先ほどまでは雨が降っていたのに陽が射してきたので、庭に下りてみた。
サンショウが柔らかくて美味しそうな新芽を展開し始めている。
これは、蕾だ。これも美味しそうだ。
新芽がもう少し展開したならば摘み採って食べたい。
寄せ植えの鉢には隣の家のユキヤナギの種子が飛んできたのだろう。昨年からユキヤナギの枝が数本伸びている。
春だ!北海道釧路生まれのぼくにとって、春は子供の頃から待ち遠しい季節だ。
軒先から下がるつららの先から滴がしたたり落ちるようになると、
早く、氷雪を溶かしてしまいたいと、大人たちは家の周りの道路の氷割りをツルハシで行い。
砕いた氷を日向に捨てる。
子供たちは、日向で道に流れていく水で遊ぶ。
氷雪の下に板などがあって、そこに弱弱しい萌木色の草の芽が出ているのを見つける。
そこだけが一足早く春がきているようで、子供心に夜寒くならないように再び板で覆う。
春は、北国の人たちほど待ち遠しい。
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