「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

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原発不要・核廃絶


2019年7月1日月曜日

商業捕鯨の再開に反対! Protest the resume of commercial whaling !

大阪でG20が終わった29日に日本は国際捕鯨委員会から脱退することを宣言し、これまでの調査捕鯨ではなく31年振りに商業捕鯨を再開する。この商業捕鯨再開に関する日本のマスコミの動きは非常に弱いので、声を上げたい。
クジラは脊椎動物でも魚でもなく、我々ヒトと同じ哺乳類の鯨偶蹄目の仲間であり海の動物であることは誰もが知っている。
しかも、クジラの仲間は集団生活をしているものが多く、仲間たちと様々な音によるコミュニケーションを取り合っており、仲間同士で協力し合って生活していることも知られている。
そして、クジラは何よりも野生動物であり、ウシやブタのような家畜ではない。
最近はホエールウォチングが盛んであり、クジラの大洋の中を雄大に泳ぐ姿に感動を与えられている。
日本では、キツネ、ゴリラなど陸生哺乳類に関してはその動物のエンリッチメントとしてできるだけその動物が生息していた自然に近い形での飼育の仕方が推奨されている。
しかし、海生(水生)哺乳類に関しては、鯨偶蹄目のイルカやシャチでも食肉目のオットセイやアザラシでも、こと海生哺乳類と云うだけで、広い海とは似ても似つかない狭いプールで飼い、さらに動物たちに芸までさせている(それを不快に思わないで喜んでいる人々がいる)。
何故、陸生と海生の哺乳類ではこのように扱いが違うのか!
その一つの大きな表れが、商業捕鯨である。
現在の日本では、シカ、イノシシ、クマ、サルが増加し、しかも農作物に被害を及ぼしている。にも関わらずジビエとして皆で食べようという国の政策は出てこない。それは、シカ、イノシシ、クマ、サルなどの陸生哺乳類の親子の愛情の素晴らしさをぼくらは子供の頃から絵本などで知っているからだ。しかし、こと海生哺乳類になると、皆無にちかく。聞かされるのは捕鯨の話しくらいなものだ。
ロンドンの日本大使館前を捕鯨反対のデモ
Newsflareの動画より
ロンドンでは、the “cruel and archaic practice which has no place in the 21st century”.(21世紀にはあるまじき残酷で廃れた行い)だと人々は日本大使館にデモをしている。 

周りを海で囲まれた島国日本であるからこそ、海の哺乳類を含む生き物たちの収奪だけを行うのではなく保護にも取り組まなければ、欧米世界からShame Japanと罵られるだけだ!
この商業捕鯨に熱心な人物が和歌山を地盤とする自民党幹事長であることは周知の事実だ!

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