「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2012年4月8日日曜日

カモシカとシカの樹皮食いの違い The differences of bark gnawing between deer and serow.

先日の猿ヶ島往復で、カモシカとシカの樹皮食いの歯型の違いが
明らか過ぎるほど明らかだった。
下の食痕を見つけた。これは誰が齧った?
左側に下顎の切歯をあててぐいぃーっと噛み取ったのだ。
4本の切歯の跡が明瞭だ。
立木対して首を曲げて噛み取ったことになる。

下のは強風で折れて、落ちているモミの枝の樹皮を齧り取っている。


下顎の切歯を上にあてて、こちらの方に齧ったようだ。
歯が入った方が深く切れ込んでいる。
歯が滑ったような齧り方になっている。
コヤツが樹皮食いするとこうやって歯が滑ったような食痕になる。
切歯が幅広いので、どうしても滑ってしまうのだろう。
どちらの食痕がカモシカかシカかは明らかだ。
そう、上がカモシカで下のがシカだ。
立木をシカが樹皮食いをした以前撮った写真が見つからず。

無駄なカエルの卵塊 Useless frog's eggs

一昨日の土山峠の湖岸林道で:
動物たちはの生活は謎だらけだ。
卵を何千と産んでそのうちの1パーセント以下でも親になってくれれば万々歳という生き方をするものたちもいれば、ほの少数の子供を産んで大事に育て上げるものたちもいる。
アジア・アフリカ産のサルたちは一度に産むのは1頭だけだ。ヒトのように年子を産むことができてたくさん子孫を残せるものもいれば、チンパンジーのようにアカンボウが離乳するまではオスを受け入れないので、4、5年に一回しか出産しないものもいる。

背にほんの少数の卵を乗せて大事に育て上げるカエルもいれば、
このカエルのように大量の卵を産んで一匹でも育てば良いというようなものもいる。
しかし、そうであってもすぐ乾くような道路に産むことはない筈だ。
水場はあるし、何と言っても宮ヶ瀬湖はすぐそこだ。

ヤマアカガエルはこの卵塊を産むために使った栄養分は如何ほどのものだろうか?
卵黄は栄養分のかたまりだ。
しかも、他のタンパク質を含めてどれほどのエネルギーを必要としたのだろう。
カエルの体重や寿命はわからないが、これだけの卵塊を産むメスは
どれほどエサを食べたのだろうか?
産んだ卵塊の大半は無駄である。
が、生き残って世代を重ねるヤツが出てくるかもしれない。
かれらにとっては効率の良くないこと、無駄が大事!

ぼくらヒトも無駄に満ち溢れている生き方をしてきて進化してきたんだ。

(ここはわずかだが生き残っている。しかし、明日も晴れなら、干上がる)
土山峠の林道に入る橋の側に咲いているウグイスカグラ 
ニシメガネザルさんにヤマアカガエルだとコメントをもらえなければ、
話しは違ったかもしれない。
ニシメガネザルさんにあらためて感謝!

ネコノメソウの仲間とユリワサビ

一昨日は、沢に下りて楽しんだ。
ヨゴレネコノメ
これは、ムカゴネコノメと思い一株引き抜いてムカゴの有無を確かめようと思ったが、抜けずにあきらめた。
 

図鑑で見てもどうも絵合わせではダメ。
で、先日、湯河原で野生生物探検隊の皆さんと撮ったムカゴネコノメを思い出し、見比べる。
ムカゴネコノメだ。まだまだ修業が足りない。
実は、沢に下りたのは、お昼のインスタントラーメンに容れる山菜を探すタメだ。
ユリワサビが清楚な花を咲かせていたが、摘み取ることは辞め、
とうとうインスタントラーメンを食べることも諦めたのだった。 
ユリワサビはあのワサビと同じワサビ属だから、たくさんあったら、
摘み取って、一夜漬けにすると美味しいだろう。
あるいは、サラダ菜の変わりにもなるだろう。
東丹沢は沢も斜面の土砂の崩壊で、沢沿いの植物たちが困っている感じだ。
苔むした沢で思う存分ウワバミソウやユリワサビを摘めるような沢は、少ない。
丹沢の山を斜面も尾根もブッシュでおおわれる山に戻したい。

2012年4月7日土曜日

これは何? What's this?

お昼を食べていると、隣の屋根にカラスがとまった。
連れ合いは、急に思い出したように立ち上がり、ついて来いと言い出した。
一緒に、二階のベランダに行く。連れ合いは「これはカラスか何かの糞?」
とベランダの手すりに着いている茶色の一ミリくらいの点、点を指す。
洗濯物にも着くと、探し始めた。
着いていた。ぼくの洗った帽子に着いている。
で、クローズアップレンズを取り付けて撮る。
まるで、粘土が飛び散ったような感じだ。
全体の様子
中央のを拡大する。 
上のも
下のも拡大しても良くわからない。 
帽子から剥し取る。 
うーん、何だか卵のようなもんが見える。
拡大するとなんだか判らない。

連れ合いが云うには、このところ洗濯物をベランダに干すと着くと云う。
季節にかかわらず着いているようなのだ。
洗濯物の色にかかわらず着くようで、今日のように茶色のは珍しく、いつも黒色のようで、
やはりテンテンと少し盛り上がったような状態で付着していて、
洗濯物を取り込む時に気が付いたら指で落とすが、シミにはならないようだ。
昆虫が産卵したものかもしれないと思うが、年中というのは判断に苦しむ。
これなんですか?どなかか教えて下さい。

これは誰が掘った?  Who dung here?


湖岸の林道から猿ヶ島の617.2mのピークを目指して登っているところで、
下のようなつい数時間前に掘ったような跡があった。
イノシシが何をしたのだろうと思った。
土壌動物を漁ったとは思われないし、ましてや何らかの草の根か球根があったとは思われない。
この掘り跡に毛を一本見つけた。
さらに横棒がみえるがその上の方の地面に5、6センチの毛が20本はパラパラとある。
写真にも撮る。ピンボケだが、、、。
何故か気になったのだ。
イノシシにしては長いなーと思いながら、一応毛を7、8本採集してきた。
で、先ほどクローズアップレンズをつけて持ち帰った毛を撮った。
驚いた。イノシシの毛ではない。
シカの毛だ。下は手持ちのメスジカの毛だ。
しかし、イノシシの毛は持っていないのだ。
手持ちの頭骨にも付着していないか見たのだがダメ。
だから、これはシカかイノシシかまだ不明としておきたい。
シカが掘ったとしたら、何をするため?
この場所は尾根上で平らな場所ではないのだ。
いずれにしても毛があるのだから、ここで穴を掘って休息したことになる。
こんな斜面でも穴を掘って休むことがあるのか?

2012年4月6日金曜日

この鳴いているカエルは誰?Frog who is crying?

猿ヶ島から湖岸へ下る渓流で鳴いているのは、
もちろんカエルですよね。
カエルの名は?
毎年、この時季になると耳にする鳴き声だ!

ハナネコノメに出会う

― ハナネコノメ ―
いつも森の海▲海の家や清川村自然観察日記や自然を楽しむを見ている。
沢の岩壁が白く輝いているので、近寄るとこれだった。
今まで、見ていたかもしれないがそのまま素通りしていた花だった。
一目見て、ハナネコノメだ!と思った。
しかし、どうも赤いポチポチが無い。
アップする前に、図鑑で確認し、ネットで確認した。
赤いポチポチが無いがハナネコノメで間違いないと思う。 
今日は、猿ヶ島から途中で沢に下りたのだ。
ハナネコノメや他2種のノコノメソウの仲間があった。
これで、ようやくtake隊員たちの仲間に入れてもらえそうだ。


タテハチョウの仲間が飛び回る Nymphalid flies about!

今日は、土山峠からの湖岸林道でルリタテハを見たが、撮れなかった。
4月2日もタテハチョウの仲間が飛び回っていた。
テングチョウが大半だったが、他に下のエルタテハと近寄るとすぐ飛び立つので、写せなかったが
ルリタテハのように開いた内側が濃い青色が見えた。
他にシジミチョウをいた。
下はエルタテハだ!
下はテングチョウだ! 
上は伊勢沢林道沿いでだが、
土山峠の路肩のコンクリートの穴の水の中にボウフラがいた。
こんなに早く蚊も成虫で越冬していてここに卵を産んだのだ。
ボウフラも可愛く思えたから、春だ!
(クリックして拡大)
春は、どんどん進んでいる。

今日は、間一髪で雨に遭わずに車に戻れた。
ハナネコノメが岩を覆っていた。


土山峠から

土山峠からタヌキやテン糞を狙いがてら、春の朝の霞みの丹沢を楽しんでいる。
猿が島が見える。

2012年4月5日木曜日

テン糞から出てきたトカゲの足 Lizard feet in marten scat.

4月2日の土山峠の湖岸林道で見つけたテン糞から出てきた
トカゲの足や骨片
これって本当にトカゲの足で良いのだろうか?
中央右に脊椎骨が一個あり、その右の骨は大腿骨の膝にあたる部分だ。
上は肋骨かな?ビニールのように見えるのはウロコだ。
キブシの種子がウロコの隠れて一個、さらにウロコに隠れて2個ある。
今年は、カエルやトカゲなどの両性・爬虫類の全身骨格を標本にしたい。
もちろん、この写真に撮ったトカゲ君のものは標本として保管だ。
少なくても、アカガエルとトノサマガエル、カナヘビとトカゲかヘビ、
このうち2種類でも全身のものが拾えれば万々歳かな?
しかし、カエルでさえも骨格がわからない。

これをアップした後、ネットでカナヘビとトカゲを見比べた。
トカゲは前足も後足もこんなに長い指を持つものがいない。
カナヘビでは後足の指が異様に長い個体が写真に撮られている。
右足の大腿骨の膝部分にあたる骨片があるのも後足とするとうなづける。