「特定秘密保護法反対」

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原発不要・核廃絶


2021年6月22日火曜日

小田原のH群の捕獲     The capture of H-troop of wild Japanese monkey in Odawara city

 神奈川・小田原のサル「H群」、ついに全頭駆除へ 車たたき、住民威嚇…被害半年で4千件「管理困難」 https://news.livedoor.com/article/detail/20401594/

小田原の野生ニホンザルの「H群」が全頭捕獲されると云うニュースをネットで知った(上述)。ぼくは1966年から1980年頃まで箱根・湯河原のサルを年間200日を目標に追いかけ、観察していた。だから、「H群」のニュースは自分の2、30代の頃をいやでも思い出さざるを得ない。

このH群は、箱根・湯河原のT群(天昭山群)のメスたちとP群(パークウエー群)のオスによって1967年頃つくられた。当時、広河原にあった山香荘という温泉旅館の裏に出たことから、サツマイモが与えられたりした。ぼくらはH群(広河原群)と呼んでいた。1970年頃までは天昭山野猿公園やパークウエーにあったモンキーランドに時々出ていた。70頭を超えるような大きな群れになり、行動域を湯河原駅裏の城堀や鍛冶屋地区、幕山付近にまで伸ばし、その後、果樹園に沿ってどんどん北上し、1990年過ぎには江之浦、根府川から早川まで侵出して行った。

1977年白銀林道白銀橋付近のH群
H群の捕獲計画は、もう何年も前から考えられていた事であった。しかし、県はどうにかして山に戻そうと対策を練っていたが、その全てが徒労に終わっていた。ぼくもアフリカから戻ってからの数年間神奈川県のサル対策の会議に携わっていたことがあったので、凄く感慨深いものがある。

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