「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2010年9月10日金曜日

草の実・木の実

昨日の伊勢沢林道で、
ハダカホオズキである。まだ色づいてない。
赤く色づいてから種子を採ろう。
サクカクヅル?アマヅル?
丹沢にはヤマブドウがほとんど見当たらないのがさみしい。
たっぷり雨が降ってくれたので、植物たちは生気を取り戻している。
きっと、シカやサルやウサギも水々しくなった草や葉に大満足のことだろう。

2010年9月9日木曜日

台風一過

昨日、丹沢へ行けなかったので、起きて、少し朝刊を見ただけで
前日作ったイチジクジャムを食パンに塗って、牛乳とともに食べ、車を走らす。
台風一過という感じとは程遠い空模様。
9月1日に早戸川に行くときに見つけたハクビシンの状態を見ようと、半原の方から行ったがあのウジが湧いていた死体は跡形も無く消えうせている。大雨で流されてしまったようだ。道路も歩道も綺麗さっぱりだ。宮ヶ瀬湖に流れ下ったのだ。
なんだか、がっかりである。

気持ちを変えて伊勢沢林道へ向かう。途中鳥屋の食料品店で弁当や飴玉などを買う。
急ぎ足で歩いても汗がすぐ出てくるわけではない。台風一過とともに秋が到来したかのように涼しい。ススキの穂も出始めている。
音見沢橋に来たが、ここにはウワミズザクラがないことに気がつく。勘違いしていたのだ。
焼小屋沢橋を過ぎて、ヘアピンカーブのところから焼山方面を望む。
雨曇りで、時折雨粒が落ちる。
マツカゼソウが涼しげな風情である。
種子を見るために木の実を採りながらもどる。
オオバアサガラ、ミズキ、アカメガシワ、ウツギ、そしてヨウシュヤマゴボウ。

ハクビシンの屍骸がきれいさっぱり雨で流されてしまったので、ハタチガ沢のウリボウを見にいくことにする。が、橋を歩いていると工事の警備員のおじさんに押し戻される。「立入り禁止」だから戻れという。あまりの剣幕に戻ることにする。土山峠のところが空いていれば、そこからハタチガ沢に行こうと思ったが、土山峠のスペースには既に2台の車がある。
なんだか、イライラした気持ちになりながら帰宅。
ウリボウも流されてしまったかもしれない。

2010年9月8日水曜日

郵送されてきたオオアシトガリネズミ

網走方面を旅行した、高校時代の同窓生のT.Gさんからオオアシトガリネズミが封筒におさめらて郵送されてきた。5、6枚のビニール袋に収められていた。
彼から面白いものを拾ったので送るとメールがあったので、腐敗させるためのガラス容器を用意していた。連れ合いから受け取ったらすぐ、袋をやぶり、そのまま容器に移し水に浸した。
8月26日に水に浸けて、9月7日に上澄みの毛が混じった汚物を流し、
取り出したのが下の頭骨を含む、骨格だ。

残念ながら、一度踏まれたか郵送中に潰されたようだ。
頭頂骨や後頭骨、聴胞あるいは側頭骨部分、左の前額骨が壊れている。

みても分かるように、頬骨弓がないのが、トガリネズミ科の大特徴の一つである。
左の上顎骨の第一切歯を見てほしい。クリックして拡大!
一本の切歯なのに、鍵状に二つに分かれている。
下顎骨を見ると、切歯もは前方に長く突き出し、他の歯も鋭く尖っている。
下顎の第一切歯も伸びて、しかも4つの尖がりをもつ。
上・下の第一切歯とも他科の動物たちにはありえないような形だ。

このオオアシトガリネズミはミミズや土壌節足動物を
この鋭い歯で捕まえて噛み殺し潰して食べているようだ。
下顎を引き上げる咬筋は上顎のどの部分に付着しているのだろうか?
オオアシトガリネズミは前脚が少し大きく、これで腐葉土をかき分けて餌動物を探し回っているようだ。
左上:大腿骨、脛骨と腓骨がある。腓骨は足首から3分の2位が脛骨と合体している。
上腕骨や脛骨が左下方の寛骨の右にある。
唯一のオオアシトガリネズミの骨格なので、
100均でケースを買ってきて上のように収めた。

2010年9月7日火曜日

動物たちの糞の内容物

4日(土)のハタチガ沢林道歩きで:
橋の欄干の上に大きなサル糞が一個、強烈なお日様に晒されてカラカラだ。
一週間も前のものだろう。見てもわかるようにお米のモミガラがたくさん混じっている。
鳥屋か半原か清川の水田の稲を食べたのだ。
恐らくソリタリー(ハナレザル)が、水田を荒らしたのだ。
これは、テン糞だ。内容物に種子が入っているので、ゲットする。
ハクビシンの糞だろう。先ほどゲットしたテン糞の種子と同じものがたくさんある。
これも一塊ゲットする。
このテン糞を1日半、水に浸けて、糞を5ミリメッシュの茶漉しで洗った。
大半が果皮と下の種子であった。
このタネ????見たことあるような?
今の時季に果実を実らせている木だ!
ん?
流水で揉むようにして洗ったのに、果柄がついているのがあったので一緒に撮った。
ウワミズザクラ?イヌザクラ?あるいはシナノキ?それとも?

2010年9月6日月曜日

スカイツリー

専門学校に行く時、東西線で江戸川を渡る。その時、しだいに伸びていくスカイツリーが見える。
人気のスポットになっているようだ。
何故かぼくもこうやって撮ってしまった。

捕まえられたヤモリ!

今朝、部屋の中にバケツがある。
蓋の上に、「ヤモリがトイレにいた」と娘が広告の裏に書いた紙が置かれている。
そっと蓋を取る。ヤモリがいた。我が家は網戸もしっかりしたものなので、ヤブカ一匹は入れないのに、どうやって生きていたのか。
まず、写真を撮り、庭に放してやる。
この暑さで、日本が亜熱帯化している表れで我が家にも頻繁にヤモリを見られるようになったのか?それとも、、、、、、?ちょっとどういうことなのか分からない。でも、ぼくにとってはヤモリの居る環境の家は素晴らしい!

2010年9月5日日曜日

ダンドボロギクの乱舞

昨日のハタチガ沢一帯は、
白いフワフワしたものが谷間に乱舞していた。
はじめは、トンボがたくさん羽化して飛び回って、太陽の光を浴びて白く光っているのかと思った。
林道上の空中にも白いものが飛び回っている。
谷間をとフワフワしているのものも同じものだ。
先日、覚えたダンドボロギクが白い綿帽子となり、ちょっと風が吹くだけで舞い上がっている。
木陰からシカたちを見ながら、同時に幻想的ともいえるダンドボロギクの綿毛の乱舞の中にいた。
林道沿いの斜面の草本は上のダンドボロギクのようにまるでドライフラワーのようになっている。雨が欲しい。

谷川の斜面に咲くタラノキの花
ヌルデの花
コマツナギの花がまだ咲いている。
なんと、ジャケツイバラの花が狂い咲きしている。
林道歩きは日差しを遮るところが少ないが、沢からひんやりした風が吹いてきて気持ちが良い。谷間を望む木陰に座っていると電車通勤の不愉快な出来事も霧散した。

2010年9月4日土曜日

久しぶりのハタチガ沢林道

昨日は専門学校から戻ってから、アエラ誌の取材を受けた。
今朝、9月1日にYabeさんと一緒に見つけた轢死したハクビシンの状態を見にいってきた。
なんと、歩道の端に乗せておいたが、車道の方に尾が落ちている。
こんなにも腐敗が早いものかと驚いている。
全身に白くお米を散らしたようなものがウジ虫であり、四方に広がっている。
肉はほとんど無さそうである。
クリックすると拡大するが気色悪いのでやめること。
実は、ハクビシンの手足の裏を見たかったのだが、それが敵わなかった。
このまま帰るのも馬鹿らしいので、久しぶりにハタチガ沢林道へ行った。
道路沿いに車が停められないように柵が置かれている。
こんな事をするなら駐車場を作ってほしい。

橋を渡って、林道をしばらく行くと、ん!腐った肉の臭い!
辺りを見回し、フンフンと臭いを嗅ぎながら歩く。
ウリボウが死んでいる。ハクビシンが三日目でほとんど形をなしていないので、
ウリボウは昨日の早朝、死んだものと思われる。
前足(右)はこんなに小さい。
この崖から滑落したのだ。即死だったのだろう。
崖下の道路ぎわにウリボウが、、、。
ウリボウをぼくだけが分かるところに移し、動物たちに持ち去られないように、
大きな石で囲んで、埋葬した(白骨化を待つことにした)。
7月にハタチガ沢沿いの斜面を歩いていて、クマさんの母子に出会った場所:
クマさんがいないか?熊棚はないか?なめるようにして対岸の斜面を見ていた。
ん?動く物がある。クマさんか?
いやいや、クマさんではなく3頭のシカである。
はじめはシカのメスたちの集まり(メスグループ)だと思っていた。
双眼鏡で見ていると、3頭とも袋角をもったオスたちである。
クリックして拡大すると袋角が判る。まだ、10センチにも満たないような袋角だ。
オスジカたちは今の時季にオスグループを形成しているのだ。
30分くらい、木陰に隠れて彼らの採食の様子を見ていた。
平和なものだ。3頭の間で争い一つ起こらない。ニホンザルとは大違いだ!

林道終点まで行く途中に、山側斜面を駆け上るシカが2、3頭見える。
帰りに再びシカたちがまだいるか覗くと、
「クワーン」という警戒音!先ほど見た場所よりも高い位置だ!

2010年9月3日金曜日

続)早戸川に涼を求めて!

これはヤマシロギク?なんだか懐かしいようなほっとするキク科の花だ。
左右の斜面が険しくなり、まるでV字谷のようになってくる。
大きい岩がゴロゴロしている。
これは、オトギリソウ科のオトギリソウそのもの?
ひらひら舞うアサギマダラを見つける。
1130メートル前後右が早戸川の本流。
いよいよ険しさを増してくる。
浮石が多くなり、大きな岩でもぐらぐら揺れたのにはびっくりだ!
沢登りの人たちなら左の沢を這い上がっていくのだろうか?
GPSは持ってきているが地図を忘れたので、ここで引き返す。

早戸川のような奥の深い沢を歩くのは盛夏の山歩きとしては涼しくて、
冷たい水を飲めるし良いかもしれない。
だが、雨が降ったら恐ろしいところだ。
岩や倒木でせき止められた水が、鉄砲水や土石流となって流れてきたら
ほとんど逃げようがないだろう。

シカなどの死骸やテンやイタチの糞は見つけられたが、哺乳動物には遭えなかった。
イタチやテン、あるいはタヌキやキツネ、アナグマにとっては
沢は棲みづらいところなのだろうか?

2010年9月2日木曜日

早戸川に涼を求めて!

今日は、久しぶりにYabeさんと丹沢である。
6時半頃、梅ノ木トンネル付近で轢死体を見つける。
若いハクビシンのメスだった。頭が潰れている。
歩道に引き上げ写真を撮る。早朝にぶつかったのだ。
丹沢の東山麓にはハクビシンが山中で繁殖しているということだ。
伝道の朽ちた造林小屋を過ぎる。
ここには、7月下旬に身体を休めるため厄介になった。
早戸川を遡上する。
前回は、岩を飛び越えながら行ったが、今回は沢沿いの斜面を歩く。
オスジカの死骸だ。右の角が前頭骨の一部もろともなくなっている。
再び、シカの骨格の一部だ!
しばらく、登っていくと再び死骸、これもシカだ!
なんと、メスジカの頭骨が下顎骨とともにある。
メスジカの頭骨は、ぼくのコレクションでは1個だけであるので、嬉しい。
しかも、二つの小さな犬歯まで残っている。
アナグマ?の骨格の一部だ。
左右の骨盤と大腿骨がある。まだ、若い個体のようだ。
というわけで、今回は同じコースを辿ったのに、まるで骨探し、死骸探しのようであった。
GPSの記録では1150m前後まで遡上したようだ。
お昼を食べ終えた後、1時間くらい昼寝した。
寝ていて、寒くなってくる。お日様が木陰から顔を出すと「あー、温かい!」、
お日様を求めて少しずつ移動する。

丹沢は高くても1500~1600メートル前後の山ばかりだが、沢の水は冷たく、
滝壷に身体を5分も浸していると凍えてしまいそうだ。

夏休みには伝道から雷平までの山道を家族連れも歩いているので、子供たちの事故が起きる前に朽ちた橋をなおしてもらいたい。が、、、。ハイカーが多くなるとそれだけ自然が壊されていくので、このままでも良いかな?などとも思っている。
朽ちた橋がある場所は、少し遠回りしてでも自分でルートを開拓すべきとも言える。
ナタとノコをいつも持ち歩くようにしたい。