「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2015年12月19日土曜日

丹沢実習のルート   The route of Tanzawa outdoor exercise.

下の地図のルートは昨日、丹沢実習で歩いたルートだ。
途中でGPSのスイッチをONにしたので、この地図上では14.5キロ歩いた。しかし、バス停から歩いているので、実際は15.5キロは歩いたことになる。
赤線のルート上の①~⑦は地図下の写真の番号である。
他のウエイポイントの大半がタヌキ糞やテン糞の位置だ。これらの糞については次回にアップしたい。
9:41、①尾根にとりついだY君とK君。
①両君が見つけたカモシカの角砥ぎの痕。Y,K君へ②の位置が平らになったところ。
 11:14、③御殿森ノ頭で、これからこの尾根を下る。
12:13、途中でM君が見つけたリスの巣材のほぐされた杉皮。
12:35、尾根を途中から斜面をトラバースしたところにある祠。
13:33、④大きなミミズの写真を撮るM君。
13:56、⑤ハタチガ沢林道終点で、これから一気に宮ケ瀬尾根に登る。
14:42、⑥堤川林道でマメガキを見つけて、食べてみる。皆、これは動物の食料だ!渋い!
14:49、⑦アオツヅラフジの果実を見つけたのでアンモナイトのような種子の形を見てもらう。



鮮やかな紅葉!  The beautiful autumn leaves.

昨日は丹沢実習であった。
終点の宮ケ瀬で下りて、早戸川林道を歩く。何組もの中高年のバードウォチャーたちが三脚と大きなレンズを持って歩き、また鳥を撮っている。
ぼくらは静かに、邪魔にならないようにして歩かなければならない。

この日の実習は前回に引き続き、決められたルートを学生主導で歩いてもらうものであった。
ぼくが付き添った班は、汁垂隧道を過ぎて、金沢橋のところから春ノ木丸南ルートへの尾根を登る。
北からまっすぐ登ってきた班と合流し、御殿の森へ、ここから旧登山道を下って県道70号に出て、ハタチガ沢林道を詰めて、宮ケ瀬尾根に登り、そこから下って堤川林道に出て土山峠で、バスに乗った。
下の紅葉はハタチガ沢林道の途中で、山側斜面にあったものだ。

2015年12月17日木曜日

山形県と丹沢のテンの食性の大きな違い  Big differences of marten's food habits between Yamagata and Tanzawa.

先週木曜日に不動尻・唐沢峠付近を歩いた時に拾ってきたテン糞をようやく庭の水道で洗った。
12月に入っているのに、水で手が凍えることもなかった。

先日アップしたタヌキ糞やアナグマ糞はヤマブドウやカマツカ、サルナシの果実を食べていた。
たくさん採ってきたテン糞の大半にカマツカの種子が入っていた。
他に、サルナシ、ヒサカキ、マメガキとなり(下の表を参照)、20個の糞の中で、4分の1に直翅目の足や翅、産卵管が見つかり、さらに10分の1の2個に甲虫の外骨格や脚、翅が混じっていた。
20個糞中で⑱だけが果実を食べていなく、直翅目だけの内容物だった。
稜線上や登山道上にはカマツカの赤い実が落ちており、樹についているのは少なかったので、
林床に落ちたカマツカの実をタヌキと同じように食べていることが判った。
先々週、山形県の「テンの冬期の食性」大津正英、1972、応動昆)を専門学校の授業の教材として使った。捕獲したテン51個体の1968年12月から72年2月までの3猟期の胃内容物を調べたものだ。
これによると、胃の内容物として、
鳥類:ヤマドリ(個体13個体の胃に確認)、ツグミ(1個体)、ホオジロ(2個体)
哺乳類:トウホクノウサギ(18個体)、ニッコウムササビ(1個体)、ヤチネズミ(2個体)
植物質:カキ・果実(6個体)、サルナシ・果実(1個体)
空胃(胃の中に何も入っていない):8個体
という結果であった。
皆さんも御存知だと思うが、ぼくがアップしている丹沢山塊のテン糞の内容物とは大きな違いがある。
丹沢のテンは鳥や哺乳類などほとんど食べられない。上の表で示したように主食が果実であり、副食として昆虫類を食べている。

この山形県と丹沢のテンの食性の違いは、テンの食性の地域差とは考え難い。
テンは、果実も利用するだろうが、本来の主食は他のノウサギなどの哺乳類だろう。
丹沢のテンは主食となるノウサギがほとんどいなくなっているので、仕方なく果実食を余儀なくされているのだ。

テン糞①
サルナシ種子・果肉・果皮
テン糞②
カマツカ種子・果肉・果皮
テン糞③
サルナシ種子・果肉・果皮
テン糞④
マメガキ種子・果肉・果皮
テン糞⑤
直翅目産卵管・脚・翅・外骨格、カマツカ種子、サルナシ種子・果肉・果皮
テン糞⑥
カマツカ種子・果肉・果皮、サルナシ種子、ヒサカキ種子・果肉・果皮、甲虫脚
テン糞⑦
カマツカ種子・果肉・果皮、甲虫脚・外骨格
テン溜め糞①糞⑧
カマツカ種子・果肉・果皮
テン溜め糞②糞⑨
カマツカ種子・果肉・果皮、直翅目産卵管・脚
テン溜め糞③糞⑩
カマツカ種子・果肉・果皮
テン溜め糞④糞⑪
カマツカ種子・果肉・果皮
テン糞⑫
カマツカ種子・果肉・果皮、ヒサカキ種子・果肉・果皮
テン糞⑬
左:ヒサカキ種子・果肉・果皮、サルナシ種子   右:サルナシ種子・果肉・果皮
テン糞⑭
カマツカ種子・果肉・果皮
テン糞⑮
カマツカ種子・果肉・果皮
テン糞⑯
カマツカ種子、直翅目脚、翅、産卵管・外骨格
テン糞⑰
ヒサカキ種子・果肉・果皮、カマツカ種子
テン糞⑱
直翅目・脚・翅・産卵管多数
テン糞⑲
カマツカ種子・果肉果皮、直翅目脚・産卵管
テン糞⑳
ヒサカキ種子・果肉・果皮
山形県のテンの糞の内容物を知りたくなった。
しかし、約半世紀前は51頭ものテンを殺してその胃内容物を調べるという研究法がまかり通ったのだ。
胃内容物を調べた後のテンの死体をどうしたのだろうか?毛皮は取ったことだろう。
でも、骨はどうしただろうか?何だかもったいない!
ぼくが学生時代の事だ。

2015年12月16日水曜日

ユズの収穫  The harvest of Yuzu "Citrus junos"

毎年、この時季になると我が家のユズを採って少し釧路の実家に送るのだが、一度たくさん採れた時に実家の幼稚園に送ったら、珍しいというので大変喜ばれた。今年もたくさん生った。隣近所にもお裾分けしたい。すると、先週の土曜日に忘年会をやった時に知人が「ユズを採りに来て欲しい」というので、今朝、連れ合いと二人で剪定バサミを持って知人の庭に行ってきた。
ユズの木が我が家の木の3倍以上の広さで枝を伸ばし、隣にはたくさんキンカンが生っている。
 さらに、夏ミカンもたくさん生っている。
これも枝付きをもらった。
 ぼくは、朝出掛けに靴を履くときにぎっくり腰状態になってしまい。
採ったのを写真に撮ったり、お茶を飲みながら庭をながめたりだ。
採ったユズの一部、この数倍採った。レモンはぼくのウィスキー用にもらった。
早速、段ボール箱を2つ近くのスーパーでもらってきて詰めて、宅急便で送った。
明後日の金曜日には着くようだ。
きっと、園児たちは目を輝かせるだろう。
さぁー、これから10日の唐沢峠付近で拾ってきたテン糞の水洗いだ。

2015年12月15日火曜日

ノウサギ、キツネ、イタチの減少   The population decrease of hare, fox and weasel.

10日不動尻から三峰山へ登る途中の岩場で、イネ科植物(スゲかな?)が食べられている。
こんな場所のイネ科草本を食べるのはノウサギかな?っと思った。拡大してみれば判るが切り口がナイフで切ったような切り口ではない。
同じような食痕はやはり今月5日に鐘ヶ嶽に行った時、山の神隧道の上から二の足林道に下りる途中のやはり鎖場にもあった。
この時も一瞬ノウサギの食痕?っと思った。
シカは、こんな採食しづらい場所の草をも食べているんだ。
せめて、他の草食動物たちに残すなんて言うことはとてもできない。
ぼくが学生の頃に比べて、丹沢で見なくなった動物がノウサギだ。さらに、キツネ、イタチになるだろう。

ノウサギの減少は、シカの増加とともにノウサギも食べる植物を食べ尽くしてしまうので、ノウサギが生存しずらくなっているのだ。キツネは、シカの増加によって下草が無くなって禿山同然になってきているので、ノウサギばかりでなくハタネズミ亜科の植物食のネズミが減少していることによるだろう。さらに、林床を覆う下草が無くなったことは、多くの無脊椎動物の減少となり、アカネズミなどのネズミ亜科の個体数の減少もキツネの餌不足を招いていることは疑いがない。
何れにおいてもシカの個体数増加が他の動物たちの個体数減少を引き起こしているのだ。

イタチの個体数減少は、砂防堰堤工事や河川の土手のコンクリート化によって、イタチが営巣するための巣穴を持ちづらくなったのではないかと思われる。さらに、ネズミ類の減少がイタチの個体数減少に追い打ちをかけているだろう。

2015年12月14日月曜日

これはヤマブドウの種子だ!  These are the seeds of crimson glory vine(Vitis coignetiae)!

丹沢は東北や北海道の野山に比べて温かいせいかヤマブドウの蔓は塩見橋から本間ノ頭への尾根上に1本あるのを見ただけで他では見たことがない。
子供の頃は、コクワ(サルナシ)の実と共に子供にとっての秋のデザートであった。
親父はヤマブドウの実を一升瓶に詰め込んで、ブドウ酒を作っていた。
このブドウ酒はお正月に飲んだのだが、甘くもなく、薄汚れたピンク色で種子が浮かんでいたりして何となく気味が悪かった。

今回、10日の唐沢峠付近で拾ってきたタヌキ糞の中にヤマブドウの種子と思われるものが見つかった。
初めはサンカクヅルの種子かなと思っていたが、これはヤマブドウだろう。


11:51、タヌキ溜め糞
ヤマブドウ種子・果肉・果皮、カマツカ種子・果肉・果皮
タヌキ糞から出てきたヤマブドウの種子
タヌキ糞から出てきたカマツカの種子

12:33、タヌキの古い溜め糞跡にあった柔らかいアナグマ糞
タヌキの溜め糞跡から木の芽が出てきている。
サルナシ種子、腐葉砕片、土壌動物脚・翅・外骨格
 ブドウ科のサンカクヅルの種子は、これまで何度も出てきていると思ったが、2014年1月に梅ノ木尾根のテン糞で見つかった一度だけであり、ヤマブドウの種子は初めてである。

昨日は横浜中華街で「丹沢サル観察し隊」の忘年会があった。
山歩きは来年1月30日に辺室山で足跡観察会を行う予定である。

2015年12月13日日曜日

40年振りに出会ったヤマグルマ Trochodendron aralioides that I saw first time in 40 years.

 これは、ヤマグルマでないのか?
場所は、三峰山からの登山道が不動尻に下りていくところに道標と休み台があるが、
不動尻方面に下りないでそのまま南に向かう稜線を登っていくと、進行方向の右(西)側にこの木があった。

 ヤマグルマだとすると木曽のサル調査で空木岳山頂付近を歩き回っている時に初めて見たものだ。
 やまぼうしさんに鑑定してもらったら、ヤマグルマに間違いないとの返事をもらった。
ぼくにとっては40年振りのヤマグルマとの出会いになった。
 5、6月に花が咲くので見に行きたいものだ。
すぐ上の写真にあるように、枝先にまるで円を描くように葉が出る。
この独特の姿がぼくにンン?これはアレだ!という云う思い起こさせたのだ。
名前がすぐ出て来なかったが、ポケット図鑑に載っているページをすぐ開けることができた。

2015年12月12日土曜日

鳥に食べられるムラサキシキブの紫色の実  The purple fruits of Callicarpa (beautyberry) that are eaten by birds. ,,,by mammals?

10日の朝、広沢寺温泉無料駐車場に車を置いて、二の足林道を不動尻に向かって進む。
舗装された道であるが、緩やかな登りであるためすぐ身体が暑くなる。首に巻いているスカーフを外し、次には帽子をとり腰に下げる。砂防堰堤工事が急速に早まってきている。その全貌が判るようになった。
かなり大きな砂防堰堤だ。土石流を防ぐためのようだが、この堰堤も台風が来るたびに土石や倒木で埋まっていくのだろう。本来の役目が何年保てるだろうか?丹沢の沢には土砂で埋まった堰堤がいくつもある。
右手の廃屋になった家の斜面にスイセンが朝の陽を受けていた。
不動尻を過ぎ、大山・三峰の道標だ。この分かれ道を三峰方面にとる。
垂直の岩場の鎖場がある。鎖に頼らないで、岩のでっぱりをつかんで登る。下りは難しいかな?
いくつかの橋を渡って陽の当たる坂道に入る。足が攣らないように水を多めに飲むことにする。
たくさん、実をつけたムラサキシキブだ。山中でこんなに大きな実をつけたムラサキシキブは珍しい。
園芸品種との交雑種か?
哺乳類の糞からはまだ種子が出てきていない。
でも、果実は鳥に食べられているから、いろんな場所に生えてくるのだ。我が家の狭い庭にも出てきている。
哺乳類の糞からこの種子を見たい。
種子標本のために5、6個の実を貰った。