土曜日に仏果山で見つけた糞。
テン糞?それともハクビシンの糞?
長者屋敷キャンプ場でハクビシンの死体を見つけてから、今、混乱状態。
これを採集してきて水洗いした。
内容物はサクラ(種同定できず)の果皮つき種子と下の種子であった。
拾ったときには桑の種子くらいに思っていた。
しかし、洗ってみるとモミジイチゴやニガイチゴの種子に似ている。
しかし、それらよりも一回りも小さい。
今の時季の果実でこのような種子をもつものは、何だろう?
さらに、この糞の中に、下のビーズ玉が入っていた。
これは、動物に食物と一緒に食べさせて、その消化から排出されまでの時間を測定したり、
動物の行動範囲を測定するのに使われるものである。
今では発信機を装着して行動域を調べることが多くなっているが、
このようなオーソドックスな方法で調査・研究している人たちに好感が持てる。
ぼくは、ビーズ玉よりもイチゴの仲間の種子と思われるものを知りたい。
なお、この糞は、仏果山から土山峠へ向かう途中の「危険な細尾根」で見つけた。
3 件のコメント:
モミジイチゴもニガイチゴも同じような種子ですね。でも今、目につくのはモミジイチゴが多いし、それでいいのじゃないでしょうか。(クサイチゴなどもありますが)
大きさは図鑑によって2ミリとあるのもありますが、はばがあると思いますし。
動物のことを調べるこんなビーズがあるのですね。初めて知りました。
モミジイチゴとニガイチゴの種子は、モミジイチゴの種子が少し赤っぽいかなというくらいらい、大きさ文様ではぼくの目では区別できません。
しかし、これは明らかに一回りも小さいのです。
写真で見ていただきたいと思います。
クサイチゴの種子はまだ集めておりません。
動物の行動範囲を調べるのに、このようなことが行なわれました。糞を拾い、地図に糞の位置をチェックし、ビーズを有無を記録する。
このビーズは赤ですが、白、青、黒、緑などと異なった色のビーズを使うことでさらに隣接する個体間の関係なども調べられました。
今は、発信機をつけて受信機で位置を確かめという。方法になっております。
どちらの方法が自然に親しみ、動物をより詳しく知る方法であるかはわかると思います。
糞の太さからハクビシンに一票です。
ビーズを使う調査方法なんてあったのですね。
まったく知りませんでした。いまでもやっている、ってことですよね?
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