「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2015年10月24日土曜日

黍殻山に初めて登る。  Climbed the Mt.Kibigara for the first time!

10月22日は、奥野・伊勢沢林道のゲート前に車を置いたのが6時40分であった。
倉沢沿いの桃ノ木林道終点から平戸・焼山を結ぶ旧登山道に這い登る。
Aまでは何度か大きな倒木の下をくぐったり、跨いだりして歩く。
このルートは2月24日にも歩いているが、さらに荒れてきた。
B、C付近では道は失われガレ場となっていたり、岩場となっている所があるが、岩場は上を巻いたり、ガレ場は慎重にスッテプを踏みながら歩くことができる。
尚、今回、Aのところで本来はAピークを北側に巻く道があるのだが、Aピークに登ってみる。
ガレ場を過ぎてやってきた尾根上のC地点の休み台も朽ちてきている。
このC地点には、伊勢沢林道の音見橋のところから、この北北東に走る尾根を登ってくる方が楽かもしれない。C地点から焼山・姫次間の旧登山道ははっきりしなくなる。

下は、この日のGPSの軌跡である。行程17.8キロを8時間半かかって歩いた。

10:02、下はC地点の道標だ。道標の裏から登ってくるが、その先はガレ場だ。
ここから登山道に出るのに30分も掛かった。
2月の時は焼山山頂に行かなかったので、焼山に行ってみる。下の道標は登山道に出てから10分くらい焼山方向に平坦な道を歩くと出てくる。
10:31、焼山山頂を記すこんな道標ができたんだ。
焼山が1059mあることを知った。
焼山の展望台に登って遠方の景色を見ていると、人声がして行き過ぎていく。
10:50、展望台の上に赤い種子の塊の鳥糞があり、ゲットだ。
展望台を降りて、今度は黍殻山に向かう。10:50、先ほどC地点から登ってきたところを通り過ぎる。
 道が崩壊しているから通行できないとあるが、崩壊地を巻くと良いのだ。
この登山ルートが廃道になるのは淋しい。
倉沢を詰めて旧登山道に出てからA地点までは、道志側が見えるし、B、C付近からは宮ケ瀬が見える。
枯れ葉の道を気持良く歩く。
リンドウが咲いていたので、新しく買ったNikonで、さまざまダイヤルを回したり、マニュアルでピントを合わせたりして遊ぶ。
11:24、黍殻山への道標だ。ぼくはこれまでここを何度通ったか分からないが、黍殻山の山頂を踏んだことがないことに気が付いた。行ってみることにした。
 11:41、黍殻山の山頂だ!網目の塀に囲まれているのは雨量を測り、無線で城山ダムへ知らせる小屋があった。黍殻山は焼山より高く1272mもある。
ここで、お昼を食べようと思ったが、まだ我慢できるので山頂を後にする。
11:51、ほぼ、登山道にまっすぐ降りる急な道があり、登山道に出る。
人声がする。焼山の展望台にいた時に焼山に寄らずに行った登山者だろう。
11:52、水場への道標だ。この水場はちょろちろだったので、行ってみたいが、止める。
話し声が聞こえ、登山者が前を行く。男女二人のパーティだ。 
11:53、大平への分岐の道標だ。黍殻山避難小屋に寄らずに大平への道をとる。
ここからはお昼を食べる場所を探しながら歩く。
朝は食パンにジャムをつけてサンドイッチにしてきたのをC地点で食べただけだ。
モノレールに沿った道を下る。12:10、休み台でザックを下ろし、ガスストーブを組み立て始めて、ガスボンベを忘れたことに気が付く。インスタントラーメンに餅を1個持ってきたのだ。焚火をした跡があるが、焚火をする訳にはいかない。先ず、味の素のaminoVITALを一袋飲み?食べ?、持ってきた餅を割って食べる。
何だか、疲れがどっと出てきたみたい。
12:38、ん?クマ糞だ!まだ、柔らかい昨夜か今朝のようだ。もちろんゲット。
13:03、スギ林の林床はこのシカが食べない下草だけだ。この下草の名が出てこない。忘れた。
っと、ザックを持たないで、ウエストバックの男性が登ってきた。声を掛けたが向こうは目で挨拶してくれただけ。足は運動靴だ。下草の名前はシソ科のテンニンソウだった!
13:30、大平に到着。この頃にはお腹は何だか満腹状態だ。餅と一緒に水を飲んだので、お腹の中で膨れたようだ。もしかして、餅は素晴らしい非常食かな?なんて思いながら奥野林道を下る。
2ヶ所でテン糞を拾い、オスジカの糸を引くようなピーーーーーと言う発情の声を耳にしながらただ下る。
リュウノウギクが咲いていた。
何と、ウサギ糞を見つけた。東丹沢でウサギ糞を見つけたのは久しぶりだ。
春の丹沢実習時の子ウサギといい、ウサギの個体数が回復してきたかな?
15:13、車に到着す。

2015年10月22日木曜日

久しぶりの焼山  After long time, the Yakeyama climbing!

今日、水沢林道から旧焼山・宮ケ瀬の登山道に出て、焼山・黍殻山に行ってきた。
大平に下りて、奥野林道を下り、水沢橋の駐車場に置いた車に辿り着いた。
GPSの軌跡では17.8キロの行程であった。
写真は焼山山頂の展望台の上から宮ケ瀬を望む。

2015年10月19日月曜日

カメラを持って散歩に! Walking with the new camera!

午後、気持の良い天気なので散歩した。
もちろん、新しいニコンのカメラを持ち、望遠はザックに容れて歩いた。
初めは引地川の親水公園を目指そうと思ったが、歩き始めてすぐ気が変わり、
境川の向こうの横浜市側にある知人Nさんの畑に向かった。

境川を越えて、横浜市側に入るとすぐ登りだ。登り終えたところの空き地に生意気そうなネコがこちらをにらんでいる。少し近づいても逃げる気配がなく、相変わらず「この不審な男!」と言う目付きでこちらを見ている。「よしよし、そのままにしていな!」とパチリと撮る。この一眼レフ、ミラーが動くのが解かる。
電子音を無音にしているのだが、ミラーが動く時は音がでる。ウン、昔のカメラの感じだ!良し!
知人の畑に辿り着き、畑の周りのコスモスを撮る。
 コムラサキの実を、モードを様々に変えて撮ってみる。
知人の車があるので、知人を探す。畑の中にしゃがんでいるので分からなかった。
奥さんを見つけ、声を掛ける。午前中から来ているようだ。Nさんは離れたところで作業していた。
何と、苗を植え替えているのだが、タネから育てているようだ。
畑は夏の頃よりさらに広くなり200坪くらいは有にあるかな?
今週末はサツマイモ堀をやると言う。もちろんぼくは張り切って参加だ。
また、アカネズミが捕まえられたら、、、、嬉しいなぁー。
帰りに、新生姜と間引いた小松菜をもらう。まるで、野菜をもらいに行ったようだ。

境川の上を通る横浜市営地下鉄と相鉄線の陸橋だ。
土手の野花を撮っていると、老犬を連れて歩く80代くらいの男性が通り過ぎた。

2015年10月17日土曜日

とうとうニコン一眼レフに!  Finally, a Nikon single-lens reflex!

Lumix GH1が夏休み前あたりからカラモードダイヤルがインテリジェントオートしか効かなくなった。どう回しても他の機能はダメ。ぼくが使っていたのはほとんどこのモードだけだったのでまだ使えるのだが、山の持って行って使えなくなったら困るので、山にはもっぱらソニーのCybershot dsc-hx300を持っていったが、使おうとするときにスイッチを押すのだが、これがスイッチが入らない。バッテリーを外したり入れたりしてスイッチを押してようやく入るということが続いていた。
先日は高取山で前からリスがピョンピョンと登山道をゆっくり下りてきて、ぼくの横を通り過ぎて行くのに、バッテリを外す入れる。スイッチを押すを2、3度繰り返しているうちにリスは見えなくなってしまった。
また、先月三峰に登ったときも、目の前でシカが警戒を出して飛び出して、こちらを見ていたのにスイッチが入らなくて逃げていくのを見ているだけだった。
こんなスイッチを押してオンにするようなカメラはダメだ!と思い。このところカメラを探していた。

ぼくとしてはスチールカメラ当時使っていたニコンFやF3は、雨に濡れても岩に落としても大丈夫だったので、ニコンの一眼レフカメラなら丈夫だろうと、でできるだけ軽い物を探していた。
で、とうとう下の写真のD500というのをアマゾンで買った。
ボデー自体はLumixGH1やソニーのCybershotoより軽いのでこれに決めたのだ。
先ほど、ニコンFやF3と比べてみたら、小型で凄く軽くなっている。
ニコンのスチールカメラは使えるので乾燥材を入れた箱に容れて置いていたが、7年ぶりに取り出したで、カビが出ていた。このスチールカメラはタイワンザルの調査からアフリカでのチンパンジーまで30年以上使っていたことになる。操作は簡単で、水滴などで壊れない。
しかし、デジタルカメラは電気なので水滴ですぐ壊れてしまう。
ぼくは、乱暴な扱いだが、新しいニコンはそれに対応しているかな?

先ほど、江の島の花火大会を見て帰ってきた。今年もすごい人出だった。

2015年10月16日金曜日

これからは鳥糞も!  Even a bird scat, from now on!

一昨日の松茸山・奥野林道・伊勢沢林道歩きで、見つけ拾ったテンとハクビシンと鳥の糞。
昨日は皮膚科に行った。腕時計をしているところが、汗疹のように皮膚が爛れてなかなか治らない。
我が家で魔法の薬とか何でも効く薬とか言って重宝している副腎皮質ホルモン剤のリンデロンが欲しいので、先生にリンデロンをお願いしますと頼んだ。
先生は「ウン、これはリンデロンだ!」とぼくの手首にリンデロンを塗ってくれる。勿体無い。

帰ってきて、糞洗いをした。まだまだ、見ただけで内容物を正確に当てることはできないが、○か△だということで大体当てることができるようになった。でも、これは東丹沢山麓だからだ。
以下の糞を見て、内容物を大体当てることができるかな?

9:06、テン糞だが、食べているのは何だろうか?お持ち帰りだ!
10:09、テン糞
10:26、ハクビシン糞
10:30、テン糞
11:47、鳥糞

9:06、テン糞:サルナシ種子と果皮付き果肉
10:09、テン糞:サルナシ種子と果皮付き果肉、カマドウマ脚
10:26、ハクビシン糞:サルナシ種子果皮付き果肉、アケビ種子果肉
10:30、テン糞:サルナシ種子と果皮付き果肉、マメガキ種子3個、カマドウマ脚、翅
11:47、鳥糞:アケビ種子

 鳥糞の中に毒草のヨウシュヤマゴボウ、ハダカホウズキ、ドクウツギさらにはマムシグサ、あるいはぼくは食べるが食肉目の糞からは出てこないガマズミやアズキナシなどの種子が出てこないか調べることにした。

2015年10月14日水曜日

奥野林道から伊勢沢林道へ   To the Isezawa forest road from the Okuno FR.

先週の実習時、不動尻から広沢寺温泉バス停まで歩いたのが足に響いていたが、
骨ではなく筋肉なので少し軽い歩きをすると治る筈なので、
水沢橋のところに車を置いて、松茸山を登り、奥野林道を歩き、途中から山を越えて伊勢沢に下り、そこから急斜面を這い登って伊勢沢林道に出て戻ってきた。歩いたGPS上の距離は9.1キロであった。この距離を8:30から12:30まで丁度4時間かかって歩いたことになる。松茸山まで1時間もかかる。
松茸山への登り口は新たに整備されており、「みどり・みらい・JA50の森」による、樹木名が書かれていた。
8:59、これはタヌキの溜め糞があったのだろう。糞虫たちが糞を地中に運んだ穴がいくつも開いており、
今、まさに穴を開けているコガネムシのようなヤツがいた。クリック拡大すると判るよ!
9:06、これはテン糞かなアケビの種子だ。一応ゲットする。
シカの警戒音がすぐ近くでする、見上げると一頭が斜面を下っていく。
9:28、モグラ塚だ!もうすぐ山頂だ!
山頂の東屋では小休憩しただけ。
9:38、松茸山山頂からの下りは鉄骨製の手摺りが設けられていた。
JA50の森ってこの松茸山とあと49はどこになるのだろう?と歩きながら思いを巡らす。
9:52、カモシカの角砥ぎ痕だ!
10:02、林道沿いのクマノミズキの青黒い実だ。
10:07、食肉目の糞には一度もこのアオツヅラフジの種子は出てきていない。
10:24、ツリバナの種子も食肉目の糞には混じっていない。
10:26、以前、ハクビシンの糞が早戸川側に突き出たところにあったので、林道沿いを注意して歩いていると、あった。ハクビシン糞だ。ハクビシンは見晴しの良い場所でウンチするのも好きなのかな?
10:30、おー、生々しいテン糞だ!
この後、山側斜面を登る。
11:00、カモシカが休息した場所だ。毛を4本採集。
11:06、イノシシのヌタバだ。毛をゲットしてくる。
11:40、伊勢沢林道のここに上がってくる。
11:47、アケビを食べた鳥糞だ。
11:54、オスジカのピーーという物悲しい鳴き声が聞こえる。ん?シカ糞だ!(多分、確信は持てない)
11:56、鹿角を拾い、ザックに付ける。初春に落ちたものだ。
12:21、ハダカホオズキだ、これもテンやタヌキたちは食べない。でも、鳥は食うだろう。
12:21、マムシグサの実が赤く色づいてきた。これも哺乳類は食べないが、鳥は食うのだろう。
12:30、ちんたら下って車に辿り着く。鳥屋森林組合の人たちが山に入っている。
チェンソーの音が12:10まで聞こえていた。
帰路、伊勢沢林道を下っていると、カメラを持ったぼくくらいの年齢の二組の男性パーティに出会った。
立派なカメラを持っていたので、鳥観察かな?

2015年10月13日火曜日

食肉目が食べない赤い実と食べる赤い実の違いは? What are the differences between the red fruits that carnivora eat and not eat?

ここにアップしたのは先週7日に高取山・仏果山・土山峠で撮ったものと昨年10月3日に大山山頂付近で撮ったガマズミの赤い実を載せた。

ニシキギの赤い実だ。 ぼくは子供の頃この木をヘビの木と名付けていた。
ミヤマシキミの赤い実
アズキナシの赤い実
ガマズミの赤い実(これは昨年10月3日、大山付近で)

実(じつ)は、これらの赤い実の種子は2005年11月から拾い集め分析している食肉目の糞の内容物として出てこない。
アズキナシやガマズミの実は、特に11月の霜に当たったガマズミの実はぼくらが食べても甘酸っぱくて美味しく感じるのだが、テンやタヌキなどの糞からはその種子が出てこない。
また、ニシギギ科のマユミやツリバナの種子もほとんど出てこない。
ミヤマシキミやクスノキ科の赤い実は皆無だ。

しかし、赤い実でもヤマボウシやアオハダ(モチノキ科)はテンにもクマにも喜んで食べられる。
アズキナシやウラジロノキの赤い実はヤマボウシの実と同じように林床に落ちていることが多い。
それでも食肉目の動物たちはヤマボウシは拾い食いするが、アズキナシやウラジロノキの実を好んで食べない。これはどうしてなのか?