきりしないのはガスっているせいかな?
8時46分、この扉の無いゲートを潜ると、尾根の沿ったはっきりした道がついている。
9時25分、殆んど尾根に沿って直登してきた道を振り返る。
そして、登っていく道を見上げる。
10時4分、スギ林が過ぎて、見通しが良くなっても喜べない。ノバラやアザミの棘が痛いので、ストックでそれらを押さえて登る。ハナヒリノキだ!カメラをザックから取り出て撮り、首に下げる。
10時14分、崩壊地だ。雨が尾根に沿った道を流れるために作られたものだろう。ここから下を見ると晴れていると気持ちが良いのに、湿った空気が重く感じる。本間ノ頭方面には雲が架かっている。とうとう晴れてはくれない。
下の方は靄が架かっている。晴れていると、下界を見ながら休みたくなるのだが、、、、
10時55分、森林限界になって、ササ原に出るが、雲海の中で霧雨状態の重苦しい空気だ。登山靴の中が湿り始め、次第にずぶ濡れ状態になる。ズボンが梅雨で濡れ、その梅雨が足を伝って靴の中に入ってきているのだ。足をおろすと指の間から水が上がる。久しぶりの感触だ!20年前のタンザニアで、マハレ山塊を北から南に下った時にも靴の中に溜まった水で足の裏がフヤケ、フヤケタ自分の皮膚を踏むことになり、痛くて大変な思いをしたことがあった。
当時の足裏の状態!この足裏のシワで痛くて歩きづらくなった。
11時29分、踏み分け道がシカ柵の周りにあり、登山道まですぐな筈だが、なかなか到達できない。でもここのシカ柵を巻くとすぐ登山道に出た。
登山道だ!ほっとするが、休めるような場所を探す。下は蛭ヶ岳方面への道。
少し、丹沢山方面に行っても休み台は無し。仕方がないので、少し、広めの登山道の端に腰を下ろす。足を見たら、ヒルだらけ、手や首にも回ってきている。飽和食塩水で先ず、衣服の表面についているヒルに飽和食塩水を散布する。みるみるヒルは丸くなって転がり落ちる。ズボンの裏にもヒル、靴下にはヒルは1、2匹が動き回っているだけ、靴の表面や中もヒル、ヒル、ヒル。ここで取れる全てのヒルを食塩水で落とす。
靴の中の水を出し、スパッツをつけて、登ってきた道を下る。
13時、崩壊地の側でシモツケだ。登りの時に気が付かなかった。
14時に雷平に下りてくる。
14時39分、ん?イタチ糞だ!
 14時57分、往きには無かった糞がスギの丸木橋の上にある。イタチ?テン?ともかくゲットする。
 15時半、伝導に下り立つ。250ccのオフロードバイクkが停まっている。橋のところでザックを背負った若者が写真を撮っている。声を掛けようを思ったが、一人で楽しんでいるようなので水を飲んで自分の車を目指す。
15時43分、ん?これもイタチ糞?テン糞にしては細いが、ヨコグラノキorクマヤナギの種子が見える。
15時51分、車に辿り着き、すぐスパッツを剥す、裏側にヒルがたくさんだ。スパッツを岩の上に置いたたまにする。靴を脱ぎ、飽和食塩水でヒルを殺す。今度は、スパッツの両面に飽和食塩水を噴霧して、ヒルを落とす。
やはり、こんなにヒルの多い山歩きは楽しくない。1600メートルを超えた登山道までいるとは!

一昨日、専門学校から帰宅してから、スパッツを洗い、靴もブラッシで泥落としをして洗い干す。すっかり靴は綺麗に乾いた。昨日は、ザックを丸一日ベランダの物干しに吊り下げて乾かす。本当はザックを洗いたいくらいだ。何だか、汗臭く重い。

2017年7月15日土曜日

ヤマビルの余韻!と朽ちた橋 The hangover of leech! & some decaying bridges.

昨夜、寝ようとすると、連れ合いが風呂場で叫んでいる。何事かと風呂場を覗いてみると大きなヒルが二匹、風呂場の壁を歩いている。何!叫んでいるんだ!こんなヒル二匹で!と云いながらヒルを剥ぎ取る。連れ合いと娘は殺して殺してと叫ぶので、飽和食塩水をヒルに噴霧する。瞬く間に2匹のヒルはチジミあがり、動かなくなる。娘や連れ合いにヒルを見たらこれを噴霧しな!と飽和食塩水の入った噴霧器を脱衣場の整理ダンスの上に置く。
スパッツを洗った後、風呂場で水を切った時にヒルが這い出したのだ。

さて、一昨日の続き、早戸川林道沿いはヤマユリの花が咲き誇っていた。車を停めて撮る。
7時9分に、伝導に着く。車を置いたところから伝導までは、ゆっくり歩いて30分も掛からなかった。直ぐ、橋の横の尾根を這い登る。立ち木の根や幹を両手を使って登り降りするのは楽しいく、好きだ!
造林小屋が近づくとカメラのスイッチを入れ、音を立てないように歩く。
7時28分、造林小屋の内部をフラシュをつけて撮る。ここに一度は泊まりたいと思っているが、、、その機会がまだない。
7時39分、最初の長い朽ちた橋を渡り終え、振り返って撮る。岩壁にハーケン(ピトン?)が岩に打ち込まれて、それにトラロープが張られているが、もし、橋が落ちたらぼくの体重は支えきれないだろう。というか、ぼくはこのような登攀機材に頼れない。
7時41分、またすぐ朽ちた橋だ。これも渡り終えてから撮る。この橋は短いし、前の橋に比べるとかなり余裕だ。
7時43分、またまた橋だ。これは、右側の岩壁に沿って歩けるのでかなり余裕。
7時44分、すぐこの橋を渡らなけれならない。丸太に丸太の横木を釘で打ち付けているだけだし、滑らないかちょっと不安だ。この橋を渡れば、あとは川の上に架かっている丸太のスギを組み合わせた橋なので、もう問題ない。
7時48分、以前は、ここから岩壁を右に巻いたのだが、それが崩壊したため、その場所を巻いてくだる。ここで、下の橋を見、山頂の状態を見ながらコンビニで買ってきたジャムパンを1個食べる。旨い!
丹沢山・蛭ヶ岳方面の登山道を仰ぎ見る。雲に覆われている。
8時9分、ジャムパンを食べてから、沢に下り、橋を渡って沢沿いを歩く。丸太橋だ。以前の位置よりも20メートルほど上流に架けられている。沢の右岸沿いに道は続く。
8時13分、雷平、雷滝に行くには橋を渡ったら、そのまま早戸川の左岸を歩く。
雷滝方面に行かないので、早戸川を再び渡る。左岸から右岸に渡ってきて撮る。
8時20分、殆んど雷平だ。早戸大滝に行くにはそのまま早戸川右岸に沿って進む。ぼくは、下の橋を渡って左岸に渡る。
橋を渡って、尾根への登り口を探す。下の写真の対岸が雷平だ!雷平への橋は落ちている。一本の細い丸太が掛けられているだけだ!シカ柵の門を開けてスギ林の中に入る。
ここまで、動物糞を1個も見つけられなかった。シカ柵の門を開ける前に、再び、河原に出てチョコナッツを3個食べ、スポーツ飲料を飲み身支度を整える。足にはスパッツを着けていないが、ヒルは一匹も着いていない。10分くらい休んだ後、ショルダバックをザックの中に入れ。意を決して暗いスギ林の中に入り込む。

今日は、梅雨明けしたような空だ!早戸川沿いをビランジを探しながら歩きたい。

2017年7月14日金曜日

ヒルの丹沢登山道  The Tanzawa Mt. climbing path covered with leechs.

 昨日、朝5時半に家をでる。目的は蛭ヶ岳だった。丹沢観光センター跡の駐車スペースに車を置き、GPSをセットした時は6時40分、雷滝横から蛭ヶ岳まで直登し、姫次・榛ノ木・伝導と歩こうと思っていた。
が、魚止橋で山頂の方を見ると、山頂方面は黒い雲で覆われている。ここで、方針を変える。いつもの事だ!先ず、雷平まで行き、そこで、まだ、山頂方面が黒雲で覆われていたら、もう、雷滝・蛭ヶ岳・姫次のルートは止め、先ず、蛭ヶ岳・丹沢間の登山道まで登ろう。登ってからどのようなルートを取るか考えよう。
っと、歩きだした。前にお伝えした朽ちて今にも崩れ落ちそうな木橋を渡り、雷平に着く。雷平に着いた時は、今日はここで止めようと思っていた。というのは、時々小雨が降る、晴れるが、山頂方面を仰ぎ見ると黒雲だ!
雷平で、雨具の上着はすぐ取り出せるように、ザックカバーをかけ、帽子を被る。下の地図上のGPSの軌跡のルートの始めは沢合を歩き、そして尾根歩きとなる杉林の中の道だ。この道は最初は、尾根に取りついて、この尾根道を見つけたルートだ。今回で、3度目だ!杉林が過ぎて、森林帯から草原に一気に代わるのだ。
草原にでて、赤いクルマユリの花が記憶にあり、クルマユリを見たい。ただ、それだけで登った。杉林の中の道はゆっくり無理をしないで登った。が、杉林を過ぎて、アセビが出てきて崩壊地が出てくると、もう、周りは50センチ以下の笹の林となる。ツツジの仲間の木が出始め、なんとオオバアサガラの花が終わった木まで出てきた。
この辺りから、県自然保護センターが設置した柵の横を巻いたり、直進したり、もう下半身はずぶ濡れ状態で、登山靴までグチョグチョ状態である。小雨は降っているが、汗が凄いので雨具を着る気にもなれない。
ぼくはヒタスラ、クルマユリの花を探しながら登る。途中から、下を眺めてもガスって見えない。
登山道に着く。下半身はヒルだらけ!飽和食塩水を出して、先ず、ズボンの上に付いているヒルを落とす。次にズボンを裏返して見る。ヒル、ヒルだ。しかし、ぼくの足には方和食潜水を噴霧した靴下を履いているので、ぼくの血を吸ったヤツはいなかった。しかし、靴の中にもヒル、ヒル、ヒルだ!このヒル取りに、登山道の片側に座ってそれだけに集中する。終わって、濡れた靴下を絞って履く、今度はスパッツも着ける。が、周りを見ると新たなヒルが頭を上げながらサワサワとこちらに寄ってきている。
登山道でもヒルがいることに驚く!
コンビニで買ってきた明太子オニギリを一個食べ、スポーツ飲料をたっぷり飲み、アーモンドチョコを3個食べ、すぐ来た道を引き返すことにする。
3時51分に置いている車まで辿り着き、首筋や腕についているヒルを取り、スパッツの内外のヒルを殺し、スパッツを取り外し、ほっと一息だ。こんなにヒルにヤラレタ丹沢歩きも珍しい。
帰宅し、シャワーを浴びて、夕食後の7時半にベットに入った。もの凄く疲れた。翌日は学校なので、今朝は4時半に起きて、授業の用意だ。今日は終わった。あー、もう明日から夏休みだ!バンザイ!!

2017年7月12日水曜日

いくつかのありふれた花 Some common herb flowers.

今日は、午前中にチビカメラをザックに容れて、境川沿いを1時間半くらい歩いてきた。暑いのでTシャツに半ズボンにスニーカー、つばの狭い麦わら帽子という出で立ちだ。
先ずは、境川のサイクリング道路に出る。定年退職者と思われる中高年の人たちが車、身なりを全て決めて猛スピードでぼくを追い抜き、前からも風を切ってやってくる。中には後ろに四輪車の太いタイヤを引きずって派手な音を立てながら走っている人もいる。もちろん歩いている人、ジョギングしている人たちもいる。皆、体力増強否減少を食い止めようと懸命だ!ぼくは川下に下ってから横浜市側への橋を渡る。
こちらは、歩く人やジョギングする人は稀だ。
クズの花が咲いていた。
 これはヒルガオだ!
 ムラサキツメクサだ。あまり写真など撮ったことがない花だ。
 オオマツヨイグサの花があったが、昼頃なので萎んでいる。これは夕方咲くが、朝萎む。
帰宅して、Tシャツを脱ぐのがもどかしく、シャワーを浴びる。水でももう冷たいとは思わない。明日は、早起きして丹沢へ行こう!

2017年7月9日日曜日

芋掘り 指の筋力を使う Potatoes digging that have to use the muscle of fingers

知人の一つの畑は市営地下鉄の駅の近くにある。このため、この畑は区画整理によってあと数年で手離さなければならないようだ。境川の高台なので丹沢ばかりでなく富士山も一望できる。グラジオラスやユリが咲いていた。

 家を建てるために買った百坪くらいの土地だが、新駅ができたために家を建てられないどころか土地まで手放さなくてはならない。お隣の畑の人も蒸し暑い中、早くも作業をしていた。下のトウモロコシはお隣の畑のもの。
もう、すでにジャガイモを掘りだしていた。これを一人でやったんだ!
これは知人の畑のピーマンだ!もう、握りこぶし位の大きさのものもあった。
これはナス、隣の網が架かっているのはイチゴ。網はハクビシンからイチゴを守るため。
さぁー、ここが掘り起こさなければいけないジャガイモ畑。ジャガイモ畑だけで20坪くらいある。作業するのは知人夫婦をぼくと知人の高校の同級生の女子。ぼくより3歳上の元気な女子で「あなたは若いのだから倍働かなくては!」と叱咤される。
大きな麦わら帽子を被ってきたが、カンカン照りで無風状態。先ず、スポーツ飲料を飲んで、ワイシャツの腕を捲り、決められたシンシアの畝(数種類のジャガイモが各畝に植えられている)に、両膝を落とし、アナグマのように両手で土を掘る。すぐイモが出てくる。次々にイモが指にぶつかる。掘り出したイモは横に置く。両膝と腕だけで前に進む。汗が目に入り、痛いが目を擦ることができない。ただ、目を閉じて我慢だ。2メートル進んで、休憩にしましょう!と早くも声が掛かる。ぼくはまだ平気ですと続ける。
基本的にぼくはこのように身体から汗が出ることが好きなのだ。生きている実感さえ感じるのだ。
皆が休んでいる日陰に行き、温くなったスポーツドリンクを飲む。実は、ダイエットも兼ねて芋掘りに来ているのだ。疲れは出てきてないが、ただ握力というか指の筋力を使ったせいか指がダルイ。軍手をしているが泥だらけになった指を揉んで畑へ。両膝を着き、力の衰えた指で土を掘る。これほどまでに指の力を必要とするものとは思わなかった。というよりも、それだけ指の力が衰えてきているのだ。足は歩いて鍛えられるが、指はキーボードを叩くか、週に2度電車の吊り革をつかむくらいだ。
シンシアの次は赤いシェリーやインカのひとみと肌色のメークインやピリカをやって、お昼で終わりとなった。まだ、二畝残している。
ワゴン車の後ろに積まれた収穫されたジャガイモ。埃を払って車に乗り、家に戻って先ずは缶ビールを飲みながら服を脱ぎ、洗濯機へ、そしてシャワー。着替えて知人の家に下駄を履いて行きお昼のビールとソーメンをいただく。帰ってきて、昼寝、気が付いたら5時半だった。7時過ぎ、知人夫婦が今日収穫した7種類のジャガイモを持って来てくれた。こちらは疲れが出て寝入っていたのにあれから一作業をするなんて、だから、細見の身体でいられるんだ。

2017年7月8日土曜日

不思議なテン糞! 果皮だけで種子がない!  The mysterious marten's scats! Only epicarps were found in, but seeds not.

今回、雷滝の帰路に見つけ拾ってきたテン糞を洗って驚いた。何故、驚いたかと云うと、黒く厚手の果皮と少し崩れた果肉ばかりで一粒の種子も見つけることができなかったからだ。普通、こんな事はあり得ない。0.5ミリメッシュの網目から種子が落ちていったと考えても果皮の中などに種子がある筈だと思い。果皮の中を開けてみるがないものはないという状態である。
11:08 テン糞だ。
厚手の果皮の大きさはヤマザクラのようだ。種子が出てくれば何の果実を食べたか解かるのだが、、、、。当然の如く、種子が出てくると思ったのだが、、、。この果実の種子は非常に小さいものだとは思われない。
サルは果実を食べた時、一旦、頬袋に容れておき、休む時に頬袋から食べた物を口の中に押し出して食べる。その時に、大きな種子を持つアケビやマメガキなどはその場で種子を口からポロポロ吐き出す。そんな食べ方をしたとしても、アケビやマメガキを食べたサル糞からは大量の種子が出てくる。

このテン糞からは、昆虫の翅や脚も出てきたが、種子だけは出てこない。この果実は何だろうか?
どなたか、これだと思う果実の木をあてづっぽうでも良いので云ってみて下さい。ムクノキやエノキも果実になっているが、今の時季は種子は柔らかく食べられるのだろうか?いずれにしても何を食べたのか分からない。あった写真の糞を全て拾ってきたのだ。
洗った後、鉢の受け皿に移した残渣。
イヌビワのような小さな種子の果実を食べても種子は残渣として0.5ミリメッシュの茶漉しに残るのに実に不思議だ。種子を栄養として消化したとしてもそんな果肉のように柔らかい種子などあろう筈も無い。それとも種子を噛み砕いたとしても糞にはその残渣が出てくる筈だ。テンの臼歯は種子を臼の様に挽いて粉状にすることはできない。
今回のルートで見つけたテン糞○の位置
バンビもこの付近で遭った。
この鉢の受け皿の糞をこのまま乾かして残しておくことにした。これまで、果皮があれば必ず種子があるからだ!
今日は、これから知人の横浜の畑のジャガイモ掘りの手伝いだ。この知人は2ヶ所に畑を持っていて、夫婦で作業を行い、我が家にありとあらゆる野菜を届けてくれる。夕方の7時を過ぎた頃、疲れた姿でキューリやニンジン持って来てくれる。

2017年7月7日金曜日

雷滝へ To the Kaminari cascade! 2)

痩せて汚れたバンビに会ってから、あのバンビのことを考えながら歩いた。あんなところにじっと横になっていたら、さぞかしヤマビルが身体中についていることだろう。痩せて弱っているように見えたのは餌を食べていないことよりも、ヒルに血を吸われていることではないだろうか?
どこで、岩伝いに沢を渡ろうか、靴を脱いで素足になって渡渉しなくても良いように少し上流へ行く。流れは急で岩が滑りそうだが、、、足を置いてみる。大丈夫だ!躊躇すると跳べなくなるので、すぐ対岸の岩に跳ぶ。ヤッター!
10:05 ガクウツギの白い清楚な飾り花が目を引く。1日中殆んど陽の射さない場所だと思う日陰で静かに咲くガクウツギである。でも、どうもこれはヤマアジサイのようだ!
日陰に咲くヤマアジサイ
10:07 ヤマアジサイが生えていたところから立ち木を利用して大岩によじ登り、さらに岩に登って雷滝だ!陽の当たる岩の上に登り、靴についているヒルを落とす。靴下は飽和食塩水を噴霧しているので大丈夫ヒルはついていなかった。が、靴下を登ってきてフクラハギに着いてイルヤツが1匹いた。
 流れ落ちる水を見ながら、さまざまな事を思い出した。ここは丹沢観光センターが営業している時に丹沢実習で泊まり、榛ノ木丸に登ったり、ここまで来たこともあったのだ。滝壺のすぐ側まで行った女子のYさんもいた。現在は広島県でジビエも使ったハム工房をやっている。
水量が少ない雷滝
2002年4月雷滝でYさん
ここから蛭ヶ岳まで直登のコースがあり、丁度2年前の7月に登っている。その時は、車をゲート前に置いて魚止め橋まで1時間以上も歩いて、10時半頃に雷滝に着いてから蛭ヶ岳に行き、姫次・榛ノ木丸と歩き、真っ暗になって車を置いた所に着いたんだ。2年前に出来たことが今は殆んど無理という感じだ。体重を10キロ減らせば可能かもしれない。
滝の横の岩から出ているヤマユリの蕾
11:08 うぉー、真新しいテン糞だ!木の実を食べているようだが、、、。
テン糞だ!しかも、新鮮?だ!
13:00 魚止め橋のところのウリハダカエデの新葉が食べられている。カモシカか!
ウリハダカエデの葉が食べられている。
魚止め橋の手前に横浜ナンバーの軽四輪が停まっていたが、この車には落ち葉マークのステッカーが貼られていた。が、既に無かった。雷平付近で沢歩きをしながら竿を振っている頭の白い釣り人がいたが彼の車だったのかもしれない。停まっていた車はこの一台だけであり、見かけた人も釣り人一人だった。
梅雨の時季なのに水量が多くはなかった。梅雨が明けるときっと家族連れなどが早戸大滝や雷滝を目指して来ることだろう。ちょっと心配がある。有名?なハイキングコースなので朽ちて落ちそうな橋を新しいものに架け替えてくれないだろうか?もっとも無ければ迂回することになるのだが、、、。