一昨日お昼過ぎに庭に出ると、Fig.1の鳥の頭が転がっている。
ヒヨドリと同じかそれよりも少し大きいかな?
山を歩いていて鳥の羽根がまとまって散らばっている場所にぶつかることがある。
そこには血痕がついている羽根があったりするので、猛禽かキツネかテンなどによって鳥が襲われたことが判る。
しかし、庭にも駐車場にも血痕も他の羽根も無い。
これはどういうことだろうか?
我が家の庭を、2匹のネコが通る。
ネコは他の場所でこの鳥を襲い、大半を食べた後、頭をくわえてきたが、ここで捨ててしまったということだろうか?
Fig.1 駐車場にあったツグミTurdus eunomusの頭
欧米では、ネコやイヌなどのペットが野鳥やネズミなどの小哺乳類やトカゲやヤモリなどの野生動物を殺戮していることを訴えた報告書などが出されている。
しかし、日本ではペットがハクチョウやシジュウカラの巣を襲って幼鳥たちをいたぶっても問題とされることはない。しかし、人間がやろうものなら社会問題となる。
ペットは人間が飼っているものであり、イヌやネコの躾けは飼い主の責任であり、ペットが野生動物を殺戮することは飼い主の問題であり、その責任を問われなくてはいけないのではないだろうか?
この鳥の頭(ツグミだと確信)の犯人は本当にネコだろうか?
鳥の専門家のT.Maruさんに訊いてみた。
何と、モズの仕業のようだとのことである。
モズはタカ類と違って、足で捕らえるのではなく、直接首筋にくらいつくようだ。
ネコ類の狩りににているとのこと。何度もモズの狩りの様子を観察したことがあるとのことで、首の無いツグミの死体も何度か拾ったことがあるとのことである。
いやー、ぼくは本当に鳥は知らないんだ!
ネコを疑って悪かった。
ネコが冤罪となるところだった。
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