動物たちの大孔の大きさがコドモとオトナによっても同じなのか違うのか手持ちの標本を眺めた。が、オトナとコドモがある動物は意外に少なかった。カモシカ、シカ、イノシシ、タヌキ、キツネ、ハクビシンの頭骨が見つかった。が、イノシシ、カモシカ(図1)やタヌキ、キツネ(図2)のようにコドモの大孔部分にあたる後頭骨が欠損して大孔がのサイズが明確に測定できない標本が多かった。
図1.大孔部分が欠損
左:イノシシSus scrofa 右:カモシカCapricornis crispus
図2.大孔部分が欠損
左:タヌキNyctereutes procyonoides 右:キツネVulpes vulpes
幼児期の頭骨の各部分はまだ縫合し、癒合してない。特に、鼻骨や後頭骨部分がそのまま剥がれ落ちている図1のカモシカやタヌキのように、現場で骨を見つけ採集しても破損ししたものが拾いきれない。さらにウリボウのように滑落死のウリボウを大きな石や木なので死骸を抑えていても腐肉食の動物たちが漁り、後頭骨の破片を見失ってしまうこともある。



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