「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2015年12月17日木曜日

山形県と丹沢のテンの食性の大きな違い  Big differences of marten's food habits between Yamagata and Tanzawa.

先週木曜日に不動尻・唐沢峠付近を歩いた時に拾ってきたテン糞をようやく庭の水道で洗った。
12月に入っているのに、水で手が凍えることもなかった。

先日アップしたタヌキ糞やアナグマ糞はヤマブドウやカマツカ、サルナシの果実を食べていた。
たくさん採ってきたテン糞の大半にカマツカの種子が入っていた。
他に、サルナシ、ヒサカキ、マメガキとなり(下の表を参照)、20個の糞の中で、4分の1に直翅目の足や翅、産卵管が見つかり、さらに10分の1の2個に甲虫の外骨格や脚、翅が混じっていた。
20個糞中で⑱だけが果実を食べていなく、直翅目だけの内容物だった。
稜線上や登山道上にはカマツカの赤い実が落ちており、樹についているのは少なかったので、
林床に落ちたカマツカの実をタヌキと同じように食べていることが判った。
先々週、山形県の「テンの冬期の食性」大津正英、1972、応動昆)を専門学校の授業の教材として使った。捕獲したテン51個体の1968年12月から72年2月までの3猟期の胃内容物を調べたものだ。
これによると、胃の内容物として、
鳥類:ヤマドリ(個体13個体の胃に確認)、ツグミ(1個体)、ホオジロ(2個体)
哺乳類:トウホクノウサギ(18個体)、ニッコウムササビ(1個体)、ヤチネズミ(2個体)
植物質:カキ・果実(6個体)、サルナシ・果実(1個体)
空胃(胃の中に何も入っていない):8個体
という結果であった。
皆さんも御存知だと思うが、ぼくがアップしている丹沢山塊のテン糞の内容物とは大きな違いがある。
丹沢のテンは鳥や哺乳類などほとんど食べられない。上の表で示したように主食が果実であり、副食として昆虫類を食べている。

この山形県と丹沢のテンの食性の違いは、テンの食性の地域差とは考え難い。
テンは、果実も利用するだろうが、本来の主食は他のノウサギなどの哺乳類だろう。
丹沢のテンは主食となるノウサギがほとんどいなくなっているので、仕方なく果実食を余儀なくされているのだ。

テン糞①
サルナシ種子・果肉・果皮
テン糞②
カマツカ種子・果肉・果皮
テン糞③
サルナシ種子・果肉・果皮
テン糞④
マメガキ種子・果肉・果皮
テン糞⑤
直翅目産卵管・脚・翅・外骨格、カマツカ種子、サルナシ種子・果肉・果皮
テン糞⑥
カマツカ種子・果肉・果皮、サルナシ種子、ヒサカキ種子・果肉・果皮、甲虫脚
テン糞⑦
カマツカ種子・果肉・果皮、甲虫脚・外骨格
テン溜め糞①糞⑧
カマツカ種子・果肉・果皮
テン溜め糞②糞⑨
カマツカ種子・果肉・果皮、直翅目産卵管・脚
テン溜め糞③糞⑩
カマツカ種子・果肉・果皮
テン溜め糞④糞⑪
カマツカ種子・果肉・果皮
テン糞⑫
カマツカ種子・果肉・果皮、ヒサカキ種子・果肉・果皮
テン糞⑬
左:ヒサカキ種子・果肉・果皮、サルナシ種子   右:サルナシ種子・果肉・果皮
テン糞⑭
カマツカ種子・果肉・果皮
テン糞⑮
カマツカ種子・果肉・果皮
テン糞⑯
カマツカ種子、直翅目脚、翅、産卵管・外骨格
テン糞⑰
ヒサカキ種子・果肉・果皮、カマツカ種子
テン糞⑱
直翅目・脚・翅・産卵管多数
テン糞⑲
カマツカ種子・果肉果皮、直翅目脚・産卵管
テン糞⑳
ヒサカキ種子・果肉・果皮
山形県のテンの糞の内容物を知りたくなった。
しかし、約半世紀前は51頭ものテンを殺してその胃内容物を調べるという研究法がまかり通ったのだ。
胃内容物を調べた後のテンの死体をどうしたのだろうか?毛皮は取ったことだろう。
でも、骨はどうしただろうか?何だかもったいない!
ぼくが学生時代の事だ。

2015年12月16日水曜日

ユズの収穫  The harvest of Yuzu "Citrus junos"

毎年、この時季になると我が家のユズを採って少し釧路の実家に送るのだが、一度たくさん採れた時に実家の幼稚園に送ったら、珍しいというので大変喜ばれた。今年もたくさん生った。隣近所にもお裾分けしたい。すると、先週の土曜日に忘年会をやった時に知人が「ユズを採りに来て欲しい」というので、今朝、連れ合いと二人で剪定バサミを持って知人の庭に行ってきた。
ユズの木が我が家の木の3倍以上の広さで枝を伸ばし、隣にはたくさんキンカンが生っている。
 さらに、夏ミカンもたくさん生っている。
これも枝付きをもらった。
 ぼくは、朝出掛けに靴を履くときにぎっくり腰状態になってしまい。
採ったのを写真に撮ったり、お茶を飲みながら庭をながめたりだ。
採ったユズの一部、この数倍採った。レモンはぼくのウィスキー用にもらった。
早速、段ボール箱を2つ近くのスーパーでもらってきて詰めて、宅急便で送った。
明後日の金曜日には着くようだ。
きっと、園児たちは目を輝かせるだろう。
さぁー、これから10日の唐沢峠付近で拾ってきたテン糞の水洗いだ。

2015年12月15日火曜日

ノウサギ、キツネ、イタチの減少   The population decrease of hare, fox and weasel.

10日不動尻から三峰山へ登る途中の岩場で、イネ科植物(スゲかな?)が食べられている。
こんな場所のイネ科草本を食べるのはノウサギかな?っと思った。拡大してみれば判るが切り口がナイフで切ったような切り口ではない。
同じような食痕はやはり今月5日に鐘ヶ嶽に行った時、山の神隧道の上から二の足林道に下りる途中のやはり鎖場にもあった。
この時も一瞬ノウサギの食痕?っと思った。
シカは、こんな採食しづらい場所の草をも食べているんだ。
せめて、他の草食動物たちに残すなんて言うことはとてもできない。
ぼくが学生の頃に比べて、丹沢で見なくなった動物がノウサギだ。さらに、キツネ、イタチになるだろう。

ノウサギの減少は、シカの増加とともにノウサギも食べる植物を食べ尽くしてしまうので、ノウサギが生存しずらくなっているのだ。キツネは、シカの増加によって下草が無くなって禿山同然になってきているので、ノウサギばかりでなくハタネズミ亜科の植物食のネズミが減少していることによるだろう。さらに、林床を覆う下草が無くなったことは、多くの無脊椎動物の減少となり、アカネズミなどのネズミ亜科の個体数の減少もキツネの餌不足を招いていることは疑いがない。
何れにおいてもシカの個体数増加が他の動物たちの個体数減少を引き起こしているのだ。

イタチの個体数減少は、砂防堰堤工事や河川の土手のコンクリート化によって、イタチが営巣するための巣穴を持ちづらくなったのではないかと思われる。さらに、ネズミ類の減少がイタチの個体数減少に追い打ちをかけているだろう。

2015年12月14日月曜日

これはヤマブドウの種子だ!  These are the seeds of crimson glory vine(Vitis coignetiae)!

丹沢は東北や北海道の野山に比べて温かいせいかヤマブドウの蔓は塩見橋から本間ノ頭への尾根上に1本あるのを見ただけで他では見たことがない。
子供の頃は、コクワ(サルナシ)の実と共に子供にとっての秋のデザートであった。
親父はヤマブドウの実を一升瓶に詰め込んで、ブドウ酒を作っていた。
このブドウ酒はお正月に飲んだのだが、甘くもなく、薄汚れたピンク色で種子が浮かんでいたりして何となく気味が悪かった。

今回、10日の唐沢峠付近で拾ってきたタヌキ糞の中にヤマブドウの種子と思われるものが見つかった。
初めはサンカクヅルの種子かなと思っていたが、これはヤマブドウだろう。


11:51、タヌキ溜め糞
ヤマブドウ種子・果肉・果皮、カマツカ種子・果肉・果皮
タヌキ糞から出てきたヤマブドウの種子
タヌキ糞から出てきたカマツカの種子

12:33、タヌキの古い溜め糞跡にあった柔らかいアナグマ糞
タヌキの溜め糞跡から木の芽が出てきている。
サルナシ種子、腐葉砕片、土壌動物脚・翅・外骨格
 ブドウ科のサンカクヅルの種子は、これまで何度も出てきていると思ったが、2014年1月に梅ノ木尾根のテン糞で見つかった一度だけであり、ヤマブドウの種子は初めてである。

昨日は横浜中華街で「丹沢サル観察し隊」の忘年会があった。
山歩きは来年1月30日に辺室山で足跡観察会を行う予定である。

2015年12月13日日曜日

40年振りに出会ったヤマグルマ Trochodendron aralioides that I saw first time in 40 years.

 これは、ヤマグルマでないのか?
場所は、三峰山からの登山道が不動尻に下りていくところに道標と休み台があるが、
不動尻方面に下りないでそのまま南に向かう稜線を登っていくと、進行方向の右(西)側にこの木があった。

 ヤマグルマだとすると木曽のサル調査で空木岳山頂付近を歩き回っている時に初めて見たものだ。
 やまぼうしさんに鑑定してもらったら、ヤマグルマに間違いないとの返事をもらった。
ぼくにとっては40年振りのヤマグルマとの出会いになった。
 5、6月に花が咲くので見に行きたいものだ。
すぐ上の写真にあるように、枝先にまるで円を描くように葉が出る。
この独特の姿がぼくにンン?これはアレだ!という云う思い起こさせたのだ。
名前がすぐ出て来なかったが、ポケット図鑑に載っているページをすぐ開けることができた。

2015年12月12日土曜日

鳥に食べられるムラサキシキブの紫色の実  The purple fruits of Callicarpa (beautyberry) that are eaten by birds. ,,,by mammals?

10日の朝、広沢寺温泉無料駐車場に車を置いて、二の足林道を不動尻に向かって進む。
舗装された道であるが、緩やかな登りであるためすぐ身体が暑くなる。首に巻いているスカーフを外し、次には帽子をとり腰に下げる。砂防堰堤工事が急速に早まってきている。その全貌が判るようになった。
かなり大きな砂防堰堤だ。土石流を防ぐためのようだが、この堰堤も台風が来るたびに土石や倒木で埋まっていくのだろう。本来の役目が何年保てるだろうか?丹沢の沢には土砂で埋まった堰堤がいくつもある。
右手の廃屋になった家の斜面にスイセンが朝の陽を受けていた。
不動尻を過ぎ、大山・三峰の道標だ。この分かれ道を三峰方面にとる。
垂直の岩場の鎖場がある。鎖に頼らないで、岩のでっぱりをつかんで登る。下りは難しいかな?
いくつかの橋を渡って陽の当たる坂道に入る。足が攣らないように水を多めに飲むことにする。
たくさん、実をつけたムラサキシキブだ。山中でこんなに大きな実をつけたムラサキシキブは珍しい。
園芸品種との交雑種か?
哺乳類の糞からはまだ種子が出てきていない。
でも、果実は鳥に食べられているから、いろんな場所に生えてくるのだ。我が家の狭い庭にも出てきている。
哺乳類の糞からこの種子を見たい。
種子標本のために5、6個の実を貰った。

2015年12月11日金曜日

テンの溜め糞?Martens have common latrines where scats have been defecated and accumulated by same species?

昨日、下のルート図の中の唐沢峠・三峰の稜線で、
不思議な溜め糞を見つけた。
タヌキ糞ではなくテン糞なのだが、テン糞の溜め糞が4ヶ所にもあったのだ。でもその間は5メートルも離れていない。GPSのウエイポイントでは同じ場所になる。
11:35溜め糞①
溜め糞①と②の距離は1メートルである。
11:38溜め糞②
11:40溜め糞③
溜め糞③と④との距離は樹の上と下であり、直線距離で40センチくらいだ。
11:41溜め糞④
これら4つの溜め糞はタヌキのものではない。
スケールとなるコイン(10円玉)のサイズの糞槐の長径や短径の長さでも判るように
タヌキ糞の糞槐よりも一回りも二回りも小さい。もちろん、ハクビシンの糞よりも小さい。

テン糞が3、4個回同じ場をトイレとして使ったような事がこれまでに何回か観察している。
しかし、溜め糞と名付けた方が適切だと思うくらい これほど大量のテン糞が同じ場で見つけたのは初めてである。
さらに興味深いことにこの稜線上約1000メートルの距離では全部で13+α(αは見つけても写真を撮ったり拾わなかったのが4、5個以上ある)。どうしてこんなにもテン糞が多いのか不思議だ!
複数のテンたちがこの稜線上を主要な行動域としていることは間違いない。

この溜め糞は一匹のテンのものとは思えない。複数のテンがここでウンチをしているのだろう。
テンもタヌキと同じように糞による匂いで他個体とコミュニケーションをしているということになる。
単独生活者だと思っていたが、近隣個体とかなり頻繁にコミュニケーションをしているのだ。
もちろん、互いにメス・オスはもちろんのこと、若いか年寄りか、強いか弱いか、病気か怪我をしているか、
子持ちか否かなども匂いから情報を得ているかもしれない。
そうなるとテンの社会は相当複雑だ!

2015年12月10日木曜日

食べられる赤い実と食べられない赤い実。 The eatable red furuits and the uneatable ones.

先日の広沢寺温泉駐車場・鐘ヶ嶽・上ノ神隧道歩きで見た秋の実

赤い鞘と二つの黒い実のおもしろいツル性植物を見つけた。
トキリマメだ。ん?タンキリマメ?
北海道生まれのぼくにとってはこの実を見つけると毎年感動する。
それは、温かい本州を代表する秋の実のように思うからだ。 
カラスウリである。
 不思議な気もする。カラスウリはいくら赤く熟していても美味しそうには見えない。
ぼくは、修学旅行で奈良に行った時に熟したカキの実を見つけて採り、食べたら酷く渋いので驚いたことがある。しかし、カラスウリを初めて見た時も美味しそうだとは思わなかった。
ましてや齧ってみることもしたことがない。
しかし、ガマズミの実は見た時はすぐ口に放り込んでいた。 
この食べられる実と食べられない実を区別している感覚とは何だろう?
今日も広沢寺温泉無料駐車場に車を置いて、不動尻・三峰と唐沢峠の稜線・唐沢峠・不動尻と歩いてきた。三峰と唐沢峠の稜線で今までにないほどのテン糞を拾ってきた。
全部で20個以上だ。洗うのが大変だ。

2015年12月9日水曜日

下北半島のニホンザルの記録「北限に生きる」 Life of the wild Japanese monkeys at the northern Limit

昨日、学校が終わった後お台場のフジテレビに行ってきた。
24年振りに下北半島のサルの監修をすることになったのだ。
もっとも12年前もやはりフジTVで「北限に生きる」の監修をしたが、今度はBSフジである。
下は昨日配られた番組宣伝用の年賀ハガキである。
放送は来年1月2日夜の7時からである。100分以上の放送となる。
上の写真のメスザルはカキランとスズランで、24年前にはアカンボウだった個体だ。
それがオトナになり、今では年寄りなった。
24年間3世代の遷り変わりを映像で見たのだが、カキランの母親のカキとスズランの祖母ツツジの顔とがそっくりなのだ。これほど母と娘の顔は似るとは驚きでしかない。
この24年間、磯山さんと佐久間さんの二人の動物写真家がこのサルたちを追ってきた記録と過去の映像を編集構成したものである。

下は24年前の番組が好評だったので、ビデオになった時のものだ。その英語版まで作られた。
まだ、編集構成作業が続けられている。最後に、音楽やナレーションやキャプションが入って終わる。
終わるのは暮れかな?

2015年12月8日火曜日

トリの歩き方もイヌと同じ指行性だが、、!  The gait of bird is the same digitigrade as dog, but,,,,,,!

もう、12月も8日になった。グローバル化の波を受けてほんの少数の富めるモノはますます富み、大多数の貧しいモノはさらに貧しくなっている。ISのイスラム国が生まれる背景になっている。さらに、世界中に右傾化の波が押し寄せており、日本も社会も例外ではない。

このところ、フライドチキンを食べたり、take隊員からもらったホオジロの骨格をながめたりしていて、6日の日曜日に骨の話しを専門学校で高校生向けに話したことをアップした。
鳥と哺乳類の骨格でたくさん違うところがあるが、以外なところで同じ部分を見つけた。

陸生哺乳類の歩き方は、ぼくらヒトやサルのような踵を地面に着けて歩く蹠行性や、イヌやネコのように踵を浮かして指で歩く指向性やさらにウマやウシのように爪先だけで歩く蹄行性の3タイプに分けられる。ウサギのように前足は指向性だが後足は蹠行性の動物もいるし、指向性と蹠行性の中間段階のようなハクビシンの半指向性or半蹠行性かな?という動物もいる。

ニワトリとホオジロを見ていて、タンチョウヅルやサギなどの鳥も含めて、鳥の歩き方は指で歩く指向性だが、指向性の哺乳類の足の骨の作り方とは異なっていることに気が付いた。

指向性動物のイヌの後足は、下の写真のように、踵部分が浮き上がり指骨部分だけを地面につけて歩いている。中足骨は第二~第五の4本からなっており、第一指(親指)は浮き上って踵骨の部分に足根骨とともにちょっと付いているだけだ。
一方、鳥(ここではホオジロ)は中足骨が1本だけで、イヌとは大きく異なっている。さらに腓骨はほとんど消失しかけており、脛骨と中足骨との間にある筈の足根骨も消失している。いずれにしても指向性そのものの歩き方しているのだ。
では、カエルではどうなっているんだろうと、やまぼうしさんからプレゼントされたモリアオガエルのミイラを骨にしたものを見た。脛骨と腓骨は合体しており、地面に着く足の部分が2つの踵骨と5本の中足骨と指骨よりなっている。 このこととカエルの写真からモリアオガエルの後ろ足は蹠行性だと判った。
以上のようにモリアオガエルの後脚では蹠行性であり、ホオジロやイヌでは指向性であるが、イヌとホオジロでは中足骨の数や足根骨などに違いがあることがわかった。
他の両性類や鳥類の標本は手元にないが、鳥は指向性であり、両生類の後脚は蹠行性だと言えそうだ。
じゃー、トカゲのような爬虫類は?恐竜は?

2015年12月7日月曜日

タヌキもテンもマメガキを食べている。 Racoon dog also marten were eating date plum's fruits.

5日の鐘ヶ嶽歩きで、タヌキ糞2個とテン糞2個を見つけ拾ってきた。
タヌキはマメガキDiospyros lotusやケンポナシHovenia dulcisの実を食べていた。浅間神社の参道にも折れたマメガキの枝が落ちていた。
 もちろん、これは歩きながら口に放り込んだ。タヌキにとっては棚からぼた餅状態ということですね。
9:45、タヌキ糞①
マメガキ種子・果肉・果皮
もう、マメガキだけしか食べなかったことが判ったが、拾ってくる。
 9:55、タヌキ糞②
カキ種子・果肉・果皮、ケンポナシ種子、膜翅目キバチ科1個体
ケンポナシの種子が2個入っていた。さらに、キバチの仲間と思われる1センチくらいのハチが一匹そのまんま出てきた。
9:58、テン糞①
マメガキ種子・果肉・果皮
このテンは、落ちているマメガキを食べたのかそれともまだ樹に生っているのを食べたのかどちらかな?
 10:17、テン糞②
サルナシ種子・果肉・果皮6個分
この糞は新しかった。この日の早朝のものかもしれない。
しかし、洗うとサルナシの果実の大きさの果肉つき果皮がそのままで出てきた。
きっと、樹に干からびてついているのをテンは登って取って食べたのだろう。
タヌキ糞①・②とテン糞1・2があったルート上の位置。
マメガキの枝が落ちていたのは、参道上である。



2015年12月6日日曜日

骨の話し  The lecture of skeleon.

今日は専門学校で来年入学予定の高校生に対し骨格の話しをした。
専門学校で骨だけについて話したのは今日が初めてであった。前以って知らされていたのは、フライドチキンの各パーツを学生たちに食べてもらいそれはどこの何という骨か考えてもらうというものであった。
そのため、ぼくは駅近くのケンタッキーに行ってフライドチキンの各部分を買ってきて、食べたのだが、ぼくはワンピースだけでもうイヤになり、連れ合いや娘にお願いしたが、彼女らもワンピースでギブアップした。残りは、肉を取り除いて骨を取り出したものの、まるまる一本の綺麗な脛骨が出てくる訳ではなかった。とくに、胸部や臀部の部分は、綺麗な形で出てくることはなかった。
そんな訳で、どうなることやらと思いながら、take隊員から2012年5月にもらったホオジロを骨にしたのが、ぼくが持っている唯一のトリの全身骨格標本なので、それをこの10日あまり毎日のように眺めまわした。

鳥類と哺乳類などの骨格の比較のために、サルやキツネ、シカやノウサギなどの骨も頭骨と共に持っていった。

12時過ぎにぼくが葛西の専門学校に着くと、高校生たちはお昼にフライドチキンを食べて、骨を残していた。
上腕骨と橈骨、尺骨と中手骨、指骨の部分を食べた女子、右の胸肉の部分を食べた男子など皆それぞれ異なった部分を食べていた。
まず、ニワトリのイラストを見て哺乳類との違いを話す。

学校側で、プラスチックケースに容れたイヌの骨格標本が置かれてあった。ぼくは早速携帯で写真を撮らせてもらう。どうも、この標本になった個体は実験動物用のビーグルだ!
ぼくは、頭骨は綺麗に並べていつでも取り出して見れるよういに廊下の棚に置いている。しかし、骨格を形作っている骨は、ロッカーの菓子箱の中などに山と積まれている。今回、あらためてこれではダメだ。頭骨のようにいつでもすぐ取り出して見られるようにしなければ意味がない。どうにかして、整理整頓してみようと思った。しかし、上の写真のように骨格を組み立てたら納まらない。ばらばらの各部の骨で良いから、もう、読まなくなった本を片付けて本棚に取り出しやすく、分かりよいように並べたい。それにはどうしたら良いだろうか?
頭骨なら、見てすぐ解かる。肩甲骨、大腿骨、仙骨、腓骨などをどうやってタヌキだキツネだと並べられるだろうか。博物館ではどのような整理をしているのだろうか?やはり、動物の種ごとだろうが、部位ごとに並べたら分かりやすいし、整理しやすいかな?などと考えている。