take隊員の絞りを8以上にしてというコメントに沿ってやってみた。
これらはf/16、露出時間0.77秒で撮った。
上顎の歯と思われる。
下は下顎の歯であると思う。
ぼくの手持ちの哺乳類の中では、スナメリの同歯性の歯に似ていないこともない。
しかし、スナメリの歯根は1本だが、ヤモリの歯の歯根は2本以上のように見える。
この歯はピンセットで抜こうとしても抜けない。歯骨と一体化しているようだ。
構造的にスナメリの抜ける歯とは異なる。
歯の骨からの出かた(植立様式と云うようだ)は、4つのタイプがあり、
どうも、ヤモリの歯は側生性(歯の片側が歯槽壁に付着)であり、多くの爬虫類は多生歯性で、歯は次々に代わるようだが、
この側生性の歯は抜けて変わることがないようだ。
これも歯なのだろうか?
どこにどのようにあるものだろうか?
これはどうも喉の奥にある口蓋骨か鋤骨にあたる部分からでている歯のようである。
いずれにしても、ヤモリがテンやタヌキに食べらるとほとんど一噛みか二噛みくらいで呑みこまれるだろう。
例え、もっと噛まれたとしても1センチ以下には砕かれないだろう。
そうすると、糞の内容物にこれらの一部でも見つかれば分かる筈だ。
しかし、ヤモリとトカゲやカナヘビ、あるいはカエルではどのように違うのかこれからだ。
4 件のコメント:
壁に張り付いたオモチャのような、しかし複雑な歯を見てなんだか不思議な感覚がします。
小さなヤモリにもいろいろ事情があり、こんなふうに進化してきたのですね。
ヤモリの一日、一生を誰か記録し、見せてくれないだろうか?
夏休み研究・観察課題として、ヤモリの一日を調べる小学生が表われてくるかな?
しかし、今までこんな歯がテン糞などに入っていなかったと思う。しかし、あまりにも小さい。
もっと、カメラの基本的使い方を皆さんから教わらなければならない。
これは…かっこいい歯ですね! うーん、昆虫を一気にくわえてひと呑み派という感じでしょうか。。。
なるほど、ヤモリは食肉目の哺乳類には食べられるが、蛾などの昆虫をガブリを噛みついてひとのみに飲み込んでいるわけですね。
こんな歯で抑え込まれた昆虫はひとたまりもないですね。
喉の奥にある歯は、飲み込んだ昆虫を胃の方へ押し込む役目をしているのかな?
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