3月16日に、「みやがせミーヤ館」前の駐車場に車をとめ、沢から尾根に登って最後は登山道を歩いて、拾ってきたテン糞9個とタヌキ糞1個の内容物をアップしたい。
12:44、テン糞① マメガキ種子・果皮
13:21、テン糞② 小哺乳類毛・骨片(毛が赤褐色もあるので、ネズミ科の動物のものかも知れない。)
13:27、テン糞③ キブシ種子・果実、サルナシ果実1個、ムカデ外皮5匹、
13:36、テン糞④ 腐葉砕片、土砂
13:53、タヌキ糞 キブシ種子、腐葉砕片、昆虫外骨格・脚・下翅、土砂
13:59、テン糞⑤ バッタ脚、ハグロケバエの幼虫10匹分
14:01、テン糞⑥ ジネズミ毛・爪
14:11、テン糞⑦ キブシ種子、腐葉砕片、膜翅目翅、土砂
14:20、テン糞⑧ ケンポナシ種子・果実・果柄、サルナシ種子、フサザクラ果実、ミズキ種子、骨片(両性爬虫類のもの)
14:37、テン糞⑨ キブシ種子・果実・果皮、オオウラジロノキ果実果皮、ムカデ2匹分外皮、
Table1.にテン糞9個とタヌキ糞の内容物についてまとめた。表の左の欄は内容物に含まれていた植物や動物名、あるいは同定できない腐葉砕片や土砂である。詳細はそれぞれの糞の部分に説明している。
テン糞①、②、⑥は一種類の食物を食べたものであり、それだけで満足したようだ。①はマメガキ、②、⑥はネズミ科の動物とジネズミを食べたものだ。他は、④,⑤の2種類食いを除いて、タヌキ糞を含め3種類以上の地面に落ちている果実や地面にいる節足動物を食べたものだ。
とにかく、今の時季は野生動物にとっては餓えに苦しんでいる。しかし、ジネズミやネズミ科の動物を食べると他の物を食べていないので、小哺乳類を食べるとそれが一匹でも腹を満たすのかもしれない。
とにかく、今の時季は野生動物にとっては餓えに苦しんでいる。しかし、ジネズミやネズミ科の動物を食べると他の物を食べていないので、小哺乳類を食べるとそれが一匹でも腹を満たすのかもしれない。
Table 1. テン糞①~⑨とタヌキ糞の内容物のまとめ
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