ン?何だ?あの変なモノは? 伊勢沢林道の山側から林道に出ている木の枝に葉を膨らませたようなものがある。虫えい(虫こぶ)だ!しかし、この虫えい初めて気が付いた。近寄って見ると、ミツバアケビだ。ミツバアケビの三出複葉の葉がそれぞれ一枚一枚閉じられているし、何だか葉が白く厚ぼったい。取って葉を開けて見たが何も入っていない。アブラムシでもいるかと思ったが、、、、。
図1.ン?なんだ!
図2.閉じている葉を開けても何もなかった!
ネットで調べたら、ミツバアケビハトジフシ、ミツバケビハベリマキフシ、ミツバアケビハフレフシ、ミツバアケビメフクレフシ、アケビハトジフシのどれか不明だが、いずれもタマバエが絡んでいるようだ。
で、「虫えい同好会」の掲示板に投稿して訊いてみます。
「虫えい同好会」の湯川淳一鹿児島大名誉教授から掲示板で教えてもらいました。何と神奈川県では2件目の例のようです。以下はコピペです。
ご投稿、有難うございました。これは、タマバエの一種によって形成されたミツバアケビハトジフシ(虫えい番号 C-2685b)と言う虫こぶです。すでに、4月下旬には、幼虫が虫こぶから脱出して、これから地中で夏と秋、冬を過ごし、翌春蛹化し、ミツバアケビが新芽か新葉の時に羽化して、産卵する、年1化性のタマバエです。まだ、タマバエには名前が付いていません。この虫こぶは、アケビでも見つかります。これまで、アケビハトジフシ C-2685a は埼玉県、和歌山県、福岡県で見つかっています。ミツバアケビハトジフシは、和歌山県だけでしか見つかっていませんでしたので、神奈川県は2例目となります。今後も、ぜひ、色々な虫こぶを発見して下さい。ご投稿を楽しみにしています。
0 件のコメント:
コメントを投稿