「特定秘密保護法反対」
自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。
原発不要・核廃絶
2008年5月18日日曜日
ン?死体の臭い!
2008年5月13日火曜日
パンダは生息地へ
今の動物園は、展示ということよりも野生動物の保護に関わる飼育を目的としており、動物たちが本来の生息地で生活しているような状況を作り出し、動物たちが豊な生活ができるように工夫が凝らされるようになった。
ズーラシアで飼育繁殖されたキンシコウが中国へ戻された。このキンシコウたちは上海動物園で飼育されるのであろう。が、中国はそろそろ動物園のキンシコウたちを保護区に戻すことを始めたどうだろうか?
西安動物園でみたキンシコウのオスは犬歯が切り取られていた。犬歯で飼育人を傷つけないようにとの処置であることを知った。カモシカの仲間も角を切られていた。宦官を生んだ国であり、動物に処置を施すのは当たり前の国である。
西安動物園で見たパンダは薄汚れていて灰色と黒の模様であった。動物園にきたお客のマナーはちょっと信じられないもので、檻の前で動物たちを本気で怒らしてそれを見て喜んでいた。つい、6年前のことである。
パンダにしてもキンシコウにしても中国大陸に生まれたばっかりに、中国外交の道具に使われる。横浜ズーラシアで生まれた子供までも親と一緒に期間がきたので戻された。今度は、またパンダを貸してくれるようだ。
もう、そろそろ動物たちを生息地から切り離して、人の都合で移動させるようなことを辞めたらいかがだろうか?希少動物なればこそ、尚一層パンダを四川省やその隣接する省の森に戻すことが望まれており、日本の動物園は、その現在の趣旨から云っても、もうパンダを借り受けるべきではないだろう。
2008年5月12日月曜日
動物的感覚を無くした人たち:最低のマナー
ベンチが二つあって一人の人が座っていれば、次に座りたり人は開いている方のベンチに腰掛ける。三人目の人が来て座ろうとする場合、座っていた人は端に移り、三人目の人はもう一方の端に座る。このようなことは、アフリカの人たちでも中国の田舎の人たちでも同じだ。見知らぬ者同士は互いにまったく自然にこのような座りかたができる。
仲の良い者同士なら一つのベンチに4人で座るかもしれない。恋人同士なら必要以上に接触し合うかもしれない。しかし、見知らぬ者同士は互いに接触しないようにするため、ほぼ同じ距離が保たれることになる。
一様な場でナワバリを形成した時に、まるでハチの巣状の正六角形のナワバリが形成される。このことによって、できるだけ多くの個体がナワバリを占めることができる。ベンチでの座り方も自然とこのようなナワバリ行動の発達したものだと解釈でき、見知らぬ者同士が、互いに不愉快な感情を持たないために生まれた行動とも云える。
集団生活をしているサルでは血縁者同士は接触し合うが、血縁関係の無い者同士は接触する時はケンカをする時くらいなものだ。あるいは交尾関係かリーダーフォロワー関係へと発展した者同士だけだ。
それが、どうだ、電車内でのシートの座り方は思考力の無い昆虫の幼虫でもできるようなことができない。ちょっと右に5センチずれると他にもう一人が座れるのに、その前に人が立っていても知らぬ顔。
まるで、腰を5センチずらすと損をしたとでも思っているのか?そうではなくてそのようにずれて第三者に座らしてやることが親切の押し売りになっているとでもいうのか、、、。中年のご婦人もサラリーマンも中学生もそのあたりのことがまったくダメになっている。
もはや、人とか動物とかいう段階を外れた「木偶の坊」である。「木偶」なら持ち上げて壁に立てかけたり、床に並べておけるのに、人と同じ形をしているので「木偶」とは区別できないから困る。
2008年5月11日日曜日
アナグマの穴 丹沢、辺室山
日本のアナグマと同じものがヨーロッパや中国にも生息する、ヨーロッパでは北から南までのアナグマが調査・研究されている。そんな訳でもないだろうが、日本のアナグマはまだまだこれからである。
キンシコウ調査時に、農家の人が撲殺したアナグマを二度唐揚げでご馳走してくれた。が、オイシイとは全く思わなかった。中国には3種類のアナグマの仲間がいるが、食べた個体の頭を貰ったが日本にいるMeles属 とは違っていた。下記の「哺乳類の骨」-「頭骨」-「眼窩下孔の大きさ」-(1)を参照してみて!
http://members2.jcom.home.ne.jp/fumio.fukuda/natureOK.html
一度、コドモのアナグマを見てみたいものだ。きっとかなり可愛いヤツだろう。
2008年5月10日土曜日
小雨の中の土山峠・物見峠
ヒル避けのための飽和食塩水をたっぷり噴霧し、そぼつく雨の中を登る。コースはこちらに任されていたので、先日のサルに出会えそうな道を選ぶ。 アオバトがワァーオ、ワォーと啼いている。
ギンリョウソウが顔をだしている。ここのギンリョウソウは群生していない。しかも、ちょっと小さい。っと思いながら登っていたら、通常見かける群生している大きなものがあった。
驚いたことにこの登山道沿いにキンランがポツポツ出ている。花は再来週過ぎだろう。階段となっている古いスギの丸太の下からも出ていた。山草愛好者に見つからなければ良いと思いながら写真を撮る。キンラン、ギンラン、エビネは杉林が好きなようだ。
辺室山で記念撮影。昨年、カモシカを見た斜面を見ると獣道がしっかりとついている。同じカモシカがいるのか?足跡はシカかカモシカか判断できず。
シラキの葉にビー玉程もある大きな虫瘤がいくつもついている。K嬢が割ると中から幼虫が一匹出てきた。
アナグマの穴が随分ある。手を入れると肘まで入った。
物見峠でお昼にしようと思ったが休憩台は濡れているし、雨脚が強くなってきたようなので、雨を凌げるような場所まで下ることにする。が、そのような場所がないので、傘を差してのお昼となる。
煤ヶ谷の家並みが時々見える。沢沿いの九十九織りの道を下る。車の音も聞こえ始める。ぼくらは小走りになる。登山の2メートルくらい下を茶色のノウサギが僕らと平行して走る。
煤ヶ谷から上がってきた白い透明ノビニールカッパを着た登山者のカップルに出会う。これから登ってどのようなコースを取るのか?男は白人であった。
首尾良く、宮ヶ瀬ビジターセンター50分発のバスに間に合った。ヒル避けを十分したせいか、ついていたヒルは一匹だけであった。
2008年5月8日木曜日
エビネはまだ早かった!
松茸山早戸川登山口のところに駐車。リスが一匹登山道の斜面にいる。上手に撮ろうとそろりそろりと近づいたが、逃げられる。リスは松茸山山頂付近にもいる。
エビネが何箇所も群落を作っている尾根にとりつく。登り始めてすぐに、左足首にチックと軽い痛さ、裾をたくし上げてみるとヒルが着いている。靴にもヒルが尺取運動をしながら登ってくる。さっそく、飽和食塩水を靴下が濡れるくらまで噴霧。右足にはヒルは一匹も着いていない。が、噴霧する。
胸まであるササ藪を両手で掻き分けるようにして這い登る。
昨年もあったヌタ場には、偶蹄類の足跡と、タヌキ?のような足跡。 こんな山奥にタヌキ?
開けた送電線の鉄塔下では、何匹ものクマバチが地上1メートルくらいの高さのところをホバリングしている。ナワバリを持っているようで、他個体がきたら追い出す?どうもレックを形成してメスを誘っているようだ。
肝腎のエビネはまだ花茎が伸びたばかりで、蕾も小さく、開花は再来週の始め頃だろう。
そこからすぐ沢を渡ることができないので、岸の岩伝いに上流まで行き、岩が飛び出ているところで対岸に渡り、斜面をよじ登る。見慣れた林道だ。ウツギの白い花が目に飛び込む。
ユキノシタ科の木の花の季節がやってきた、これが終わるとスイカズラ科の花が競うようにして咲く。
山側から林道上に張り出ている木の枝に大きなアオダイショウが休息していた。
今日は、林道で鳥の写真を狙っている定年退職した男性二人にサルの聞き込みをする。
二人とも、エ?ここにサルがいるんですか? と逆に聞き返してくる。
二人とも立派な望遠レンズつきの一眼レフだ。この林道でハクビシンを見たという。その写真を見せてもらう。すぐ横で撮っても逃げなかったようだ。他の方もハクビシンを見たことがあると言っていた。さらに、何とシマリスを見たことがあるというのだ。
シマリス情報は林道は異なるが、これで2件目になる。
いよいよ丹沢にもハクビシン、さらには逃げたペット(チョウセンシマリス?)が山に住み着き始めたのかもしれない。
2008年5月2日金曜日
子ザルが親を呼ぶ声
5月1日に出会ったサルの群れの声。聞こえるのは子ザルがはぐれて親を呼ぶ声である。
下の写真はぼくらに4メートルくらいまで近づいてきて、ぼくらの様子をうかがう7歳くらいのオス。矢部さんが写す。ぼくも撮ったが、前の草にピントが合いダメ。
斜面の崩落止めのコンクリートの上を歩く2歳オス。矢部さん写す。
久しぶりのサルの群れと鳴き声
2008年5月1日木曜日
早くもヒルとダニ!
が、矢部さんの足にはヒルが付いていて、他に二匹が靴下に付いている。ぼくにはヒルは付いていないが、マダニが一匹付いていた。ヒルやダニたちも活動し始めた。「あぉ~あぉ~、あぁ~ぉ~」とアオバトやツツドリの声がコダマする。
そのまま登山道を下るとアナグマの巣穴?、その手前にアナグマの糞と何故かテンの糞。
このヘビ、最初はヤマカガシだと思っていたら、矢部さんからコメントのような指摘があり、さらにすぐ矢部さんからシマヘビの可能性が高いと知らせてくらました。身体の紋様もさることながら、目の虹彩の色なども見なくては確実な同定ができそうもありません。もっともヘビ好きが見れば一目で分るのでしょう。
それにしても、コドモヘビは何故オトナとは紋様がちがう種がいるのか、鳥類や哺乳類のように子育てを行うなら、その紋様の違いが機能しているのが理解できる。しかし、ヘビたちは卵を産みっぱなしである。赤ちゃんヘビは孵化した時に外敵に襲われる可能性が高い。しかし、その時に毒蛇の紋様をしていれば少しは外敵に対する脅しになるだろう。このように合目的に考えるのは間違っているかもしれない。いずれにしても自然との競合の上で進化してきた今のヘビがいる。自然探索には興味が尽きない。
2008年4月29日火曜日
イタチがいなくなりアライグマが、、
川底や土手はコンクリートで固められており、流れが速い。それでもモツゴ、コイ、ヨシノボリ、オイカワがいる。
今日は両側の土手をイタチの糞を探しながら歩いた。藤沢側のサイクリング道路にも横浜側の土手の上の道路にも犬の糞を除いてイタチの糞は見つけられなかった。
藤沢側で農作業をしている人に聞くと、「境川の護岸工事以降まったくイタチは見なくなった。それまでは随分イタズラされた」と懐かしそうに話してくれた。横浜側ではフキを摘んでいた人に聞いた。「10年前まではいた。今はアライグマがいる」と話してくれた。
護岸工事でイタチが巣を作るような穴を地面に空けられなくなってしまったのだ。イタチにとっては、カエルやザリガニや昆虫などの食物はあるが、営巣場所が確保できないのだ。一方、アライグマは下水道などの側溝を営巣場所にして十分生きていけるのだ。
2008年4月28日月曜日
チベット
2005年春、秦嶺山脈の麓でのキンシコウの調査時、オーストラリアからの研究者、中国系アメリカ人の大学生とぼくの3人で、中国の大学院生たちとチベット問題を議論した。学生たちは私たち3名の言うことをほとんど聞き入れてくれない。チベットは独立した国家であり、中国が強大になった時に統合され、中国が弱くなると独立した。それさえも、理解してくれない。子供の頃からチベットは中国の祖国の一部だと教え込まれている。
サルの話しや動物の話しならノートを取りながら耳を傾けてくれるが、チベット問題はダメだった。
2008年4月26日土曜日
あ!イノシシ、また、、
歩き始めて間もなく、山側斜面からイノシシが一頭駆け下りて沢側斜面に入る。矢部さんが”イノシシ”と小声で言う。と、今度は二頭のイノシシが連なって駆け抜ける。大型犬のセパードよりも小さく柴犬よりも大きな個体だ。昨年生まれたヤツだろう。まだ、兄弟が一緒に行動しているのだ。
ナナフシがカエデの仲間の葉に何匹もいて柔らかい葉を食べていた。
林道終点まで歩き、戻る。イノシシに出会った辺りをすぎて、おじさんと話しをする。彼もこのところまったくサルの姿を見ていないようだ。このおじさんは、もう何年も前からこの水場がある辺りで自宅から持ち込んだ草木を植えて楽しんでいる。水場にはテンがくるようだ。5年目にしてシカに菜の花が食べられたと笑みを浮かべている(下の写真)。カキを植えるとサルがきてくれるかな?とニコニコしている。
おじさんは2、3年前の11時頃に地面でムササビがヒヨドリくらいの大きさの鳥ともみ合っていたのを見たことがあるようだ。どうもそのムササビは営巣している鳥に近づきすぎたようだ。昼間である。
ゲート近くの杉林で矢部さんがリスを見つける。
帰路、サルを見たくて、七沢森林公園付近で土地を買って仕事をしているクルスのところに立ち寄る。サルは見られなかったがサル糞を見つけたし、楽しいナイジェリア出身の男たちとも知り合いになった。丹沢の帰りこの市街地に出る群れを観察しようかなと思い始めている。
2008年4月24日木曜日
一斉協調攻撃行動
一斉攻撃の対象になる大半は群れのオスだ。しかし、そのオスが小さなコドモを泣かしたり、メスを苛めた訳ではない。大抵はオトナメスなどが出てきてギャーギャーとわめきちらすのだが、このメスのギャーギャーわめく声に誘発されて、それまでのんびりと横になっていたり、グルーミングしていたような個体までがまるで何かの合図があったようにとびおきて、加勢するように一斉にある特定の個体を攻撃する。
そのため、その個体がブッシュの中に逃げると4、50頭もの個体が一斉にブッシュの中を追うので、ブッシュがウエーブが起きたようにゆれる。これは、2、30メールも一斉に大勢の個体によって動くが20秒もしないで終わり、また、平穏な休息時間となる。
これを協調攻撃行動と云い、ニホンザルばかりでなくチンパンジーにも見られる。
時々、ギャーギャー啼き叫んでいたメスにこの行動が向けられることもある。
このサルに見られる協調攻撃行動を観察していると、集団生活をするものは絶えず他個体との一体感を求めているように思える。スケープゴートになる個体は集団の中でいつも何となく疎まれている個体であったり、そうでないこともある。それがある時爆発したように他個体が一斉に攻撃することになる。
このサルに見られる協調攻撃行動は、ぼくらの人の社会でも形を変えて見られる。それは、多勢に従う行動であり、勝ち馬に乗る行動だ。選挙でも雪崩現象が起きるのは他の多くのものとの一体感を求めているとも云えるが、勝利者に味方した方があらゆる面で得になるからだ。
民主主義は多数の意見の尊重だが、サルを観察している者にとっては、民主主義は少数者を結果的に無視し、捨て去る恐ろしい面をも持っていると思わざるを得ない。
中国におけるチベットの自主・独立の抑圧と米国の大統領の予備選挙をニュースで聞いていたら、上記のサルの一斉協調攻撃行動を思い浮かべてしまった。
ムササビの巣穴の新旧と条件
2008年4月23日水曜日
空振り!
ヘッドランプの光を頼りに神社までの道を登る。
一度も休まずに登ったので、神社に着いたのが4時半で、まだ暗闇の世界だが、空は少し明るい感じ。早速、二人で巣穴を見上げる。神社の軒先の穴は諦めて、3月5日にムササビが摑まっていた杉の木を両側から囲むように二人で見上げる。
5時になり、もう十分に明るい。ぼくは斜面を背に寝転ぶ。アオバトが「わーあぉー、わぁおー」と2箇所で啼いている。ウグイスの「ほーほけきょ」もうるさいくらいに聞こえる。寒さに備えてきたのに寒い!
5時半になり、見上げる空にはカラス、カケス、トビ、ハトの仲間、小鳥たちが飛ぶのが視界に入る。鳥たちの朝のもっとも忙しい採食の時間のようだ。寝転んでいるので、尻が冷たくなってきた。
6時になる。6時半まで頑張ろうと話す。寒いが眠い。
もし、我々が見上げている木に飛び移ってきたら、その音だけで判る筈だ。あるいは神社の屋根裏に戻ってきたとしても着地した音で判るはずだ。空を飛ぶ鳥たちのシルエットがムササビと思いハットする。
6時半、ダメ。戻って来なかったのか?戻って来たならば、しばらく穴から顔を出していることもあるので、穴という穴を二人で双眼鏡で見る。ダメ。帰ることにする。
帰路の道沿いのアオキの実に食痕がついている。さらには、神社の下100メートルくらいの杉の木にも大きな穴が開いており、ムササビの爪を立てて登ったような痕がついている。ムササビの留まり木とでも思えるような杉の木がいくつかあった。樹皮が擦り切れている。
アオキの実の食痕はどれも4,5日前以上のものであり、ムササビは食べ物を別の物に移したようだ。
4月13日に見たときは、おびただしい量の生々しいノウサギの糞があったが、今日はそれらが皆、古くなって白っぽくなっていた。新しい糞は見当たらない。しかし、ササとオオイタドリの古いウサギの食痕を見つけた。駐車場のトイレの天井をみたが、コウモリはまったく見つけることができなかった。
西湘バイバスを走っていると竹内さんから電話があった。今日は、空振り三振もいいとこだ。
2008年4月20日日曜日
エビネとネキリムシ
ヨウトウムシとネキリムシ(いずれも数種類の蛾の幼虫)の仕業だ。花茎が伸びてきて蕾が膨らみ、花が咲き始めると切り倒すなんて、、、。しかも、土の中に隠れていて、夜になると出てきて齧るのだ。
辺りをみるとユリも食べられている。仕方がない、退治しなくてはならない。昼間出てくると小鳥たちの餌食になるために、夜活動するように進化したヤツだ。
柔らかい葉っぱを食べる蛾の幼虫は、イモムシと毛虫がいるが、夜活動するのは体色も体毛も地味で目立たない。摘んでも丸くなってしまう。昼間活動するイモムシは派手な色で、見た目も気色悪い。摘もうとすると威嚇のようなポーズをするものがいたり、気味悪い液を出したりする。毛虫は、毛に触れただけで痒くなったりするものがいる。かれらもどうやったら天敵にやられないように葉っぱを食べることができるか、日夜生存のための努力をしていることになる。
2008年4月19日土曜日
ヒゲは何のため?
哺乳類はケモノと云われるように顔から手足の甲まで毛でおおわれている。サルの仲間だけが顔に毛が少なく、顔を含む全身に少ないのは、サイやゾウやカバがいる。が、彼らは毛を少なくした代わりに皮膚を厚くしている。サルの仲間の顔に毛が少なくてもサイやゾウのように皮膚を厚くしているわけではない。
さて、哺乳類の口の回りに生える毛をヒゲと称し、この口の回りの毛は、機能上2つに分けられる。1つは、モグラやネズミの仲間やイヌやアザラシの仲間などがもっている感覚毛と称される細いがしっかりした毛と、もう一つは、ヤギのアゴヒゲとサルの仲間に見られる口髭であり、仲間に見せる毛である。
サルの仲間のヒゲを見ていただこう。
パタスモンキーErythrocebus patas、アフリカ生息
http://animaldiversity.ummz.umich.edu/site/resources/corel_cd/patas.jpg/view.html
ブラッザモンキーCercopithecus neglectus、アフリカ生息
http://www.theprimata.com/cercopithecus_neglectus.html
エンペラータマリンSaguinus imperator 南米生息
http://animaldiversity.ummz.umich.edu/site/resources/mzm2/61.mr2.jpg/view.html
いずれも立派なヒゲである。これらのサルたちはオスもメスも同じようなヒゲをたくわえている。
両性ともヒゲが生えているが、パタスではオスの体はメスの倍くらい大きく、長い犬歯をもっている。
ブラッザモンキーもオスの方がメスよりも大きな体を持ち、犬歯が長く鮮やかブルーの睾丸を持っている。 エンペラータマリンは500g前後の小さなサルで、両性ともヒゲをたくわえるが、オスはメスよりも大きい体をもつ。
いずれのサルたちもオトナになるにつれてヒゲが立派になる。性別に係わりなく伸びるので、ヒゲは仲間に対して性成熟に達したことを示している。
人では、オスだけが思春期以降、ヒゲが濃くなり始めるので、二次性徴としての性成熟の象徴なのだ。
人はサルたちとは違ってオスの犬歯の長さはメスのように短くなって性的二型が小さくなっている*。不精ヒゲは毛嫌いされ、さらにヒゲさえも剃り落として、最近では化粧までしてメスの顔に近づけようとしている。ますますオスはメスらしくなろうとオスらしさを失いユニセックスの道へ進んでいく。
オスらしさを取り戻さなければ、父親の存在も危うくなる。
ぼくは、ヒゲを残すことにした。
*:オスの犬歯がメスの犬歯の長さに比べてはるかに長いのはニホンザルや、ヒヒ、チンパンジーなどアジア・アフリカに棲む狭鼻猿である。ただし、テナガザルは両性とも長い犬歯をもつ。
2008年4月16日水曜日
姿勢と社会的地位
2008年4月13日日曜日
野生動物探検隊
いよいよ、おじさんたちの「野生動物探検隊」の2度目の会合でもある。
船長さんが漁に出られないときに観察しているフィールドへ連れていってもらう。営巣中のフクロウをみせてもらう。が、悲しいかな教えられた場所の樹洞をみても僕の目にはフクロウが見えない。なんと、その理由が今分った。読書やパソコン用のメガネをかけていたのだ。あまりのことに近眼用のメガネに変えることに気がつかなかったのだ。あ~無念。どうりで何もかも良く見えず、一気に老化が進行したのかとショックを覚えていたのだ。
次は、新たに見つけたというリスの巣。フクロウの巣からそんなに離れていない。おそらく何頭かのアカンボウが入っているのだろう。フクロウにお母さんがヤラレタラたいへんだ。
見つけたキクラゲを採り、オオシマザクラの花や葉、ミツバとともにインスタントラーメンに入れて食べる。キクラゲだけが味噌味に合わず。次回は塩ラーメンにしよう。昼食後、天昭山神社へ向かう。ノウサギの糞が昨年同様溜め糞のようにある。これまた、ちょっと不思議。そのうちテントでも張ってウンチをしている姿をみたい。神社付近のムササビ君たちはぼくらの声にビビッテ顔を出してくれなかった。竹林は、イノシシがメチャクチャに掘り起こしていた。が、撮った写真を見るとその様子が分らない。目で見た印象を写真は撮ってくれない。ン?構図などと決める腕が悪いのか?
上のアオキの実は、ムササビに食べられた痕であると考えられる。

