庭の睡蓮鉢の水に氷が張っている。水道栓の流しにあるタライの水も凍っている。
しかし、物置置きの前の洗面器の水は凍っていない。
狭い庭なのに氷が張るような寒い場所とそうでない場所があるんだ。
安倍首相の靖国神社の参拝が、中国・韓国ばかりでなく世界中から批判されている。
靖国神社には戦犯になった人を含む戦死した人たちの御霊が奉納されている。
靖国神社の首相参拝で、中国・韓国がこれほど騒ぐのはぼくら日本人にはちょっと理解できないところもあると感じていた。しかし、それは、
中国・韓国は日本に占領され植民地になったことがあるからだ。
日本は植民地になったことがないので、植民地にされた国の人々の気持ちが分からない。
ぼくら日本人は加害者である。加害者だからと自虐的になることではなく、
被害者への思いやりが足りないのだ。
被害者を逆撫でしているのが靖国神社問題だろう。
靖国神社に入ったことがある友人が次のような感想を述べている。
大東亜戦争を美化した凄く右翼的なスローガンが堂々と飾ってある。
普通の人が見たら、戦前の国粋主義者の聖地のように思えるだろう。
余りにも時代錯誤的な神社内のコーナーで胸くそが悪くなった。
マスコミは靖国神社を問題にする時は、政教分離と戦犯と戦死者の合祀を問題にする。
さらには、一歩進めて神社内でどのようなスローガンが飾られているのかも問題にすべきだろう。
ドイツではナチズムが生まれないように国で取り組んでいる。
だから、フランスとも仲良くやっていけるんだ。
日本は国粋主義者が生まれないような国の取り組みがなされているだろうか?
かえって安倍首相自らが右翼的な考えを煽っているのではないか!
グローバル化の世の中というのは、世界がまとまるのではなくて、
不安が増大し、個人、地域、国がバラバラになっていき、
皆、内にこもり始り、他者を排斥するような危険な感情を生み出してきているように思う。
来年は皆で良い年にしていきたいものだ。
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