1974年から81年まで国費留学生として箱根・湯河原でサルを追っていたベルギー人のビフトンさんが、突然、来日することになった。
今年のお花見の季節に来る予定であったが、出発2、3日前に心筋梗塞で倒れて
来日の予定が判らなくなった。
バイバス手術が上手くいったようで、元気になり突然明日から一週間の予定で
来ることになった。
ビフトンさんとは奥湯河原の山小屋で何度も言い合いの口喧嘩をした。
ぼくら日本人は残りご飯を大事にとっておく、彼は硬くなったパンや腐った牛乳や肉でも食べる。
食文化の違いが強烈だった。
美味しいブランデェーやウィスキーのオールドパーを初めて飲まされたのも、彼からだった。
下の写真は、1976年湯河原町天昭山神社野猿公園餌場で、台風のような大風によって剥がれ落ちた看板の前でのBurtonさん。この時ぼくは30歳だ。
2010年夏、ブラッセルの気軽に入れる小さなレストランでぼくら夫婦と知人のMiharu/Toru夫婦との食事。ムール貝の料理が最高だった。
今回は、ビフトンさんが来日できるのはおそらく最後だと思うので、当時のサル仲間とわいわいやるつもりだ。が、皆、もう歳だ。静かに吞んで語り合うことになるかな?もちろん、1時間でも上の写真の天昭山神社野猿公園餌場跡に連れていくつもりだ。
明日は成田空港に8時55分着のフィンランド航空でやってくる。成田・東京・我が家までは電車に乗るのが難しいので、出迎えに行くことになった。
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