「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2012年4月18日水曜日

奥湯河原・白雲ノ滝・椿ライン・土肥の大杉跡・白銀林道

一昨日のコースを写真とともにお知らせしたい。
湯河原駅前に奥湯河原行のバス停がある。10分から15分間隔で出ている。
パスモが使える。パスモを利用する場合は乗る時にカードを読んでもらう。
20分もしないで奥湯河原の終点に着く。
バスが登ってきた道路をそのまま登る。
10分くらいで広河原に着く。
そのままま行くとパークウエー道路(下の写真の左の道)になる、。
ぼくらは最後の割烹旅館を左に見て、右に折れる。
そのコーナーに天照山神社と白雲ノ滝の道標がある。
尚、道標や地図や神社にも天照神社となっているが、この神社を作った飯田さんは
昭和に造った神社なので、天昭山と昭和の昭を使っていた。
代が変わって天照になっている。
ここから300メートルくらい舗装された道だが、それ以降は未舗装だ。
下の道を登るのだ。
左に流れているのは藤木川で、正面の山を越えていく。
ここは広河原だ。
この一本道を藤木川に沿って歩いていくと、コンクリートの10メートルにも満たない橋を渡り、
まもなく、砂利が敷き詰められた車の10台はゆうに停めることができる「駐車場」がある。
そこに簡易トイレがある。
そこの鳥居をくぐると、もう幅60センチくらいの山道になる。
「天照山野猿公園跡」を左にみて、スギ林の中の細い山道を行く。
左がわに藤木川が流れ、斜面につけられた崩れそうな道を行くと、
藤木川を渡る丸太の橋が架かっている。ここで、一息ついて水を汲むのも良い。
ここまできたら神社まではもう少しだ。
スギ林の中を九十九折に続く道を登り切ったら、ちょっと広い平な道になる。
右に行くと「去来の滝」、左に行くとすぐ神社の鳥居が出てくる。
神社でお参りをして、5分くらい休むと良い。
ここで手を洗い、水を飲むことができるのだが、大雨や強風の後は壊れてしまって水が出ていないこともある。周りのスギの木はムササビの巣穴となっている。また、神社の屋根裏にもハクビシンが出入りしている穴があけられている。
さぁー、神社から12、3分もゆっくり登っていくと「白雲の滝」だ!
ここからさらに急坂になるので、上着は脱ごう。
白雲の滝をながめた後、右に左に曲がる急な道を20分くらい登ると「椿ライン道路」に着く。
ここから、舗装道路をあるくことになる。車に自分の存在を示すように歩く。
ヘアピンカーブを右に曲がると左側の山側斜面はコンクリートの法面になっている。
ぼくらが天昭山群のサルを追っている時、バブーンクリフと名付けていたところである。
右に海を遠くに臨みながらあるいているとパラボナアンテナが見えてくる。
椿ライン道路をあるいて30分で、パラボナアンテナ(レーダー局前)のバス停に着く。
土肥の大杉入り口まではもう少しだ。
この辺りはハコネマメザクラもまだ蕾だ。
パラボナアンテナをすぎると10分もしないで下の土肥の大杉の碑があるとことに着く。
この前に、乗用車なら2台駐車可能だ。
下ること10分で、大杉跡である。
分り良い道である。
休む場所が無いので、そのまま下る。
スギ林の中の道をどんどん下る。沢を3度くらい渡る。
ともかく、想像以上にしっかりした道である。
以前は大変な道であった。幕山公園ができ、白銀林道が整備されたために多くのハイカーが利用していることが伺える。
土肥の大杉跡から1時間半もあれば林道にでられるだろう。
ぼくは、タヌキ糞を2ヶ所で採集したり、お昼にインスタントラーメンを食べたり、大量のモミの実のリス?ネズミ?食痕を調べたりしたので、2時間くらいかかった。
さまざまな花にも巡り合えるコースである。
秋はサルナシの実も食べられそうだ。
上は白銀林道の土肥の大杉への道標である。
ここから登って、大杉跡を見て椿ラインに出て、バスに乗り、天照山神社口で下車して
そこから奥湯河原まで歩いていくのも面白いだろう。

さあー、今日は日吉だ。

2012年4月17日火曜日

アナグマだ! A badger is approaching!

昨日や野生生物探検隊の突然の集まりがあった。
ぼくは、奥湯河原から、広河原、天昭山野猿公苑跡、天昭山神社、白雲の滝、
土肥の大杉跡、白銀林道と歩く(下記の地図、GPSの軌跡)。
椿ラインを歩いていてパラボナアンテナを過ぎて間もなく、新しいテン糞をみつける。
土肥の大杉跡を目指し、予想外に立派なハイキングコースを下る。
タヌキのタメ糞やモミの実の食痕、沢で山菜入りのラーメンを食べ白銀林道に着く。
このコースは誰もが迷わずに歩ける立派なものだった。
途中、70歳は有に越えた3人連れのハイカーに出会う。
沢には橋が架かっていないので注意してくださいと言われる。
こちらが一人でザックを担いでいるので、大丈夫かな?と思われたようだ。
ヤブコギを覚悟していたので、あまりにも楽コースで少々気が抜ける。
このコースではチャルメルソウが沢の度にいっぱい咲き誇っているし、3ヶ所に白い花のミヤマカタバミの群落があった。
クサイチゴ、モミジイチゴの白い花も目についた。

林道を歩いていると、沢側斜面のヤブが風もないのにおかしな動き、アナグマだ!
鼻を地面につけながら次第にこちらに近づいてくる。
まったく、こちらに気づかない。
こういうアナグマとの対面は2度目だ。
新芽が膨らんできたり、新葉が展開してきたヤブが邪魔だ。
身を乗り出して再び撮る。
林道に顔を出し、こちらをじっと見る。ぼくとの距離は4メートルも無い。
動画に切り替える。が、バリバリバリという車のタイヤが砂利を押しつぶしながら来る音がする。
アナグマはそれでもぼくを見ている。バリバリ音がすぐ側にきて、大きな黒い乗用車が目の前を通りすぎる。
アナグマはゆっくり沢の上流の斜面に歩いていく。
動画にしたのが良くなかった。何故かアナグマはまったく写っておらず。車が通り過ぎるのが写っているだけの動画だった。大失敗だ。

まもなく、take隊員の車がやってくる。なんと、GPSの記録で確かめるとアナグマがいた沢にぼくらは入ったのだ。
湯河原は、さすがに丹沢とはちがって一足も二足も早く春がきている。
山菜としてイタドリも収穫してきた。やまぼうしさんに教わったやり方で食べるつもりだ。
あー、今日、明日と学校だ。

2012年4月16日月曜日

野生生物探検隊

今日は、野生生物探検隊の集まりが突然あった。
アナグマに会い、山菜を採り、テン糞やタヌキ糞を拾い、最後は、take隊員が釣った魚で宴会になる。

2012年4月15日日曜日

イノブタ  Inobuta:hibird of wildboar and boar

今日はチャレンジキャンパスで専門学校に来たが、ぼくの野生動物保護には一人も来ず。
学校で飼われているイノブタを撮ろうとしたが、小屋から出て来ず。
こちらを見たところをバチリ。
先日アップした毛はこのイノブタの毛である。

2012年4月13日金曜日

ゴリラおもしろい!

子持ちのメスゴリラにシルバーバックのオスがメスをその気にさせたくて、何度も何度もちょっかいをかける。
それが興味深く、観客がたくさん。
かたずのんで見守っていた。

サル山

ひさしぶりの上野動物園。
上野はどこも凄い人、猿山前のベンチに座る。
今日は午前中で葛西の専門学校の授業が終わり、6時から四ッ谷で哺乳類談話会があるので時間を潰している。
疲れた時は美術館館や博物館館よりも動物園だ。
植物園だと疲れをとるには一番だろう。

このスゲを食べたのはウサギ!Animal who cut leaves off is hare.

take隊員の「森の海▲海の森」に刺激されて、
4月6日は、スゲの食痕を気にして歩いた。
猿ヶ島のピーク付近で、あったあった。
しかし、背丈は6、7センチの所でカットされている。
斜めカットだ。ウサギだ。
この辺りの尾根にはいくつもこのスゲがあったが、すべて刈り込まれている。
根こそぎ食べないウサギに応援したくなる。 
花穂を伸ばしてこれから咲こうとしてのも幾株かあった。 
take隊員がアップしたハタネズミのスゲの食痕を見つけたい。
シカやカモシカと思われる食痕は無かった。
でも、これからだ。
昨日は新学期の疲れのため丹沢に行きそびれてしまった。
8時頃の快晴で悔やんだが後の祭りだ。
isa隊員よりプレゼントされた交通事故で苦しんで死んだと思われるタヌキの全身骨格を、上手に標本にしようと肉をできるだけ削いで、そのまま乾燥させようとしたが、脂分が滲み出てきてハエが卵を産むのでよろしくない。仕方がない、水に浸して腐らすことにした。
プランターの底の水抜き穴に栓をして、その中に容れ、水を浸し、ビニールで覆てテープで押さえた。5月の中旬までには晒骨できるだろう。

2012年4月12日木曜日

テン糞とタヌキ糞の大きな違い The difference between scats of racoondog & marten.

20120409堤川沿い―宮ヶ瀬尾根で:
7:49テン糞
キブシ種子多数、羽毛ほんの少し
5ミリくらいの羽毛が二つでてきた。鳥を食べたものか不明だ。
12:12タヌキ糞
キブシの種子15個、節足動物外骨格少し、土砂多数、コインの右側にある黒っぽい糞を採集する。
3分の2以上が土砂であった。キブシが15個とほんの少し節足動物の脚の一部と翅の一部が混じっていた。土の一緒に土壌動物やキブシの果実などを漁ったようだ。
テン糞は堤川林道ゲート前の橋の上で拾ったものだ。今回、水洗いしていて確信に変わったことがある。それは、テン糞がたとえキブシの種子と果皮、果肉が大部分をしめようと土砂は出てこない。
しかし、タヌキ糞の場合は土砂がかなり混じるということだ。

これは、テンは林床に落ちているキブシの果実を探して食べているのではなく、木に干からびた状態でついている果実を食べているということがわかる。

テンとタヌキでは同じキブシの果実を食べたとしても、キブシの実が樹上か地上かで食べ分けているといえる。
これは、すべての果実において当てはまるだろう。
タヌキとアナグマ、テンとイタチ、あるいはハクビシンとテン糞の違いを自分なりに確信をもちたい。

自分なりに違いが判ってから、他の人にその違いを説明するための方策を考えれば良い。
違いを説明できない内は、まだ本当に判ったことにはならないだろう。

2012年4月11日水曜日

タヌキ糞から:鳥の足orトカゲの腹? Racoondog scats:Bird leg or lizard abdomen skin?

4月6日、土山峠・猿ヶ島で採集したタヌキ糞の内容物の水洗いによる分析です。
8:03
キブシの種子多数、1.5~4センチのシカ毛、
8:10
キブシの種子多数、ケンポナシ種子1個、不明果皮2個、不明種子2個、動物質、節足動物外骨格
9:10
キブシ種子多数、節足動物外骨格、鳥の足orトカゲの腹部の鱗のついた外皮?環形動物か腸のようなもの、鳥の翅の軸(標本にする)
9:59
キブシ種子多数、ケンポナシ一個、不明種子2個、鳥の足orトカゲの腹部の鱗のついた外皮?鳥の翅の軸の一部の一部3~5ミリ
この9時10分と59分のタヌキ糞の中には、トリの足のウロコ付き皮?orトカゲの腹のウロコ?付き外皮と思われるものと、トリの羽の軸?と思われる不明なものがでてきた。
それが下の写真である。 これらは何だろうか?
また、8時10分のと9時59分の糞には、不明な2種類の不明な種子が出てきた。
左の種子は一度アップしたものと思う。 
この日はテン糞も何故かテン糞は見つけられなかった。
タヌキたちは冬から春にとって彼らのお腹を満たすキブシの果実を相変わらず食べている。
さらに、蠢きだした土壌動物も林床に落ちているキブシの果実とともに漁っていることが分る。
上の写真はトカゲの腹部の皮それとも鳥の足の皮?
鳥の羽の軸のような物が出てきたが、これも分らない。
いずれにしても標本とした。
一昨日拾ってきた、テン糞とタヌキ糞の水洗いが楽しみだ。

昨日は、TCA専門学校の最初のクラスの授業だった。緊張して喉がからからになった。
今日は、慶應大の最初の授業だ。今日は学生たちが履修する授業を決めるので、35分ずつ2回に分けて行う。「動物行動学」の授業で、薬、商、経済、人文、他などの学生たちが集まってくる。

2012年4月10日火曜日

イノシシ毛はシカ毛にくらべると黒く堅い Wildboar fur is more black & hard than sikadeers.

4月7日にアップした
「これは誰が掘った?Who dung here?」
で採集してきた毛を覚えているだろうか?
これが泥浴び場からもってきた毛
これが手持ちのシカの毛 
今日、専門学校でイノシシを飼っているので、運動場の砂場に散らばっている
毛を拾ってきた。
もう、イノシシの毛は剛毛というよりも、感触は針金のようだ。
 色が黒っぽい、砂に埋もれていたせいか表面のツヤがない。
シカ毛とイノシシ毛を同じ場所に置いて比較した。
上:白っぽいのがシカ毛  下:黒いのがイノシシ毛

細いイノシシ毛(下の黒っぽい毛)との比較 
明らかに、シカ毛とイノシシ毛が違う。
これまで一番堅い毛だと思っていたシカ毛以上にイノシシ毛の方が断然堅いのだ。
しかも、これほど黒いとは、嬉しいくらい良く区別することができる。
これから、ヌタ場があっても毛さえ見つければ、イノシシ、シカ、カモシカの区別をつけることができる。