「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2015年10月12日月曜日

机の抽斗の中にネズ吉がいた!   There was Nezukichi, who was in the drawer of my desk

机の右袖にある引き出しを開けて、中に入っているものを整理した。
すると、何かに齧られたような封筒が出てきた。
ん?まさか?と思いながら深さ40センチくらいある引き出しを整理していると、封筒が粉々に破られている残骸が出てきた。ん?あのネズ吉がいるのか?
この引き出しには頭骨などの骨を保護するための綿を容れている。
その綿の中にネズ吉Apodemus speciosusがいる。下の写真だ!
動かない。綿ごと取り出す。死んでいる。
綿に包まるようにして死んでいる。
ネズ吉のウンチは綿の中にも引き出しの底にも無い。
餓死したんだ。
3月18日に机の上の飼育箱から逃げ出し、数日はぼくの部屋の隅々に置いたヒマワリのタネやサツマイモを食べていたが、そのうちまったく行方知らずになってしまった。
何と、約6ヶ月ぶりに見つかったのだ。
ぼくの机の引き出しにいたとは驚きだ。娘はカリカリに乾いて死んでいるを見て驚き、背を撫でている。
この抽斗は、ネズ吉がいなくなった時も開けて見ているのだ。でも、綿の中に包まっているとは思いもしなかった。さて、ネズ吉をどうしようか?とりあえず味付け海苔が入っていた手頃なプラスチック瓶に容れて蓋をしっかり閉めた。

2015年10月11日日曜日

名護からのヤモリのミイラが  A gecko's mummy from Nago in Okinawa.......

一 昨日、丹沢実習から戻ると、机の上に友人K.Mからの茶封筒があった。
ナゴランで有名な沖縄の名護市からだった。
沖縄のケッケッと鳴くヤモリのミイラがあったので同封すると書かれている。
我が家の庭にも玄関前にもヤモリがいるが、ケッケッとは鳴かない。
南方方面にいるヤモリは見た目は関東地方にいるヤモリと変わりないように思えるが、
違った種のホオグロヤモリHemidactylus frenatusのようだ。でも、沖縄には数種のヤモリがいるし、送られてきたのが下の写真のような状態なのでちょっと同定できない。

背側から

腹側から

歯が関東地方にいるニホンヤモリと違いがあるのかないのか拡大して見た。
左上方に上顎の歯と下顎の歯が見えている。クリックすると拡大します。
上のヤモリのミイラを水に浸けると歯骨が外れて、もっとしっかり見ることができるだろうか?
KenkoのDo-Nature STV-40Mで見ると、下のニホンヤモリGekko japonicusの歯と変わりないようだ。
 
下の咽頭歯を見るにはミイラを崩してみなければいけない。
しかし、友人からのミイラを崩す気には今のところならない。
いずれにしても、ニホンヤモリの歯とトカゲやカナヘビの歯が似ているので、名護からの鳴くヤモリの歯がニホントカゲの歯と似ているので、ヤモリ科、トカゲ科やカナヘビ科を含むトカゲ亜目の仲間たちは皆このような歯をもっていると言えるのかな?ペットとして飼われているイグアナもそうなのかな?

ちょっと気になって後藤・大泰司編「歯の比較解剖学」(医歯薬出版)をめくってみた。
上記の爬虫類(綱)は鱗竜類(亜綱)Lepidosauria、有鱗類(目)に含まれ、この中にトカゲ亜目やヘビ亜目に分類されている。カメは無弓亜綱Anapsida、カメ目Cheloniaに含まれ、ワニは主竜亜綱Archosuria、ワニ目Crocodiliaであり、あのジュラ紀の肉食恐竜のティラノサウルスははワニと同じ亜綱の竜盤目Saurischiaというものに分類されるようだ。
何か恐ろしく難し気な漢字の動物分類群だ。
いずれにしてもトカゲ亜目のものたちの歯はニホントカゲの歯と同じだが、アオダイショウやマムシとは違っているので、この仲間は亜目の段階で歯が違うと言える。

2015年10月10日土曜日

幼虫は団体行動 These larbae moved and behaved together.

昨日の丹沢実習で、興味深い幼虫のコロニーがいた。
三峰山から下りてきて、不動尻方面へ下る登山道と唐沢峠への稜線への分岐がある。
そこで、どちらのコースを行くか学生たちに問うていたら、Kさんがリョウブの木の幹に蠢いている
幼虫たちのコロニーを見つけた。
この連中、皆一緒に統制のとれたような行動をする。
一匹が左に動くと皆それに続いて後に従う。
この虫は何の幼虫なのか不完全変態をする昆虫のようだ。
リョウブの木の汁でも吸うのかな?
この幼虫は成虫になるとどんな虫になるのだろうか?どなたか御存知ですか?

帰路が長かった。  The road to the bus stop from Fudoujiri was long.

昨日、専門学校の丹沢実習があった。
予定コースは、谷太郎林道から鳥屋待沢左岸の尾根を歩いて、以前の実習で親子グマに出会ったところを通り、登山道に出て、三峰山・唐沢峠・不動尻・広沢寺温泉であった。
しかし、実際は唐沢峠には向かわなかった。
下が、GPSの軌跡である。
不動尻までは9月24日に歩いたコースとほとんど同じだが、24日の時は不動尻から谷太郎林道に出た。
今回は広沢寺温泉コースをとったが、不動尻から広沢寺温泉へは舗装された下り路で、足首や膝や股関節がきしむような感じがした。
登山道に出てから、7、8名の中高年の登山パーティとほとんど一緒であった。そのためもあって、クマはおろかシカもカモシカにも会えなかった。ただ、イワシャジンやタテヤマギクが今が盛りのようで、三峰山付近には登山道沿いにはいたるところに咲いていた。
不動尻付近ではホトトギスが咲いていた。
今回の歩いたGPS上の距離は14.9キロだった。

2015年10月9日金曜日

テンやアナグマは何を食べたかな?鳥は? What kinds of foods did a marten and a badger eat? And a bird?

7日の高取山・仏果山で見つけた食肉目の糞はテン糞2個とアナグマ糞1個であった。
糞ををみただけで何を排泄したか判りますね。

テン糞①
 テン糞②
 アナグマ糞
これは表面からでは難しい。

鳥糞
高取山の展望台に5か所にもあった。

下は、仏果山登山口・宮ケ瀬越・高取山・宮ケ瀬越・仏果山・土山峠・大棚沢駐車場と歩いたGPSの軌跡、9.8キロを歩いたようだ。
地図上の①はテン糞①、②はテン糞②、③はアナグマ糞の位置。

糞はまだ水洗いしていない。が、①と②はアケビの種子だということがわかる。
③は不明だ。でも大半が土砂と腐葉砕片だろう。他に節足動物を含む土壌動物の外骨格だろう。
他に果実の種子は何が入っているだろうか?
鳥糞は、クマノミズキの種子だと判る。

水洗いして判った結果は、後程お知らせします。

2015年10月8日木曜日

冷たく強い風の中キク科の花が咲く   In a cold and strong wind、Asteraceae bloom.

昨日の高取山・仏果山は風が強く、冷たく、汗はべとつくことなくすぐ乾き、秋が早くも来たようだった。
冷たい風の中、キク科の花々が咲きだしていた。

カシワガハグマの花が咲き
 コウヤボウキの花が咲く
ヤクシソウが咲き
アキノキリンソウが咲いていた。
しかし、リュウノウギクはまだ蕾だった。

2015年10月7日水曜日

高取山

高取山の展望台から、丹沢山方面を望む。
丹沢山や蛭ヶ岳は白い雲に覆われていた。
大棚沢駐車場に車を置いて、仏果山登山口から登り、高取山、仏果山、土山峠、
と一回りしてきた。歩いた距離は10キロなかった。
今日の風は冷たく、寒いくらいだった。

2015年10月5日月曜日

七ツ木神社の祭り  The festival of Nanatsugi Shinto shrine.

3日夜、同じ市内の知人の家に呼ばれた。
神社のお祭りがあるからビールを飲んでから行こうとのことなので喜んで行った。
七ツ木神社のお祭りだった。
知人も氏子であり、以前はたいそう賑やかなお祭りだったようだ。
北海道生まれのぼくにとっても、なんとなく懐かしさがこみ上げてくるようなものだった。
氏子中の子供たちのお囃子である。
娯楽の少ない時はさぞかしたくさんの人が繰り出したのだろう。
神社の本殿である。もちろん、お賽銭を入れて、鈴を鳴らし柏手を打って礼をしてきました。
舞台を観る氏子の人たち
舞台では歌い手さんが、司会を兼ねていた。
この七ツ木神社、江戸期に編纂された相模風土記にも載っているようで、
その当時は七ツ木郷鯖神社という名称だったようだが、明治になって改名されたようだ。
鯖神社というのはこの辺りに他にもいくつもあり、源義朝を奉っているもののようだ。
ぼくのような道産子にとっては、江戸時代だとか、源義朝だとか、相模風土記だとか
日本史がこんなに身近なことに驚く。

2015年10月4日日曜日

引地川沿いの秋  The autumn season along the Hikichi river.

引地川沿いを歩いた。我が家から西に10分も歩いて下って行けば引地川であり、
東に15分歩いて下ると境川である。
我が家は両方の川に挟まれた尾根上にあることなる。
しかし、そう単純な地形ではないと言うことが、江戸期以前からこの当たりに代々住んでいる知人から教えてもらった。一見平らになっているような場所も、以前は山があったり、谷地であったり、小川が流れていたりしていたようだ。大きく変わったのは小田急線が走り始めてからのようだ。

畑の脇にある柿の木に実がたくさんついている。
稲穂も頭を垂れてきた。刈り入れた田圃もあった。
引地川に、カルガモ、コサギ、アオサギが3羽仲良く休んでいた。
ハゼノキの実がたくさんついていた。
ん?対岸の家のあの木は、キンモクセイだ!あんなに花が咲いている。
しかし、風上なので匂わない。
アメリカセンダングサだ。これは大学1年の時に同級生の植物に詳しいK.Tさん教わった。
ノブドウだ!エビヅルなら食べられるのに、これは鳥の餌だ。
オナモミだ!これもK.Tさんにメナモミとともに教わった懐かしい植物だ。
ヤブガラシの葉とまぎれて緑色のカマキリがいるの分かりますか?
これはアレチウリの果実だ!表面に柔らかなトゲトゲがたくさん出ている。
一個採って持ってきたら、人差し指がチクチクする。見たら長いトゲが刺さっていた。
花はこんなもの
キズタが蕾をたくさんつけていた。
エ?これはもしかして美味しい山菜のシオデじゃないの!
サルトリイバラの葉に似ているが、柔らかそうだ。
シロダモの実が赤くなてきている。
うーん、ススキの穂が、、、数本、我が家に持ち帰りたいくらいだ。
ん?これはオトコヨウゾメのビナンカズラだ。
実がまだ赤くなってない。晩秋に赤くなると良く目立つ果実だ。
イヌツゲが実をこんなにもつけている。これから真っ黒になる。
山では動物たちの冬の食料だが、平地では鳥が食べるから我が家の狭い庭にも芽が出てくる。
へー、こんなお花畑があった。
引地川沿いを歩くだけでも、川にいる水鳥やコイやミドリガメ、土手や畑や水田沿いのさまざまな植物に出会える。



2015年10月3日土曜日

テンやタヌキは何を食べた? What did a marten and a racoon-dog eat?

9月30日の日向キャンプ場から梅ノ木尾根、唐沢峠、ネクタイ尾根、大山北尾根、大山、見晴し台を通って、見つけた。食肉目の糞である。テン糞が4個とタヌキ糞が1個である。
糞の写真だけで何を食べたか当てられるのはいくつあるだろうか?
答えは、一番下の欄にアップしています。
写真をクリックすると拡大します。

テン糞①
これは、2種類の種子が浮き出ているから判るネ!

テン糞②
これはクリックしても難しいかな?

テン糞③
これはどうかな?なんと3種類の果実を食べている。

テン糞④
これは、昆虫に2種類の果実をたべたようだ。

タヌキ糞
タヌキが食べた果実は一種類だ。大山の登山路には実が至る所に落ちて、登山者に踏まれていた。

テン糞①:カヤの種子、アケビの種子
テン糞②:サルナシの果皮・種子
テン糞③:カヤの種子、サルナシの果皮・果肉・種子、アケビの種子
テン糞④:サルナシの果皮・果肉・種子、ヤマボウシの種子、バッタの脚
タヌキ糞:ヤマボウシの種子、甲虫の脚・外翅・内翅、外骨格、土砂少々

今の時季に庭の水道栓で糞洗いをする時は、蚊に刺されないように、厚手の長袖のシャツを着て、手元や首、顔には虫除けの薬を噴霧し、長靴を履き、さらに蚊取り線香をいぶして万全を期す。それでも目元を刺されたり洗っている指や手の甲を刺されたりする。山では薮蚊に刺されたことなどないが、何故我が家の庭では刺されるのか、睡蓮鉢にはグッピーを飼っているからボーフラの発生はない筈と思っている。
完全防備したので、糞洗い後庭を見回ったら、ミョウガの花が咲いている。
これは薬味として大好きなので採った。
食べる部分(下の写真)を輪切りにするといくつもの蕾が詰まっている。これが美味いのだ。