「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2016年12月30日金曜日

大山付近の自然探索 Nature exploration around Mt.Ohyama area.

― 昨日の事を詳細にアップ ―

6時50分にGPSをオンにして広沢寺温泉無料駐車場に置いた車を後にした。
寒い、指が第二関節から出る軍手は、ストックを持つ手が凍えるようだ。
少し、早歩きして身体を温めようとしたが、中々身体が温まらない。
厚手のズボンにヒートテックの上下の下着まで着ているのだ。

昨日もアップした新しくできた堰堤に来る頃には朝日が昇ってきた(Fig.1)。
チビカメラなので首から下げて、かじかんだ指で朝日を撮る。
Fig.1 7:11、朝日が昇ってきた

Fig.2 7:29、山神隧道前にきた

山神隧道(Fig.2)のところまできて、ようやくストックを持てるようになった。それまではストックは脇に抱えていた。指が出る軍手の他に毛糸制の手袋を持っているのにザックから出そうとはしなかったのだ。
トイレの裏の方に、登り路が付いている。21日には降りてきた道だ。
一歩一歩登る。次第に身体が温まる。
ん?大小複数のシカの足跡(Fig.3)が急斜面についていて、道を歩いている。
3、4頭の親子のメスグループが昨夜登ってきたようだ。
Fig.3 7:41 シカの大きな足跡

つづら折りになっている岩場にできた道をしばらく登っているとテン糞①(Fig.4)を見つける。
もちろん、ゲットだ!
Fig.4 7:44、テン糞だ
(10円玉は大きさの比較のため、オオバイノモトソウの葉は糞と一緒にジブロックの袋に容れて、ゲットした糞の時間を確定する)

もうすぐ、鞍部に到着だ。ここは鐘ヶ嶽・大山(大沢分岐)と広沢寺温泉・不動尻の十字路になる。
ここで、水を鱈腹飲み、筋肉の攣りに備える。
Fig.5 7:50、もうすぐ分かれ道の鞍部

上の分かれ道から登ってきた東の方面には横浜までの下界が見える(Fig.6)。
少しもやっている。
Fig.6 7:52、鞍部から登ってきた東方を眺められる

霜柱の尾根道をサクサクと歩く(Fig.7)。風が強く、冷たい。補聴器はビュービューという風音を拾い、風音と霜柱を踏む音が耳に鳴り響く。
Fig.7 尾根道には霜柱が立つ

Fig.7の場所から間もなく、
東側がオーバハングしたような絶壁のような3、4メートルの尾根道を通る。
立ち木が崖の崩壊を防いでいる。
登りきると、下ると誰かが作った道標(Fig.8)がある。
鐘ヶ嶽・鎖場となっているが、それ程の難所ではない。
でも、雨の日や積もった雪の下りには利用したくない。
Fig.8 8:10、道標

左側の古いシカ柵に沿って尾根道が続く。
少し、なだらかな登りになって、スギの枯れ葉が落ちている道が続く。
っと、タヌキの溜め糞場だ。どの糞も乾いているが、新しいのを一個ゲットだ!
Fig.9 8:34、タヌキ糞①だ

しばらく、日当たりの登りとなるが、霜柱はまだ溶けない(Fig.10)。
昼過ぎはグチョグチョの道になるだろう。朝早く来て良かったと思う反面、これからさらに急な鎖場もあるので、アイゼンを持ってくれば良かったかなっーと思う。
Fig.10 二次林の中の気持ちの良い霜柱の道が続く

間もなく、ピークに到着、ここは右側の南東方面の尾根を下ると弁天キャンプ場方面に行くようだ。
まだ、歩いたことがない。ここでもスポーツ飲料を飲む。
Fig.11 8:45 ピーク、見晴し広場Bに着く

ピーク、見晴し広場Bからは先日登って鐘ヶ嶽が眼下に見える。
Fig.12 見晴し広場Bから登ってきた北東には鐘ヶ嶽だ!

さらに、気持良いが、風が強い尾根道を行くと眼前に大山山頂だ!
山頂付近は雪が残っているのかな?
Fig.13 8:56 大山山頂が近づいてきた

モグラのトンネルが凍っている。
モグラはこんな尾根も越えるんだ!でも、トンネルを掘っていて突然絶壁に出ることだってあるだろうにと思う。
Fig.14 9:00 モグラのトンネルだ。

見晴し広場を過ぎて、細尾根歩き西へのゆっくりした登りとなり、平になった辺りに握りこぶし大のサルノコシカケの仲間の奇妙なキノコがマツの幹から出ている。
もぎ取ろうと思ったが、キノコそのものが硬く、しっかりマツの幹に付いている。ビクともしない。
Fig.15 9:06、サルノコシカケの仲間

シカ柵沿いに緩やかに下っていくと、壊れたシカ柵ゲートの前にタヌキの溜め糞場だ!
Fig.16 9:06、タヌキの溜め糞場
Fig.17 タヌキ糞②

さらにシカ柵沿いに下っていくと道標がある。
ここから東方への下りに対する注意書きが貼ってある。
Fig.18 9:20、鐘ヶ嶽・大山の道標がある。

下りきった鞍部にも道標がある。柱にすりばち広場と書かれている。
Fig.19 9:21、すりばち広場という場所のようだ。

ここからなだらかが登りとなり、しばらく歩いていると東屋だ!
ここでは何時も長い休息をとる。
コンビニで朝食用に買ってきたアメリカンドックにかぶりつく。喉が詰まりサーモに容れてきた熱いウーロン茶を飲む。朝陽を背にして、ここは陽だまりとなっており温かい。
食べ終わったら、脚が攣らないようにエベリン塩酸塩錠をスポーツ飲料で飲み下す。
さー、霜が融けない内に梅の木尾根の大沢分岐まで行きたい。
大沢分岐の直前にマメザクラの木がある滑りやすい急斜面があるのだ。
地図を見る、300メートルくらいだ。
Fig.20 9:27、東屋だ!

これから、町内で建て替えている家の問題についての集まりがある。
2時間で報告会が終わったが、何故、屋根ができるまで3階になると皆に知らせないのか?
建てる前ならいくらでも互いの事をおもんばかった建物にすることができたのに、、、。
施主は出席しなかった。

東屋以降は、次回にアップします。
今回は、テン糞、タヌキ糞、イノシシ糞を拾ってきた。
拾ってきたものは水洗いの為、今、水に浸けている。

2016年12月29日木曜日

歩いて一回り Walking and Made the circuit from the parking lot.

今朝、6時10分前に家を出た。
今日は、広沢寺温泉無料駐車場に車を置いて、山神隧道手前から大沢分岐に行き、
そこから梅の木尾根に出て、日向山・見城山を通って駐車場に戻ってこようと云うものであった。
山神隧道から大沢分岐までは、冷たい風が強く吹き、身体が冷える感じなので早く身体が温まるように歩いた。
手袋も軍手から毛糸のものに何度から替えようと思ったが、最後まで軍手だった。
Fig.1 7時10分、新しくできた堰堤越しの朝日

山神隧道から大沢分岐までの細尾根上は4、5センチの霜柱が立っており、平坦な所はサクサク歩けて気持ちが良いが、急斜面はアイゼンを持ってくるんだったと何度も思った。 
Fig.2 大沢分岐までの尾根上は4,5センチの霜柱が続いた。

大沢分岐は風が強く、ここでゆっくり休む予定だったが、とても寒くてスポーツドリンクを飲んだだけだった。
Fig.3 10時2分、大沢分岐

日向山を過ぎる頃は膝が少し痛くなり、ゆっくりゆっくり駐車場まで下りてきた。
歩いた距離はGPS上は12、6キロ、6時50分から13時20分までの6時間半の歩きだった。

大沢分岐までは滑らないように慎重に歩き、それ以降は足首や膝をかばって歩き、
その歩きのため昼前に帰る予定が随分遅れた。

2016年12月28日水曜日

デンドロを室内へ  Getting dendrobiums into the room!

連れ合いと約束していた網戸と窓を洗った。
散水用のノズルをつけたホースで網戸を取り外すことなく水洗いしたのだ。
散水用のノズルは、①シャワー、②ジョウロ、③ストレート、④霧となっているので、③ストレートにして網戸をや窓を洗った。途中で、壁の汚れも落ちることに気づき、一階部分の半分を強烈な水力で埃などの汚れを洗い落した。

その後、5度C以下の低温に当てたデンドロビュームの仲間のラン類を部屋に取り込む。フウラン、カヤラン、ヨウラクランはそのまま屋外だ!低温に当てるとと葉の反対側に花芽が膨らんでくるのだ(Fig.1)。もう、十分に花芽が膨らんでいるので、OKだ!
Fig.1 花芽が膨らんできたデンドロビュームを部屋に取り込む。

これで、水遣りが多すぎるとこの花芽が葉芽になってしまうので、デンドロはセッコクと同じ着生ランなので、水遣りは控えなくてはならない。
10月中旬に取り込んだ、カトレアは一回咲き、再び、花芽のシースが膨らんできている。
パフィオは1月の3,4日頃咲きそうだ(Fig.2)。
Fig.2 10月に取り込んだパフィオペディラム

セロジネも花芽が膨らんできているし、オンシジュームやファレノプシスも花茎が伸びて花芽が膨らんできた(Fig.3)。
Fig.3 10月に部屋に取り込んだファレノプシス

これらは、もう40年以上も前から育てている洋ランたちだ。始めは冬は室内のフレームに容れ、フレーム内は暖房し、手間が掛かったが、今は、家の構造も温かくなっているし、なんせ温暖化のために全く暖房など使っていない。かえって、ラン類や植物を部屋に取り込むとエアコンは使わなくなる。エアコンを使うと部屋が乾燥してしまい。植物たちに良くないからだ。

庭のカヤランも何本も花茎が伸び花芽がつきだしている。ヨウラクランの葉も分厚く飴色になり、越冬の準備OKだ!フウランは夏よりもさらに固い葉になり充実している。
昨年、デンドロの仲間のギンギアナムの一鉢を縁側に出しっ放しにしていたが、全て死にはしなかったが二回りも小さな草丈になった。今冬は昨年よりも暖かそうなので、可哀想だがこのまま出しておいてみよう。

2016年12月26日月曜日

カモたちの引地川 The Hikichi river where ducks swim.

先週から、2軒南にある家が建て替え工事をしている。
そのため、不規則な音がして本も読む気にならないので、久しぶりに引地川まで散歩してきた。
歩き始めは例によって右足首のアキレス腱の辺りが鈍い痛みがあったが、10分もしないうちに痛みは薄れてまったく痛みを感じなくなった。いよいよ治ってきたのかな?

引地川には10羽以上のコガモたちが河原で休息していた(Fig.1)。
泳いでくれないので、痺れを切らして移動だ。
Fig.1 たくさんいたコガモ

100メートルも下らない内に、今度はカルガモたちが思い思いに川の流れに逆らうように泳いでいる(Fig.2)。一瞬、ぼくはカモは美味しいだろうなと思う。カモ捕り権平の話しだとかカモに似た味のカモシカやガンモドキの話しを思い出す。
さらに、木曽のサル調査をしている時に、ヤマドリを貰って一人で鋤焼きにして食べたことまで思い出す。今夜は、ケンタッキー・フライド・チキンを食べよう!
Fig.2 流れに逆らって泳ぐカルガモ

コサギがじっと水面を見て獲物を狙っている。コヤツは美味しくなさそうだ。
Fig.3 じっと水面を見つめるコサギ

ん?何だこのカモメは(Fig.4)?まるで自信の無い女子中学生のようだ。
カモメはまるで恐竜のように恐ろしい目をしているが、このカモメの目はそうではない。
ユリカモメということが判った。
Fig.4 ユリカモメを初めてじっくり見る

今朝、4時半に目覚めたら丹沢に行くつもりであったが、目覚めたのが5時半だった。
この時間だと、もう朝の通勤ラッシュに巻き込まれるので出かけるのをあきらめた。
昨夜はスパッツやストックの手入れをし、さらにアイゼンの様子さえ見たのだ。
明日は建て替えている家の事で町内会の有志が集まるので、山は行けない。
網戸の掃除や窓拭きを請け負っているので、年内はもう行けないかな?

2016年12月25日日曜日

テン糞から出てきた羽毛    The feathers which were included in marten's dropping.        

12月21日に鐘ヶ嶽に登った時に拾ってきた5個のテン糞の中にテン糞④の中から羽毛の軸と思われるものがサルナシやキブシの種子などと共に出てきた(Fig.1)。
3本出てきた1本はライターの火で焼いてみてその焼け方と臭いから羽毛であることを確認した。
Fig.1 テン糞④から出てきた羽毛

2008年5月からこれまでに拾ってきたテン糞772個の内、鳥を食べたと思われる証としての羽毛が糞の内容物として出てきたのは僅か29個であった。1年を春(3~5月)、夏(6~8月)、秋(9~11月)、冬(12~2月)の四季に分けると、春:13個、夏:4個、秋:3個、冬:9個であり、冬・春:22個、夏・秋:7個であり、夏・秋よりも冬・春の方がテンたちは鳥を食べる傾向が強いと言える。特に春は、他の季節に比べるとテンは鳥を食べている。

春に鳥がテンに食べられるのは、鳥の繁殖期でまだしっかり飛び回れない幼鳥たちが狙われていることは理解できる。しかし、冬季は、鳥たちは俊敏に飛び回っている。
だから、冬に鳥が食べられるのは、シカ柵などに衝突して怪我した個体が捕まるのだろうと思っていた。今回出てきたFig.1の羽毛はちょっと様子が違うので、鳥の専門家で、鳥の訳本をたくさん出しているT.Maruさんにこの羽毛についての意見をお願いした。

すると、この羽毛は、成長期の鳥のものであり、カモ類のエクリプス羽から冬羽になる個体のものかも知れない。或はまた、キジバトは真冬でも繁殖することがあるので、キジバトのヒナかも知れない。ハト類はピジョンミルクをヒナに与えるので親が食べられる木の実や草の実があれば冬でも繁殖できると教えてくれた。

なるほど、そういう訳で冬場もテンは鳥の幼鳥を狙えるんだ!
しかし、木の実は鳥や哺乳類の冬場の大事な食物ですね。

2016年12月24日土曜日

補聴器 Hearing aid

10月3日から補聴器をつけている。
Starkeyというアメリカの会社のものだ。
耳穴に入れるタイプのものではなくて、外耳の外側の上に乗せてイヤホンを耳穴に差し込むタイプだ。前の音を拾うのではなく、上や後ろの音を拾う形式だ。
風呂に入る時と寝る時に外すが1日中つけていても苦にならない。
ぼくの室内では、このパソコンを打つ音、パソコンのファンの音、居間では水道の水がシンクに落ちる音、箸やスプーンが食器とぶつかる音、
トイレでは水の流れる音、自分の小便の音、ドアを閉める音がガンガン響いっていた。
が、今はもうそのような生活音は慣れてしまった。

外を歩くと、車の音、ヒヨドリの鳴き声、自転車の音、革靴の音などが響いた。
Fig.1 ぼくように合わせた補聴器だ。2016.10.24

高い周波数の音が聞こえ辛くなっていると気が付いたのは、アフリカから帰国してからだ。
知人たちと道路を歩いていて、「福田さん危ない!」と袖を引っ張られることが初めだった。
後ろからチリンチリンとベルを鳴らしながら近づいてくる自転車に気が付かなかったのだ。
その後しばらくして秋になっても賑やかに思う程庭で鳴いていたコオロギの声が聞こえなくなり、
アオマツムシの声が聞こえているので、連れ合いに「今年はコオロギが鳴かない!」と云ったら、「何云ってるの?たくさん鳴いているじゃない!」云われ、愕然とした事だ。
さらに、テレビの自然番組の中で、小鳥が鳴いているシーンでその鳴き声が聴こえないので、
家族の者に、「今、鳥が鳴いている?」と聞くことが多くなったのだ。

補聴器を買うことにしたのは、鳥や虫の声が聞こえなくなったことと、学校で質問する女子学生の声が聞こえづらくなったことだ。

補聴器をつけて学校へ出かけたし、高校の同期会の集まりにも行った。
ただ、この補聴器の構造的欠陥ともいうべきことが分った。
騒がしい場所では、目の前の人が話し声が聞こえ辛いのだ。
耳穴タイプのものだと前の音が自分の外耳で捉えてくれるが、外掛けタイプだと目の前の人の声は、耳穴はイヤホンで塞いでいるので聞こえ辛くなるのだ。
今は、人と向かい合って話しをする時は、片方の補聴器を取り外す。

春の鳥の囀りや秋の虫の声を聴いてみたい。山を歩いて鳥や虫の声に耳を傾けてみたい。
山を歩くと耳もとを過ぎる風音がビュービュー聞こえる。枯れ葉を踏む音もガサコソ聞こえる。
動物たちの枯れ葉踏む足音やサルの鳴き声を試してみたい。

10月24日、自分の補聴器(Fig.1)を買った。前方180度まで聞こえるように調節したものだ。今までの貸し出して3週間つけていたものもぼくの左右の耳に合わせてくれたが、合わせるのもパソコンに取り込んだぼくの耳のデータから補聴器にそれを電気的に送り込むだけのようだ。でも、付けていると不具合が出るようなので、月に一度は機械の調整をするようだ。

帰りは、街の音を楽しみながらゆっくり歩いてきた。
帰宅して、CDでショパンを、2、3年振りに聴いた。
この補聴器の最上位機種だと、音楽鑑賞もできるようだが、
それだとまるで車を一台買うような値段なので、CDで聴くクラシックもやはり聞こえ辛い高い波長があるところが判ったが、しばらくはこれで我慢しよう。

この補聴器をつけると新たな世界が開けて、自分がサイボーグになったような感じがする。
今も以前好きだったチャイコのピアノ三重奏曲 イ短調 作品50を聴いている。

2016年12月23日金曜日

テンが食べている物とサルが食べている物 It is not big difference for foods between macaques and martens are eating.

厚木市の広沢寺温泉無料駐車場からFig.6のルートを通って見つけ、拾ってきたテン糞が5個で、サル糞が1個であった。
カモシカ糞もあった(Fig.1)が、調べても植物繊維質の物が大半なので拾ってこなかった。

今の時季はサルもテンも殆んど同じ果実を食べているだろうと思っていたが、
それがまさしく当たっていた。
先ずはそれぞれの内容物を水洗いして調べたので見て欲しい。
Fig.0 カモシカ糞Serow

Fig.1 テン糞①Marten
内容物:マメガキ果肉果皮種子

Fig.2 テン糞②Marten
内容物:マメガキ果肉果皮種子

Fig.3 テン糞③Marten
内容物:サルナシ種子果皮、キブシ種子、昆虫脚

Fig.4 テン糞④Marten
内容物:サルナシ種子、キブシ種子、大型甲虫外羽脚腹部末端部、鳥羽根毛根?3本

Fig.5 テン糞⑤Marten
内容物:サルナシ果皮種子、ケンポナシ種子2個

Fig.6 サル糞Macaque
内容物:マメガキ果肉種子、サルナシ果肉種子、樹皮繊維?

以上のように、テンはマメガキ、サルナシ、キブシにケンポナシの果実を食べさ、さらに昆虫や鳥まで食べていた。一方、サルもマメガキ、サルナシを食べていた。恐らく、キブシやケンポナシの果実も食べているだろう。しかし、テンは甲虫などの昆虫を食べており、サルよりもバラエティに富んだ食事をしているようだ。


2016年12月22日木曜日

久しぶりの一人歩き Trekking by only myself after long time.

昨日は、8月25日に日向キャンプ場の駐車場から大山に登って以来、実に4ヶ月振りに一人で丹沢山麓の山を歩いてきた。
歩いたのは鐘ヶ嶽である。9月の頭に散歩していてちょっとジョギングをしたら、右足アキレス腱炎となり、以後、これまで月一回の丹沢実習で山麓を歩くだけであった。
9月9日に雨の中の塔ノ岳実習がアキレス腱炎をこじらせる元となった。
それと、整形外科で処方された錠剤を飲まなかったことも良くなかった。

それが、10月や11月に処方された薬を飲み、貼り薬を貼り、痛くならないように歩いていたら、快復していった。12月16日の丹沢実習では折角治りかけたのをまたダメにしたかと思ったが、もう、以前のような足裏の痛さは無い。
それで、今日、取り敢えず、足慣らしという意味で鐘ヶ嶽まで歩いてきたのだ。
少し右足をかばった歩き方をしたが、それは当然だ!

天気も良く久しぶりの自分のペースで歩くことができる山の空気に触れて気持ちを新たにすることができた。
7時半、広沢寺温泉無料駐車場(Fig.1)に車を置き、トイレで用を足し、
気持良いほど肌寒い中を歩く。
Fig.1 厚木市の広沢寺温泉無料駐車場、左にあるのは車椅子用もあるトイレ

 浅間神社への入口(Fig.2)までは、住宅の間を縫うように進む。散歩をする住民と挨拶を交わす。
Fig.2 鐘ヶ嶽(浅間山)登山口、浅間神社への入り口にある看板

入り口は見上げるような階段(Fig.3)だ!
このような石のしっかりした階段があるのは、登り口のこの場所と、あとは、神社直前10分位前からかなり急で踏み場も狭い階段が続く。
Fig.3 入り口の階段、左にFig.2の看板がある。

登り始めて、20分、テン糞を見つけゲットする。
左右に、様々な姿の石仏や神社への寄進者の石碑が並ぶ急な坂道が続くので、暑くなり帽子を取り、スポーツシャツ一枚になって登る。
8時24分、鐘ヶ嶽0.7Kmの道標があるところで眼下に広がる街並みを見る(Fig.5)。
 Fig.4 道標
Fig.5 ようやくホットする

8時32分、ちょっと古いがカモシカ糞だ(Fig.6)!
Fig.6 古いカモシカの糞が道の上にあった

8時34分、鐘ヶ嶽まで20分の道標(Fig.7)、ここでザックを下し、スポーツ飲料を飲み、江の島方面(Fig.8)や大山(Fig.9)を撮る。
ここは、大きな岩場があり、そこでじっくり休みたいが、、、じっとしていると冷えてくる。
 Fig.7 道標

20分で山頂と書いてあるが、ぼくの歩き方なら30分だろう。学生たちなら15分?
この日は、午後2時半から町内の集まりがあるのでお昼前に帰らなくてはいけない。

Fig.8 大きな岩場に立って江の島方面を撮る

Fig.9 大山山頂がすぐそばに見える

9時6分浅間神社に着いた(Fig.10)。
ここで、新宿やスカイツリーを見ながらスポーツ飲料を飲む。
鐘ヶ嶽山頂までは、ここから60mとすぐだが、山頂は見晴しが良い訳ではない。  
Fig.10 浅間神社

9時19分、鐘ヶ嶽の山頂だ!
ここから山の神隧道の方面へのなだらかな下りの道となる。杉林から射し込む木漏れ日を浴びて気持が良い。
9時47分、テン糞を拾ったりしながら十字路となる道標の場所(Fig.11)に来る。
ここは、まっすく進むとすぐ急な細い崖の登りで梅の木尾根へ出て大山へ向かうルートだ。
Fig.11 十字路となる道標

十字路の道標がある鞍部から広沢寺温泉方面の日当たり斜面の下りを行く。
干からびたテン糞があった。もちろんゲットする。
Fig.12 乾いたテン糞を見つけた

10時にトイレのところに下りてきた。
浅間神社に着いてから約1時間の行程だった。
これから広沢寺温泉の駐車場まで40分くらいだ。
Fig.13 山の神隧道手前にあるトイレ

堰堤工事が終わっており、その路肩にサル糞が幾つも落ちていた(Fig.14)。1ヶ月前にサルの群れが通り過ぎたようだ。サル糞は臭いが、何を食べているか調べるためにゲットした。
Fig.14 サル糞だ

10時35分、車に到着。途中、15、6名の中高年男女の登山者が不動尻方面に向かい、もう一組の中年ペアの登山者とも行き交う。
歩いた距離はGPS上では7.6キロ(Fig.15)、約、3時間の道程だった。
テン糞5個とサル糞1個を持ち帰ってきた。
Fig.15 広沢寺温泉駐車場から歩いた鐘ヶ嶽ルート

これから糞洗いでもしようかなっと思ったら既に雨が降っている。
20日(火)で、ぼくは15日間の冬休み突入だ。何となくウキウキする。