土山峠から湖岸道路を歩いて、宮ケ瀬尾根に登って清川トンネルへ抜けるコースで
いつもタヌキのタメ糞がある場所が数ヶ所あった。
しかし、一昨年から湖岸道路から山に入って間もなくあった2ヶ所のタメ糞場は
全く利用されなくなり、排泄された種子が発芽して伸びてきていた。
ぼくは、タメ糞場が利用されなくなったのは、種子が芽を出して成長してきたので、
タヌキのお尻に成長した苗木が当たるので、排泄する場所として不適切になったのだ。
と考えた。しかし、苗が成長したもののシカによってあえなく食べつくされてしまった。
もう、排泄するためにお尻を下げても苗木はお尻にちくちくと当たらなくなったのに、
それでも、タヌキはそこをトイレとして使わなかった。完全に放棄したようだった。
12月5日、そのタメ糞場に足を伸ばしてみた。
落ち葉の上にタヌキ糞があった。
モミの芽生えが一本だけ食べられずに落ち葉から顔を出している。
また、ここがタヌキのトイレとして使われ始めたのだ。
ここから、50メートルほど上はどうなっただろうか?
足を伸ばしてみた。
以前のタメ糞場は枯れ葉に埋まっており、苗木も育っていなかった。
どうも、ぼくの仮説(タメ糞場は、種子が発芽して成長すると、タヌキが排泄しようとする時
お尻に当たるようになる。そのため、タヌキはタメ糞場を変える。その結果、木が育つ。)は、
苗がシカによって食べつくされたので後付けすることができなかった。
昨日は、拾ってきた糞をいくつか水洗いした。
テンもタヌキも山の秋の幸を満喫しているようだった。
糞分析については明日アップします。
今日は、金曜日、これから葛西の専門学校だ。
皆、動物園のデーターをまとめて発表できるかな?
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