「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2016年8月4日木曜日

釧路の夏4)  Summer in Kushiro4)

昨日、妹を郊外の空港まで車で送った。帰路、裏通りの湿原の中の道を走った。
ホザキシモツケSpiraea salicifoliaの群落だ!
車を降りて少し散策した。
また、曇ってきた。
ホザキシモツケの群落の中に足を踏み込んだ途端、小鳥が一羽飛び立った。小鳥が抱卵していたのかな?すぐ、この場を離れ、10メートル位離れた場所に移動するとその小鳥がホザキシモツケの花穂に止まって”ジィジィッ”と鳴いている。威嚇しているんだ!
花穂をアップして撮ってこの場を離れる。
この群落の2メートル先は足が埋まる湿地だ。
キツリフネ Impatiens noli-tangereも咲いていた。
晴れたらどこかに行きたい!



2016年8月3日水曜日

釧路の夏3)  Summer in Kushiro3).

サビタ(ノリウツギ)の花が咲いている。
釧路ではどこにでも見られる花である。
サビタという名前は、この花が枯れかかると花や葉が鉄サビが出たような赤茶けたように変色するために、サビタという名前がついたのだと思っていた。
何故、ノリウツギが北海道ではサビタという名で呼ばれるのだろう?

もっとも、釧路で言うフレップはコケモモのこと、コクワはサルナシだ。
ワサビはフォースラディシュ(山ワサビ、西洋ワサビ)の事だし、
子供の頃、カラスの実と呼んでいたのはナナカマドの実だ。
昨日、ようやく雨が上がったようだが、今日は相変わらずの曇り空、
晴れたら、車でちょっと遠方へ行きたいのだが、家の中で燻っている。
本を読むのも身が入らず、すぐ窓を見て外の空模様を気にしている。

2016年8月2日火曜日

釧路の夏2)  Summer in Kushiro2)

ハマナスが咲いている。
うぉー、実がたくさんなっている。まだ、熟してはいない。
これは熟すと柔らかくなって甘くて旨い。
一度大量にハマナスの実を採ってきて、お袋にジャムを作ってもらったことがあった。
あの頃の夏は、ほとんど丸一日、外で遊びまわっていた。
その遊びも家の周りで、缶蹴りやビー玉をして遊ぶのではなかった。
川や原野の沼で釣りをしたり、小鳥獲りをしたり、フレップやガンコウランの実を採ったり、
海岸の砂浜でハマナスの実を採ったものだ。
ハマナスの花や実を見ると、小学校の頃の事が爽やかに思い出される。
釧路は7月25日から8月20日までの長い長い夏休みの大半を原野を駆け巡っていた。
その頃、いつも一緒だった友を思い出す。

釧路の夏1)  Summer in Kushiro 1)

昨日、濃霧に覆われた釧路に着いた。
以前なら、霧の場合は釧路空港に降りられないので、帯広空港に降ろされることになるのだが、
今は、濃霧で視界が悪くても着陸することができる。
シャトルバスに乗って、外を見ても雨と霧で街の灯りがぼんやりと見えるだけ。

今朝、4時半に目覚めたが外は雨。
9時頃、雨が上がったのでカメラを持って外に出る。
21度と寒いと聞いていたが、それほど寒いとは思わない。
もっとも、昨夜は窓を閉め切った部屋で、久しぶりに上掛け布団をかけて寝た。

おー、ユスラウメPrunus tomentosaだ。赤い実をつけている。もちろん、口に放り込む。
うん!グズベリーRibes uva-crispaだ!子供の頃良く食べた。
こいつは赤く塾しているのを二つもらう。
釧路の花「キンレイカ」が街路樹の下に植えられている。


2016年7月30日土曜日

野遊びの場が無い。 No place where children can play in the field and the pond or swamp.  

お昼前に横浜市との境を流れる境川まで散歩した。
ザックの中にはカメラと水の入ったペットボトル。
昨日梅雨明けをしたので、青い空には白い雲が浮かび、真夏本番の暑さ!

ここは境川の水を溜めておく遊水池。
こんなに暑くても遊水池の中には入れない。
このすぐ側には野球やサッカー、テニスができるグランドが広々と作られており、
それぞれのユニホームを着た子供たちが歓声を上げて楽しんでいる。
周りにはその両親がカメラをもって子供たちの姿を狙っている。

野球やサッカーをやろうとする子供たちにとっては今は良い時代なのだ。
しかし、子供の外遊びは、野遊びが基本だろう!

池や沼、川のようなところで小魚を釣ったり、エビを掬ったり、ヤゴを捕ったりしたい、
さらには草叢を掻き分けて、昆虫を探したり、草花を愛でたり、
あるいは、水の中や草叢で遊びまわりたい子供の芽を摘んでしまっている。

「遊水池に入るな危険」という看板が目につく。それどころか遊水池の外堀のように立派な柵が張り巡らされている。事故が遭った場合に備えての行政の対策だ!
野球やサッカーよりも、野遊びが子供の健やかな身体と精神をつくりあげるだろう。
野遊びは、場や状況によってさまざまな工夫が必要になってくる。
その工夫は野球やサッカーの比ではないだろう。

「入るな危険」ということで、子供たちの芽を摘み取っている。
いつになったら、親たちの方からこのような看板を取り外して欲しいという要望が出るかな?

2016年7月29日金曜日

水田の周りを散歩  The waliking around the paddy field.

お昼過ぎに引地川沿いに散歩してきた。往復約7キロだった。
田圃への水路のコンクリートにトカゲが、、。
このトカゲいつも見るニホントカゲとは何かちょっと違う色合いだ!
帰ってきて、千石正一編「原色 両性・爬虫類」家の光協会を見ると、
成長によって色彩は大きく変わるようなので、これもいつものトカゲなのだろう。
 田圃は水が抜かれており、わずかに残った水溜まりにアメリカザリガニがひしめいていた。
ぼくはまだ水があってシュレーゲルアオガエルがいると思ったのだ。
水があると時々コブナのような魚もいることがある。
水路からの水が止められてしまったのだ、魚やカエルたちはどうしたのだろうか?
このザリガニたちは誰かに食べられるのかな?
イタチ糞があるかどうか周りをうろついたが無し。イタチがいればザリガニは手頃な餌だ!
 青々とした田圃、後1ヶ月もすると稲刈りが行われるのかな?
歩いている人はぼくだけだった。




早戸川沿いのキノコ  The mushrooms along the Hayato stream.

25日の早戸川沿いの続き

魚止橋からショートカットで林道に登って歩いていると、
お!あの苦いツチカブリかなそれともシロハツかな?
おー、たくさん出ている。
 枯れ葉を押し上げて出てこている。
一つを採って、割った。白い汁(白乳)が出る。ツチカブリだ!
一つまみ噛んで食べてみた。苦い!強烈に苦辛い!
食べられるキノコだが、手間をかけてもぼくにとっては美味しいキノコではないので、採らず。
おー、今度はイグチ
傘の表面は鞣し皮みたいだ。
イグチ特有の管孔が並んだスポンジ状だ。
アイゾメクロイグチかな?ゲットはしてこなかった。
大きく傘が開いたタマゴタケがあった。ゲットだ!
このキノコが好きな知人にあげた。

2016年7月28日木曜日

テン糞?イタチ糞?! Whoes scats is this? A marten or a weasel?

今回、見つけた糞は全て早戸川沿いであり、イタチ糞かテン糞か迷った。
でも、場所が場所だけに全てイタチの糞であろう。

糞の太さ(直径)からと形状から判断すると
①、③がオスイタチのオスの糞で、②、④がメスイタチの糞であろう。
7:38、①
大型甲虫・内翅・脚・胸部外骨格、サルナシ種子1個
何故、サルナシの種子が1個だけなのか不思議だ!
 7:48、②
膜翅目・翅・脚
  
8:33、③
サルナシ果皮果肉種子多数
この糞が尾根上にあればもう間違いなくテン糞としている。
11:50、④
昆虫・脚一部・外骨格

糞洗いをした結果
①はサルナシ種子1個で他は大型甲虫の脚や胸部や内翅がでてきた。
②は膜翅目と思われる翅が5,6枚と脚があった。
③はサルナシだけを食べた糞であった。
④は含まれている脚から昆虫を食べたことがわかった。
③はテン糞かもしれないが、ここではイタチ糞とした。

①~④の糞があった地点

2016年7月27日水曜日

すごく目に付いた巻かれたコウゾの葉 The tapa leaves that were winding.

早戸川林道沿い、ゲート入り口から、魚止橋までにあるコウゾの木の葉のがどれも
下の写真のように丸められている。
 これは、上の写真の上方から撮った。
左側の葉は全て巻かれていて垂れ下がるが、右側の葉は途中までしか巻かれていない。
始めはオトシブミの一歩手前?っと思ったがそうではない。
落ちてオトシブミになっているものは見当たらない。
この葉が巻かれたままで木に付いている。
左側の一番手前の葉を葉柄部分から切り離して、巻き戻していくと一匹の幼虫が出てきた。
コヤツはもうかなり成長している。卵が中に入っていると思ったが、
そうではなくもうこんなに大きくなった幼虫だ。
 拡大だ!
頭部が黒褐色で、腹部は半透明だ!で、ネットで調べた。が、分らない。
そんな筈はない、大半のコウゾの木の葉が巻かれていたんだ。
コウゾハマキモドキと云う名の蛾がいることが分った。しかし、この蛾の幼虫が葉をどのように巻くのかどうかの記載にブツカラナイ。
とうとう、不明だ。この幼虫は誰の幼虫なのだろう?

2016年7月26日火曜日

スリル満点の朽ちた木道 Some decayed wooden bridge with full of thrills.

昨日、造林小屋の前にいたアナグマの親子を見た後、先ずは雷平を目差した。
小屋は、いつ崩壊してもおかしくない状態だ。
ぼくは一度、この小屋の中で2時間くらい雨宿りさせてもらったことがあった。
今は、テーブルが作られて4、5人快適に過ごせそうだ。
9:30、タテヤマギクだ!
10:09、ヌスビトハギだ!こいつは豆ができるとその鞘がズボンにくっ付く。
幾つかの危険な朽ちた丸木橋を渡り、
9:44、最後はこのスリルに満ちた橋を渡る。
横に張られているトラロープが前後左右に大きく揺れる。
9:48、これから渡渉する予定の流れを見る。ここで、一息つくために座る。
丸木橋はもちろん無い。水量が多い。
雷平まで2度渡渉しなければならない。何故か、気力が急速に失われ戻ることにする。
立ち上がったらツルウメモドキの実に気が付いた。
すぐ、あのスリル満点の丸木橋を渡り、
10:00、この表面にベニヤ板を打ち付けた橋を渡り、 
 10:02、さらにこの朽ちた橋をわたり、
10:12、造林小屋に戻る。
ここで、小沢のところから尾根にとりつく道があることに気が付く。行ってみることにする。
綺麗に踏み分け道がついている。山仕事の人たちの道ではない。間もなく、尾根に着き、尾根沿いに道が続く。山を走りるトレイルランが行われたコースだ。
榛ノ木丸まで続くことが分ったので、30分くらい登って引き返す。
昨日、歩いたGPS上のルート往復16.9キロの大半が舗装された林道歩きである。