「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2011年2月27日日曜日

スギ花粉にまみれて!

昨日は、本厚木8時40分発宮ヶ瀬行きバスに乗る。
登山者で満員である。山ガールもいる。
宮ヶ瀬行きのバスが混むようになった。嬉しい。

御門橋で下車したのは「丹沢サル観察し隊」のメンバーだけ
御門橋を渡り、50メートルくらい歩いて左の舗装された農道を行き、
道なりに尾根に取り付こうとしたら、シカ柵だ!
「開けたら閉める」と書かれた扉があり、鎖を外して入る。
柵に沿って左に行けば良かったのに、右に巻いて、杉林を尾根を目差して登る。
すぐ尾根にたどり着き、そこからは退屈と思われるほどのわずかな登りの尾根道だ。
鼻水がひっきりなしでる。
ひどいスギ花粉症の症状となる。
凄い埃だと思っていたのがスギの花粉であることがわかる。
登山靴もスギの花粉で緑灰色になっている。
ぼくだけがマスクを持っていない。
華厳山の手前が急斜面で両手を使って登る。
ビーグル犬が2頭やってくる。
シカの間引きのための猟をしていることを知る。
経ヶ岳で休んでいると二組の登山者に会う。
若いカップルの登山スタイルは、スパッツに半ズボンである。
半原越えから坂尻までのバス停までいつものことだが長い。
ショートカットの山道を見つけたい。
途中で、メスジカ4頭に出会う。
望遠300ミリをつけて撮る。
途中から小走り状態でバス停を目差し。
間に合う。
本厚木駅前の居酒屋でビール、焼酎を飲み、中華街で皆と合流する。
いろんな酒が混ざったため、少し二日酔い状態だ。

2011年2月25日金曜日

ピンクの沈丁花が咲き始める

昨日の夕食後、確定申告書を書き込む。
いつもはもっと早くに提出していたのに、すっかり忘れていた。
ぼくのは数箇所からの給与や報酬などの源泉徴収票の所得を書き込み、
国民健康保険や生命保険会社への保険料を書き込む。
あとは、電卓でチョイチョイとやるとすぐに税金額出てくる。
今年も還付金が出たが、これは健康保険料や市県民税のために使えない。

税務署の申告書受付のためのプレハブの仮小屋は空いていた。
このくらいの時期の方が空いているのかな? 
連れ合いのものと2つ出した。別に本人ではなくても良いのが分かった。
温かい、コートがいらないくらいだ。
なんとなくホットした気持ちがするから不思議だ。
帰宅して庭に出たら、ピンクの沈丁花が咲いていた。
白いのははまだ。
白い沈丁花が咲くといよいよ本格的な春だ。
明日は、「丹沢サル観察し隊」の新年会、辺室山を唐沢林道の途中から
皆で登って土山峠に出ようかな?
サルがいそうなのはもっと集落に近い所だね。
その後は7時半から中華街で食事会だ。

2011年2月24日木曜日

春は苦味を!

引地川の土手のカワズザクラの開花状態を見にいった。
足元にこやつが顔を出して陽を浴びている。
春だ!このところの温かさで様子を見に出て来たのだ。
写真を撮った後、採ろうと思ったが、一つだけでは、、、。
と思いつつ辺りを見回したらある、ある。
摘んできたフキノトウは6個である。
これなら十分酢味噌和えでいける。
夕食前に小鍋で湯を沸かし、沸騰したところに落とし、一、二、三と
ゆっくり数えて引き上げ水に漬ける。
絞って、きざんで、酢味噌和えだ。 
連れ合いも美味しいという。
「春は苦味を盛れ」の言葉通り、苦味があって美味しい。
これから、菜の花のほろ苦さ、タラの芽、ウドなどのウコギ科の苦さいずれも
春の苦くて美味しい山菜だ。
これからの山歩きは楽しみが倍増!

2011年2月23日水曜日

わかった!

2009年11月6日「初めての鍋嵐」(これは誰が齧ったの?)でアップした
丹沢山中の赤い帽子を被った「水源の森」の杭。
その帽子が何者かに齧られていることをお伝えしました。
クマ、サル、テン、ウサギ、ネズミ、タヌキなど、誰が齧ったのか
判りませんでした。
今回も宮ヶ瀬尾根から堤川林道へ降りるシカ柵の横の赤い帽子の杭、
2本とも齧られておりました。
ここで、この齧り跡を、新しい一眼レフのカメラでしっかり写真を撮りました。
10円硬貨を乗せて、大きさの目印にします。
10円硬貨の厚さは1.5ミリ、 直径は23.5ミリです。
真ん中の歯型が、4本であることがわかりますか?
もちろん、この動物はこの杭に上って、下顎の切歯を当ててぐいーっと齧ったのです。
4本の切歯を持っている日本に生息する哺乳類はサルだけです。
まさか、サル?
そんなバカな?
左から2本目が少し幅広で、奥から深く入り込んでおります。
10円硬貨の厚さは1.5ミリ、歯型の一条一条と同じくらいです。
4条あわせて6ミリ前後です。
サルの切歯は、ぼくらヒトと同じようにヘラ状で幅が一本の幅が5ミリ以上もあります。
サルではないとすると。
尾根の杭の上に乗って齧って歯型が4本もできるのは少なくても、
3対6本の食肉目だけです。

ネズミやウサギは切歯は一対だけなので4条にはなりません。
テン、ハクビシン、アナグマ、タヌキです。
クマ、シカ、カモシカ、イノシシも6本以上の切歯をもつが切歯の幅が広すぎて論外です。
テン、ハクビシン、タヌキ、アナグマ、キツネの下顎の切歯の幅を計りました。
もし、4本の歯型ができるとしたならば、、、
もっとも可能性が高いのはハクビシンかテンです。
 結論、テンだと結論付けました。
テンの下顎の切歯は写真のように第一切歯が小さくて引っ込んでいて
第二切歯が上に出ています。
杭の上の部分の左端の跡は、右第二切歯のもので、
左から二番目の奥から深く入っている跡が、一対の第一切歯の跡で、
左から三番目が左の第二切歯で、右端の跡が左の第三切歯の跡だと
考えられます。

一応、羊羹でテンの下顎を用いて、噛み切りテストをした結論です。
第一切歯は小さいので一対で一本のようになります。

(下は、テンの下顎切歯のアップ)
杭の上に乗って、ウンチをするのは、イタチ、テンかサルです。
下はテン糞です。 
テンやイタチが杭の上で糞をするのは、マーキングとして一番目立つからです。
だが、杭を噛むのはどうして?
それがこれからの課題です。

2011年2月22日火曜日

サル糞の中身が???

土山峠から湖沿いの道を清川トンネル方向へ行ったところで
サル糞、半分持ち帰る。
表面に浮き出ている種子は?
茶漉しの中で水洗いすると、この種子、見たことがあるのだ。
昨夜は思い出せず。
割ってみる。堅い。ん?これは、ヤマボウシの種子だったかな?
ヤマボウシの果実なんて、落ちて干乾びたものでもあったのかな?
糞は一個だけだったので、群れに接近しているハナレザルのものだろう。
オオウラジロノキの果皮?と共に教えて! 

テンとタヌキの糞内容物の種子の違い

昨日の土山峠・清川トンネル・ハタチガ沢林道・堤川林道で:
見つけたテンとタヌキの糞の違い。
これは、堤川に架かる橋の上のテン糞
なんとサルナシの種子とオオウラジロノキの果皮(と判断、下に写真)
これは、宮ヶ瀬尾根近くで見つけたテン糞
なんとこれもサルナシの種子だけだった。 
上のテン糞のすぐ近くにあったタヌキのタメ糞
これは、3、4センチの長さの哺乳類(シカかも?)の毛とキブシの種子だ。
テンはどこでサルナシを見つけたのだろう?
干乾びて、かろうじて蔓についている果実を見つけて食べているとしか思えない。
オオウラジロノキの果実は尾根などの落ちているからそれを食べたのだ。
タヌキは、木に登ってサルナシを食べることができないので、木から落ちた?
キブシの果実を食べているのだ。
それと、恐らく猟期に撃たれて解体されたシカを食べたと思われる。

下の写真が橋の上で見つけたテン糞の内容物の一部
左にサルナシの種子、右にオオウラジロノキ?の果皮と果柄
テンは木登り上手だからサルナシをまだ食べることができるが、
タヌキはサルナシは残念ながら食べることができないので、仕方なく?
美味しくないキブシの実を拾い食いしているのかな?
しかし、どの糞からも昆虫やゲジゲジなどの外骨格などが出てこなかった。
まだ、日陰には雪が残っていたし、越冬昆虫を見つけるのは大変なのかな?

2011年2月21日月曜日

クマ糞を踏んじゃった!

今朝、4時半に起きる。丹沢へ行く用意を整え終わったのが5時半。
今年で3回目の丹沢だ。清川のコンビニで弁当を買う。
まだ、ライトをつけて走っている対向車がある。
土山峠に車を乗り入れ、駐車。
まだ、ところどころ残雪がある。風はまだ冷たい。
軍手ではなく毛の手袋を持ってくれば良かった。
新しいテン糞やサル糞を見つける。少しゲット。
清川トンネルへ向かう経路を行くことにする。
ん?砂岩?っと思って強く足を置く。
なんと、クマ糞だった。クマがドングリを食べた時の糞だ!
まるで、ゴマを擂り鉢ですり潰したような状態だ。
大半が右足の靴底に付いてしまった。
まったく種子が見当たらないのでゲットせず。
何?もう出てきた?それとも冬眠しなかった。
いずれにしてもこの道は野生生物探検隊の忘年会で歩いた道だ。
その後、クマさんが歩いているのだ。
クマは林床に落ちているドングリを拾い食いしたのかな? 
忘年会の時は、モクレンの落ち葉で埋まっていた道。
宮ヶ瀬尾根に1時間半かかって到着だ。
ヒミズの通路が縦横に走る。 
清川トンネルを出た、山側の側溝にアカガエル?が4、5匹いた。
卵塊もたくさん。 
ハタチガサワ林道の崩れていた部分の補修工事がなされている。
横を歩かせてもらい、再び尾根に向かう。
途中、2ヶ所で少しだが、キクラゲをゲットする。 
11時35分に土山峠に到着。
GPSの記録では、10.3キロだった。
帰宅したのが13時頃、インスタントラーメンに上のキクラゲをいれて連れ合いと食べる。
歯触りが良い。美味い。見つけた辺りをもっと真剣になって探してみるんだった。
次はテン糞、サル糞、タヌキ糞の内容物についてアップします。

2011年2月20日日曜日

大株のハナビラニカワタケ

野生生物探検隊が歩いたGPSの軌跡である。
take隊員のフィールドなので、少し判別できないようにしました。
カシミールで6千分の1の電子国土で見たものだ。
ほんの少ししか歩かないのに、実にいろんな発見の山だった。
タヌキのタメ糞を見つけ、内容物の種子を調べるために
子指の先ほどのウンチを採集してきた。
種子はキブシで間違いなかった。

さらに、地上から4メートルくらいの所にあったハナビラニカワタケは
お店で湯通ししてもらって酢醤油と酢味噌和えで食べた。
中華風の汁の実か野菜炒めならさらに美味いだろう。
大株だったので、皆で山の幸を味わえて満足!
店で出された小皿は、アザミの茎の煮物だという。
味や歯触りはキャラブキ風だ。
これがイケル。皮を向いても小指の太さくらいある。
少し焼いたイワシの丸干しも出された、これまた懐かしく美味い。
ぼくは、このような山や海の幸で、あまり加工されていない物が好きだ。

2011年2月19日土曜日

野生生物探検隊の新年会

昨日、野生生物探検隊の新年会が湯河原の白銀林道であった。
雨があがるという予報であったが、午後から本降りとなり、
喜んで二次会の呑み会の場へと移動した。
新メンバーが加わった呑み会が盛り上がった。

白銀林道周辺はノウサギが多く、至る所で新しい食痕や糞を見つけた。
1メートルを超えるササの仲間が、ノウサギに食べられている。
まず、林床から3、40センチのところで噛み切る。
そして、上部の葉の部分を食べるようだ。
下は恐らくササを食べた糞であろう。
噛み切られた切り口はナイフで切られたように見える。
が、拡大してみると鋭利なナイフとはやはり違う。
下顎の切歯が右から左に、つまり左側を上顎の切歯で押さえ、右側から下顎の切歯で噛み切ったと推定できる。
切り口は、ほぼ45度に噛み切られている。
もってきた食痕のついたササは、噛み切られた上部の方のものだ。 
ノウサギが地上部3、40センチのササの茎を噛み切るには
頭を45度に傾けて、茎を上下の切歯で抑えて、
下の切歯を押し上げて噛み切っているということが判る。
モミジイチゴや、ミヤマシキミ、さらにはテイカカズラの茎(直径6ミリ)もこのようにして噛み切られた食痕が付いていた。
下は、斜めカットされたテイカカズラの断面の写真を撮るisa隊員。
ぼくは久しぶりの野山歩きであった。
やはり、街中の川沿いよりも山が良い。

2011年2月17日木曜日

幼女誘拐からなるマントヒヒの社会

ロンは三時間あまりの内に7、8回もアクビをして犬歯を見せてくれた。
20歳だが、野生のサルたちとは違って犬歯も切歯も磨り減っていない。
これだとあと10年は軽く生きる?
メスはパーコとサチコの2頭だけで、パーコは発情が人為的に抑えられているようだ。

マントヒヒの社会はニホンザルやキンシコウなどの他のアジア・アフリカに生息する狭鼻猿たちとは全く異なる。
ほとんどの狭鼻猿たちは、群れはメスたちの血縁集団が基本であり、オスは生まれた群れから分散していく。
だから、群れにいるオスは他所からやってきた個体だ。
が、このマントヒヒの群れは、複数のバンドからなっており、バンドは複数のクランからなっており、さらにクランは複数のハーレムからなっている。
このハーレムが基本的社会集団であり、オスが一頭と複数のメスからなっている。
このハーレムのメスたちは、オスが若い時に他のハーレムのチビメスを誘拐してきた個体なのだ。

マントヒヒのオスとヒトのオスだけがチビメスを含むワカモノメスに性的興味をもつサルだ!