今回、雷滝の帰路に見つけ拾ってきたテン糞を洗って驚いた。何故、驚いたかと云うと、黒く厚手の果皮と少し崩れた果肉ばかりで一粒の種子も見つけることができなかったからだ。普通、こんな事はあり得ない。0.5ミリメッシュの網目から種子が落ちていったと考えても果皮の中などに種子がある筈だと思い。果皮の中を開けてみるがないものはないという状態である。
11:08 テン糞だ。
厚手の果皮の大きさはヤマザクラのようだ。種子が出てくれば何の果実を食べたか解かるのだが、、、、。当然の如く、種子が出てくると思ったのだが、、、。この果実の種子は非常に小さいものだとは思われない。
サルは果実を食べた時、一旦、頬袋に容れておき、休む時に頬袋から食べた物を口の中に押し出して食べる。その時に、大きな種子を持つアケビやマメガキなどはその場で種子を口からポロポロ吐き出す。そんな食べ方をしたとしても、アケビやマメガキを食べたサル糞からは大量の種子が出てくる。
このテン糞からは、昆虫の翅や脚も出てきたが、種子だけは出てこない。この果実は何だろうか?
どなたか、これだと思う果実の木をあてづっぽうでも良いので云ってみて下さい。ムクノキやエノキも果実になっているが、今の時季は種子は柔らかく食べられるのだろうか?いずれにしても何を食べたのか分からない。あった写真の糞を全て拾ってきたのだ。
洗った後、鉢の受け皿に移した残渣。
イヌビワのような小さな種子の果実を食べても種子は残渣として0.5ミリメッシュの茶漉しに残るのに実に不思議だ。種子を栄養として消化したとしてもそんな果肉のように柔らかい種子などあろう筈も無い。それとも種子を噛み砕いたとしても糞にはその残渣が出てくる筈だ。テンの臼歯は種子を臼の様に挽いて粉状にすることはできない。
今回のルートで見つけたテン糞○の位置
バンビもこの付近で遭った。
この鉢の受け皿の糞をこのまま乾かして残しておくことにした。これまで、果皮があれば必ず種子があるからだ!今日は、これから知人の横浜の畑のジャガイモ掘りの手伝いだ。この知人は2ヶ所に畑を持っていて、夫婦で作業を行い、我が家にありとあらゆる野菜を届けてくれる。夕方の7時を過ぎた頃、疲れた姿でキューリやニンジン持って来てくれる。
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