8日に交通事故に遭ったタヌキを拾ってきたが、10日に剝皮、解体した。この個体はメスであり、顔面とくに下顎骨がかなり壊れていた。他の身体の部分は剝皮したところでは出血もなかった。
頭骨以外は折れた骨は無さそうだ!
この轢死体のタヌキ、早朝時か真夜中に、轢かれたようで、猿ヶ島から下りてきてビニールに包んだタヌキを見てもダニが這い出ている様子はなく、持ち帰ってからビニール袋に容れて物置に置いてたが、特にダニが這い出している様子はなかった。
轢き殺された直後だと、体温の低下とともに数百匹ものダニが死体から放射状に這い出ていくのをみたことがある。
轢かれていたメスのタヌキ
このタヌキを剝皮したが、皮が剝きづらく苦労した。臭いがするのか、7,8匹のギンバエがやってきたのには閉口した。
皮を広げて干したが、これにもハエが集り、卵を産んでいた。
連れ合いは顔を出してイヤな顔をするし、お腹を裂いて綺麗な内臓を取り出したが、胃には腐葉がたくさん入っているだけだった。
胃の内容物を見て、内臓は庭のアジサイの根元に穴を掘って埋めた。
毛皮を尻皮用にしようと思ったが、小さいので尾とともにタヌキの毛の標本とする。
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