この頃の学生にはバカ呼ばわりしても何の問題もなかった。
しかし、今はそんな言葉を吐こうものなら、もうそっぽを向かれるか、あるいは学校を辞めてしまう。
今の学生の気持ちは小学生のように繊細だ。
だからすごく素直でもある。
しかし、もう18歳以上であるため、考え方、物の見方がある程度固まりつつある。
写真の者たちが学生の頃は、山でのキャンプ生活についてとくに注意する必要もなかった。
しかし、今の学生たちはぼくらが普通だと思っている日常生活の基本を知らない。
知らなくても十分生活して行ける。
スーパーでは、一人用の鍋の材料までそろっている。
インスタント食品は便利さを生み出したが、生まれてくる若者を劣化させ、社会全体まで劣化させている。
インスタント食品を持ち出したが、便利な物は時間を短縮して有効に使える時間が増えたが、今まで息抜きになっていた食事を作ったりする時間が無くなり、短縮されて出てきたたくさんの時間を有効なものに使えてない。
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