「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2012年5月24日木曜日

テン、アナグマの糞内容物 The contents in scats of marten and badger.

5月21日:白銀山からの須雲川への下りの尾根コースである。
○1がイノシシ糞、○2がテン糞、○3がテン糞とアナグマ糞、○4がアナグマ糞、○5がタヌキのタメ糞を見つけた位置。
を見つけた位置。
発見位置が白銀山付近に偏っているのは、このコースを下ったからだ。
尾根道を下るといきおい走り下りてしまうこともあるので、糞などのフィールドサインや
多くの事を見落としてしまう。

10時8分、○1のイノシシ糞である。
ほとんど全てが2~5ミリに噛み砕かれた植物繊維であった。
春の柔らかいシュートを食べたようだ。
でも、驚いたことにキブシの種子が8個入っていた。
キブシは動物たちの大事な大事な食糧だ!

11時36分、○2のテン糞である、。
ヒミズ(たぶん)?の毛にまじって、大腿骨の一部が混じっていた。
他、骨片を探したが一欠けらも見つからず。

12時51分、○3の場所には、新旧のテン糞3個とアナグマ糞(上)があった。
新しい右端のテン糞を洗った。
これは、小哺乳類の毛と昆虫の翅と外骨格が出てきた。

アナグマ糞は単子葉(スゲ?、4センチ前後18本)、サワガニの前脚、外骨格骨片多数、キブシの種子4個不明種子10個、不明植物質。
上が不明種子である。左の二つはキブシの種子。
これは何の種子?

13時8分:○4アナグマ糞
これを洗ったら、小哺乳類の毛と骨片だらけだった。
その骨片からモグラ(アズマかコウベは同定できず)の上顎の臼歯がでてきた。
これは、右上顎の第四前臼歯と第一臼歯、第二臼歯である。
第三臼歯がおさまっていた穴がわかる。

14時43分:○5のタヌキ糞
サワガニ一匹分くらに脚や殻、昆虫の脚と外骨格

箱根・白銀山付近の動物たちの糞内容物をみると、かなり春の食物に移行しているように思える。
イノシシは新芽を食べ、それはアナグマ糞からもスゲのような単子葉の植物がたべられている。
さらに、○1テン、○4アナグマにはヒミズ(??)やモグラが食べられ、さらに、
サワガニが○3アナグマや○5タヌキが食べていた。
春の果実のクワの実やモミジイチゴなどのキイチゴが実るまではしばらく小哺乳類やサワガニ、昆虫食いとなるのだろう。

さて、丹沢土山峠付近の動物たちの食物メニューはどのようになったかな?
他の時季に比べて5、6月の標本資料が非常に少ない。

昨夜、ベッドに入っていると電話だ。
奥湯河原で一緒にサルを追っていたAkabori君からだ。
彼はフィールドに一番近い湯河原小学校の先生をしていた。
人生はいろいろ、紆余曲折があるものだ。
彼がこのブログをときどき見ていてくれているようだ。
是非、メール下さいネ!
この右下にぼくのアドレスがあります。











2012年5月23日水曜日

動物行動学の時間   Animal behaviour class

慶應大日吉の水曜日の2時限目、「動物行動学」の教養のためのクラス。
新学期が始まってから6回目の講義であった。
試験を除いて夏休み前までに計14回ある。
250名の学生が単位を取ろうと履修し、単位はいらないが聞きたいという学生も2、3名いる。
250名のクラスなので、聴講カードを提出してもらって
それを出席簿に記録するという先生もいるようだ。つまり、出席点を加味するのだ。
そんなことまでして出席はとりたくない。
しかし、GW以後の閑散とした教室はさびしい感じさえする。

が、その寂しさもあと2週間だ。
来月になると、試験が心配になった学生たちが顔を出すようになる。
11回目くらいになると再び教室が学生で溢れるようになる。

これは、ぼくが学生の時から続いている学生の授業・講義に対する出席の傾向だ。
ぼくは大学2年になる春に、タイワンザルの調査から帰国した。
1年次の成績を見た。半分以上の教科が不可だった。
友人たちも同じだろうと思って聞いた。が、こんなに落としたのは僕だけだった。
4年で卒業できないことが分った。
なるべく身軽になるために教職の単位を全て外した。
後輩といっしょに物理や英語購読や数学を受けた。
当時の教養の授業は、教員が自分の専門分野の話題を取り上げて話しをするものだった。
学生たちに理解してもらおうというものではなかった。
だから、おもしろい楽しいなんて言う授業は一つもなかった。
学生紛争も活発化していた。
学校の授業から逃げるようにして山に通い、デモに参加した。
2年の時の単位はぎりぎり可で取れた。
1年の時に落とした単位はなかなか取れなかった。
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単位が取れないで、また留年か!という夢をつい最近まで見た。
試験はやる方も嫌だ!やった後の採点と成績付けが嫌だ!

アオダイショウの背骨 Backbones of a snake.

白銀山で、k-ta隊員からアオダイショウと思われるミイラ状のヘビをもらった。
頭部と尾部が無いが、ヘビ類の骨を見るものとしては好都合のものだ。
ヘビには手足が無いからすべての骨は頭骨と背骨と肋骨しかないことになる。
ヘビの背骨は頸椎・胸椎・腰椎・尾椎の4つの部分分けられるのであろうか?
ヘビは肩も足も無いが、骨盤はあるだろう。そうすると腰椎があるし、尾椎もあることになる。
ならば、頸椎・腰椎もあるだろう。
背骨(おそらく、胸椎だ。左右に肋骨がついてあった)の一つを後面から見たものだ。
上が背側で下が腹側だ。
6ミリくらいの大きさのものだ。
前面から見たものである。
腹部側から見たものだ。
上が尾の方で、下が頭の方だ。
一個の背骨の長さが6ミリくらいある。
 側面から見たものだ。
上が尾部の方、下が頭部の方だ。
左が腹側で、右が背側である。
両性類や爬虫類の骨は鳥類よりも、柔らかくもろい感じがする。
何故か、哺乳類の骨が硬い感じがする。
本当のところはどうなのだろう。

結構、ヘビの骨は大きいものだだと判った。これらが糞中に入っていたら分りそうだ。
北海道北見産のヘビの死骸の頭骨も頂いているので、
一応、ヘビがタヌキやキツネ、テンに食べられたならば分るはずだが、もう少し、
頸椎・胸椎・腰椎の違いについて見比べ、ネズミの脊椎骨とも比べなければならない。
もう少し、ヘビの死骸を集めよう!

2012年5月22日火曜日

白銀山から須雲川へ:1)

白銀山から
昨日は、小田原山守の会の野良こねこさんに誘われて、植物観察者の人たちと
ターンパイクでタクシーを降り、白銀山から須雲川へ尾根を下った。
コバイケイソウのちょっとした群落があった。
エンレイソウは花が終わり、果実となっている。 
ツルリンドウがシュートを伸ばしている。 
ツルニンジンが蕾をつけている。 
天気は良くなかったが、雨とはならず良かった。
奥湯河原でサルを追っていた頃、畑宿まで2度山越えして往復したことがあった。
丸一日かかった。帰りは夕方へとへとになってもどったことを覚えている。
何と20代の42、3年前のことである。
当時の白銀山山頂付近は、1メートルは越えるようなササヤブであり、大きい木は残ってはいたが明るい林であった。が、今は立派な森が須雲川沿いまで続いている。
当時はあんなにあった、尾根道に通じるさまざまな巻き道もなくなっている。
これは日本のどこの山でも通じることかもしれない。人々は山に入らなくなったのだ。
当時とのもっとも大きな違いは、木が小さかったし透けていたから、畑宿の集落が見えた。今回は木々の葉で遮られて全く見えない。
更なる違いは、常時下から車の音が聞こえてくることだ。都会の中の隠された秘密の森にさ迷いこんだような錯覚さえ感じる。
約半世紀の内にすっかり変わってしまったのだ。

2012年5月20日日曜日

花の香り   Flower aroma healing is based on our ancestor

寝てばかりの毎日に腰が痛くなった。
そろそろ気力を充実させて丹沢を歩かなければ、、、。
庭のユキノシタに花が咲いている。葉を天麩羅で食べなきゃ!
駐車場横に何年も置きっぱなしの鉢植えのテイカカズラが花を咲かせている。

この香りも大好きだ。まだスイカズラは蕾も見えないが、スイカズラの花の中で死にたい。
花の香りは、匂いはどうしてこんなにもぼくらの気持ちを引き付けるのだろう。
サルやテンやリスなども花の匂いに魅惑されるのだろうか?

リスやヤマネが、ムササビが、あるいは他の哺乳類が
テイカカズラの花に近づいてうっとりすることがあるのだろうか?
サル以外の哺乳類はぼくらのような視覚、色覚があるわけではない。
しかし、嗅覚はぼくらとは比べものにならいほど優れている。
彼らは、花の匂いによってさまざまな木々の開花を知り。
葉や果実の匂いを嗅ぎ分けているのだろう。

戻って、何故、ぼくらは花の香りに魅惑されるのか?
あるいは、香りに癒されるのか?
疲れた場合、匂いや音がぼくらを癒してくれる。
この良い香りを嗅ぎ、良い音を聞いている場合、ぼくらは目を閉じる。
これは、中生代の遥か遠くの哺乳類の時代にまで遡るからだ。
その時代は恐竜を恐れて、暗闇で匂いと音だけの生活をしていたのだ。
目をつむることにより、祖先の懐に抱かれているような想いになるからだ。
とぼんやり考えている。




2012年5月19日土曜日

まだ冬糞のタヌキ  A racoondog has yet took winter diets.

5月14日、採集のテン糞とタヌキ糞の内容物
6:50、テン糞、
トカゲの右前足、脊椎骨(トカゲのものか?)、ムカデの尾部、脚、同じ木の蕾
7:30、タヌキ糞
土壌動物の外骨格、脚、翅、キブシの種子
8:53、タヌキ糞
キブシの種子多数のみ

テンはすでに活動し始めているトカゲなどを食べ始めてはいるが、土壌動物のムカデをもたべている。テンは、キブシの実の広い食いの時季からは脱したようだ。
しかし、タヌキはまだまだ冬季のキブシ食いが続いてはいるが、
標高の低いところのタヌキは活動している土壌動物を食べてはいるが、標高の高いところのタヌキ糞からは土壌動物がみつかっていない。
(赤線はGPSの軌跡、□はテン糞位置、〇はアップしたタヌキ糞位置)
これまで、ぼくは湖岸近くのタヌキのタメ糞も525ピークから617.2ピーク(猿ヶ島)(これを宮ヶ瀬尾根という)のタメ糞も同一タヌキ家族かなと思ってきたが、あきらかに違うことがわかった。
タヌキの子供たちは昨年の夏頃に親元から分散して、新たな行動域を形成したことだろう。

タヌキは丹沢の尾根歩きをするとどの尾根でもタメ糞にぶつかる。
一方、アナグマの糞はどこを歩けばアナグマの糞をみつけられるか?
まだ、はっきりしたことは、言えない。

今日は、大快晴だ。昨日も帰宅後寝て、夕食後寝てとうとう通常の体温に戻った。
歳をとると一度落ちた体力を回復させるのは大変らしい、
まず、ウィスキーが飲みたくなるようにしたい。




2012年5月18日金曜日

花がいっぱい! Flowers!

月曜日の土山峠・猿ヶ島の続き
これはカマツカではないだろうか!
土山峠の湖岸の林道沿いに今年初めて見つけた。
ヘビイチゴの黄色の花。 
 ジシバリもここではヘビイチゴとともに目立つ。
サギゴケだ。これは我が家の庭にも出てきている。 
クワガタソウという名前は、やまぼうしさんが企画・編集した「清川村の花図鑑」
で知った。
どこがクワガタのようなのだろう。きっと果実なんだろうと思っている。 
マルバウツギはヒミウツギと共にウツギより一足早く花をつける。 
花の写真をだしてきて、大きな木で黄色の花ってあるだろうか?
そもそも花の色で白い花が多いのはどうしてなのだろう?
 
3日間に渡る38度から39度の熱ぽさから、今朝は汗びっしょりで
やったー!とい気持ちで風呂場に行って2日ぶりのシャワーを浴びる。
食べて寝ていただけなのに体重が3キロあまり減っている。
それでも、頭も身体も重苦しい。
今日は専門学校だ。学校を休みたくないために、寝るのが嫌になるほどベッドに横になっていた。

2012年5月17日木曜日

アナグマとヤマドリ A Marten and a female pheasant

沢を遡上していると、目の前をアナグマがゆっくり右から左に渡る。
アナグマの上の左端にある穴に入った。
以前、林道を歩いていてアナグマが次第に近づいてきて、
ぼくらに気が付いて側溝に隠れたことがあった。
その時は、側溝に隠れているアナグマの写真を撮った。
今回は、おそらく、こちらに顔を向けて恐怖におののいていると思うので、
穴を覗きみることはしなかった。 
帰路、スギ林を下りてきて沢に差し掛かった時、
赤茶色の小さな動物がススーと走る。エ?と思いカメラを構えその動物が行った方向に行くと、なんともう一匹のアカネズミと思われる動物はぼくの足元からススーと先ほどの個体を追う。
イヤー、残念とアカネズミが隠れたと思われるスギの小枝がたくさんある方に行く。
すると、ヤマドリがバタバタと偽傷行動?をしてぼくの周りを動き回る。
そうか、ゴメンゴメンとその場から離れた。 

この三日間、38.2度から39.9度の熱が続いている。
寝ても汗が出ないのが不思議なくらいだ。
ぼくはどんな状態になっても食欲だけは普通にある。
しかし、昨夜夕食さえもとる気にならず。イチゴを5粒食べただけ。
もちろん、ウィスキーもこの三日間飲む気がしない。
身体が正常に働いていてこそ、ウィスキーが旨いんだ。
ともかく、この熱さえとれなければ歩くのも大儀だ。
よく、これで昨日慶應の講義をやったものだ。もちろん、20分も早く終わらせてもらった。
健康な身体に健全な精神というが、こう長引くとマイナス思考が頭をもたげてくる。
よし、これから寝て、昨日内科からもらってきた薬を飲んで治すぞ!

2012年5月16日水曜日

その後のメスジカの死骸 Female sikadeer corpse in the latter

土山峠から湖岸の林道沿いで3月9日に見つけたシカの死骸の状態を確かめた。
下記のような、状態だ。
頭骨は上顎骨も下顎骨もあまり損傷を受けていなかった。
これで明らかなことは、腐肉食の動物たちは、脊椎骨や肢の骨はガリガリ齧るが、
頭骨はほとんど齧らていない。
僅かに、下顎の関節突起や角突起が齧られている。
歯もすべて揃っているので、次回はもう、持ち帰ろう。
下顎骨と上顎骨を並べてきた。
その内、これらの頭骨をガリガリやり始めるのだろうか?
それも興味ある。
でも、これからは山の幸が豊富になる。


2012年5月15日火曜日

さまざまな実生 Various seedings

それぞれのタヌキのタメ糞の苗床の実生苗だ。
クリックすると拡大するので、それぞれ何の実生苗だかわかるかな?
左のスゲの仲間はタヌキ糞で栄養満点だ。

ヤマグワの芽生えがどんなものか知りたい。
こんなに出ても、ほとんどが食べられてしまうのだろう。
是非、どうなるか追跡して確認しい。

昨日、丹沢へ行って、お昼に帰宅し、風呂に入った。
どうもそれが悪かったようだ。今日、学校で頭が痛く熱っぽい。
帰宅して、体温を測る、38度3分だ。
連れ合いは寝ろというので、寝ることにする。
明日も学校だ。治さなければ!

2012年5月14日月曜日

丹沢自然探索 Walking in the Tanzawa

春の丹沢を満喫
今朝は4時半に起き。5時10分に家をでる。
良い天気、車から出ると山は少し肌寒い。
6時23分には下のミツバウツギの花を撮っている。
ギンリョウソウが顔をだしていた。
オトシブミだ!。 
帰り、アオダイショウが橋のところで日向ぼっこをしていた。
ぼくが邪魔をする。 
今日は、ハナネコノメの花後の状態をみようと沢を行ったが、見落としてしまう。
しかし、アナグマが目の前をゆっくり通って、沢の穴に入る。
帰りにはキジのメスが偽傷して、ぼくの目の前をバタバタと飛び回る。
サンショウの芽を少し摘んできたし、お昼前には帰宅できた。
糞は少し取れたし、気持ちの良い丹沢歩きだった。

タヌキのタメ糞は苗床だ!  Upheaped scats of racoondog have been a seed-bed!

タヌキはタメ糞をする。だから、その場所にいくと新旧の糞がある。
古い糞は雨に洗われ、内容物であった種子が剝き出しになっている。
昨日、タヌキのタメ糞場所をチェックして回った。
いずれの場所もタヌキが食べた果実の種子の苗床になっていた。
ミズキ、キブシ、ケンポナシ、ニガイチゴ、モミジイチゴ、ヤマボウシの実生苗が
オシクラマンジュウをするように
密生して芽生えており、まるで苗床のようだ。
苗床1
苗床2
 苗床3
 苗床4
(クリックして拡大)
いずれの場所もキブシの苗が他を圧倒している。
おそらく、これらの苗もその内にシカやウサギに食べられてしまうのだろう。
生き残る苗がはたしてどれだけいるか?
このように尾根にトイレをもつと、糞の一部が斜面を転がる場合もあるし、
雨風に晒された剝き出しの種子が周囲にも転がるだろう。
シカがもう少し少なければ、森がしっかり維持されるのに!

ヤスデ   Millipede

仏果山実習の続き
大きなヤスデだ!
学生たちは見たことがなかったようでダンゴムシの巨大なものと思った人もいたようだ。
この外骨格や肢や触覚がテンやタヌキの糞から出てくる。
これまで、ヤスデやムカデの肢が糞の内容物として出てきた。
特にムカデの物が目立つ。
しかし、ゲジゲジのは見ていない。
山中の腐葉土の中にはゲジゲジ(ゲジが正しいようだ)はいないのか?
ムカデは、小豆島のサル調査で五右衛門風呂に入った時、風呂場で尻を噛まれて腫れたことがある。ムカデは肉食だが、このヤスデは腐った植物や肉を食べるようだ。だから、毒をもたない。では、肢の長いゲジゲジは、肢が長いだけに走るのも早く、しかもすばしっこい。昆虫などを食べて生活しているようだ。

ゲジゲジの長い肢がテンやアナグマ、タヌキ糞からは出てきてないのは、ゲジゲジの逃げ足が速いということだろう。
オオゲジは千葉の洞窟の天井に大量に居た。
これらは、ぼくらにとっては気味の悪い不快害虫だが、自然界にとっては大事な分解者だ。

そうそう、タンザニアで生活している時、ぼくの指よりも太いような、長さ20センチを越えるような真っ黒のヤスデがいた。Fountainpen wormと云う英名だった。祖父たちが持っていたような太い万年筆のようだ。
木に登った時にそれを枝と共につかんだ時の不快さはたとえようもない。
(写真は南アフリカで,左はライター)

2012年5月13日日曜日

アナグマの糞だ! A dropping of a badger

11日の丹沢実習で、採集したアナグマ糞

宮ヶ瀬越えから仏果山へ行く途中の急坂になりかけた所で見つけた新しい糞だ。
テン糞にしては少し大きい。
S.S君が、「アナグマの糞では?」っと問うてきた。ぼくは次のように答えた。
「アナグマは地面を少し掘ってその上に糞をする。
これはそうではないから、テンかハクビシンの糞だ。」
水洗いした。
大半が土で、0.5ミリメッシュの茶漉しから流れていった。
残ったのは下のものだ。 
大半が、キブシの種子であり、他は土壌動物の脚や翅や外骨格だ。

洗い始めてすぐ、これはアナグマの糞だと判った。
テンやハクビシンはこんなに大量に土砂を一緒に食べない。
アナグマだからこそ、腐葉土を掻き分けてキブシの実を探し、泥で汚れた実を食べ、さらに
土壌動物も食べたのだ。
S.S君に君が正しかったと謝らなければならない。

上の糞の写真を見ていただきたい。
糞の右側の土砂が新しいのが判る。
ぼくは、見落としていたのだ。
アナグマが右側の地面を少しかき出して、その上にウンチをしようとしたのだろう。
が、かき出した地面の土はわずかで、しかも少し外れたところにしたことが判る。
それにしても、アナグマはまだ冬の食物から抜け出せていないのだ。

上の解釈が間違っていた。
糞の写真をクリックしてみると、糞の表面に右の土砂が付着している。
さらに、右の湿った土の上に黒い糞の一部がある。
アナグマはちゃんと穴を少し掘ってウンチをしたが、
そのウンチが何故か転がって写真の位置になったのだ。

2012年5月12日土曜日

このキノコ、ヒラタケだ!These muchrooms, oyster caps!

昨日の丹沢実習で:
このキノコ、食べられると何故かすぐに確信、
シイタケや猛毒のツキヨタケが属するキンシメジ科のキノコだ!
これらの傘のダワダワ感はヒラタケそのものかもしれない。
一本の傘を3分の1位食べてみる。ウン、イケル!
ぼくが採り始める、学生も手伝って採ってくれる。
帰宅後、さっそく手持ちの5つの図鑑のヒラタケの図と見比べる。
似ていない。が、記載をみると春から出るとある。さらにダワダワした傘のもあった。
さらに、自然では多数重なり合って生えるとある。


今朝、洗ったが表面の泥を落とすには歯ブラシで水を流しながら擦るように落とす。
が、強く擦っても傘がボロボロに崩れない。弾力性がある。
全部で、10個くらい採ってきた。今夜が楽しみ。

先ほど、お昼に連れ合いと、食べた。
インスタントラーメンの具として、アイヌネギ、コゴミ、キャベツなどとともにたくさん容れた。
歯触り、舌触り申し分ない。が、味は淡泊で素っ気ない。
それにしても、学生たちはキノコを気味悪がるのはどうしてか?
少しだけなら毒キノコでも腹痛もおこさないから齧ってみな!っと勧めるが皆尻込みをする。
ただ一人S.S君が、ほんの少し齧って味わった。

3回目の丹沢実習:仏果山

昨日は今年度三回目の丹沢実習であった。
これまでは霧雨の中の実習だったが、この日は午後から雨がぽつぽつと落ちてきたものの
気持ちの良い緑の風が頬をなでる一日だった。
下は仏果山山頂で(クリックして拡大)
こんなに大勢で静かに歩くことなど難しい。
動物たちを追い散らしながら森の中を進んでいくようでもある。
登り始めてまもなく登山路をジョギングしている人や登山者とすれ違った。
この時点で、もう今日は動物たちには会えないと覚悟を決める。

高取山展望台にかかるウワミズザクラはまだ蕾状態だった。
(やまぼうしさんからこれはイヌザクラというメールをいただきました。感謝!)
赤いヤマツツジが咲き始めてはいたが大抵が蕾状態だった。
(ヤマツツジ)
途中で、白色やピンク色などいくつかの花色のエビネが今が盛りと咲いていた。
花茎がまだでていないキンランかギンランが、まるで群生しているかのようにたくさん出ていた。
来週末には花を咲かせるのかな?

この学年は25名以上の学生数なので、動物観察・調査のために
次回から5、6名単位の複数グループに分けたい。
定点観察半、移動ルート観察半などとしていきたい。
それぞれが、事故無く観察し、歩けるかが心配ではあるが、仕方が無い。

2012年5月10日木曜日

テン糞からでた骨片 Bits of bone or skull from a marten skat

4月16日の「野生生物探検隊」の集まりでtake隊員からホオジロの死体と
テン糞をプレゼントされた。
昨日、水洗いして乾かしていた内容物が明らかになった。
大半が小哺乳類の毛であり、砂礫と骨片だった。
植物質のものは含まれていなかった。
砂礫から骨片を拾い出して方眼紙に置いた。
それぞれの骨片がどの部分のものなのか?
上の細長いものはおそらく肋骨の一部だ。
ネズミ科かトガリネズミ目の動物の骨片であると思ったが、
中央左側にあるような幅5ミリもあってしかも1、2ミリの厚さをもつ骨は
上記の野生の動物群にはいない。
いるとしたら、クマネズミかドブネズミだあるいはアズマモグラのものだ。
で、ドブネズミとアズマモグラの骨と見比べた。
5ミリくらいある骨片はモグラの上腕骨の一部かな?
毛は15ミリ以下のもので、灰色だ。
そうすると、モグラではない。ドブネズミの骨盤かな?
毛で同定できれば良いのだが、今のところお手上げだ。
骨でもはっきりどこの部分の骨片とわかるものでないと、種を同定できない。
あー、まだまだだ!

このような部分でも古生物の研究者や化石人類を発掘している研究者は、
骨の一部の化石で推定・同定している。
すごいとしか言いようがない。
今のぼくにとっては歯が一本でも混じっていればもっともっと絞り込むことができるのだが、、。