私たちヒトの歯並び(前歯が2本、犬歯1本、小臼歯2本、大臼歯3本)と同じだ。
昨日、歯科医院に行った。
椅子に座らされていた時間は30分くらい。
口を開けたままでいること25分以上。
大口を開けながら、何故、歯科医院に来るのが嫌なのか考えた。
キーンという歯科独特の歯を削る機械音!
ガリガリと患部を削られる時の頭骨・脳への不愉快な衝撃!
この削られる時の不愉快な衝撃が唯一最大の歯医者嫌いの理由であると思っていた。
今回は6ヶ月目の定期検診であり、歯を削られることはなかった。
にも拘らず、歯科医院に来るのは嫌だと思った。
その嫌さとは、半ば強制的に他人に自分の口内を隅々まで見られ、さらにいじくり回されることだ。
歯科医師や衛生士に口を開けてバカ面をして見せて、幼児言葉のような言い回しで注意される。
この嫌さ、屈辱は歯を削られるのと同等かそれ以上のものである。
大口を開けてバカ面をさせられている、この屈辱から一刻も早く開放されたい。
逃げたい気持ちになる。
検診が終わった後、礼を言うのに相手を見るも恥ずかしい。