とうとう6時になっても暗い日となってしまった。これからは山も暗い内に歩き始めなければならない。
昨日、高校生向けの授業をするため葛西にある専門学校へ行った。
ぼくの担当の野生動物保護専攻への学生は参加者でゼロであった。
帰路、飼育専攻で飼育されているウマとカピパラにちょっと話しかけてきた。
面白いことに僕が檻の回りで動き回るの静かに見つめて、ぼくを気にしているのはウマであり、ウマの右手にいるカピパラはぼくの存在には全く無関心であった。
ウマの気持ちは何となく理解できるような気がしたが、カピパラの気持ちは人は解らないのでないかと思った。
ぼくが写真を撮ったら、なんとなくポーズをつけた
カピパラは全くぼくに無関心
帰りの電車の中で、ウマとカピパラの事について考えた。ウマは家畜歴が長いし、さらにウマとヒトとの関係はカピパラとヒトとの関係とは異なる。ウマは専ら使役として人に使われてきたが、カピパラは食糧として人に殺されてきた。使役としての人との接触が互いに意志が通じ合えるようになったのかもしれない。
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