「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2025年2月23日日曜日

イヌ型亜目の動物たちの臼歯              The molars of Caniformia

 日本に生息するイヌ型亜目の動物はアザラシなどの鰭脚類を除いて、イヌ科、イタチ科、アライグマ科、クマ科の動物たちが生息する。今回は、これらのイヌ型亜目の動物たちの臼歯をアップした。

先ず、イヌ科(イヌ、キツネ、タヌキ)の頬歯を見てもらう(図1)。

図1.イヌ科の頬歯 左:イヌ 中:キツネ 右:タヌキ
イヌ科の歯式は3・1・3-4・2であり、イヌ、キツネ、タヌキとも前臼歯4本の先は尖り、第四前臼歯が裂肉歯になっており、2本の臼歯の内第二臼歯は小さい。これらのイヌ科動物の第一臼歯はアナグマやテンの臼歯に見られたような平べったいものではなく、外側の尖がりは裂肉歯の後部の尖がりと同じ高さからそれ以上である。

図2.イタチ科の頬歯 左:イタチ 中:テン 右:アナグマ
イタチ科の歯式は3・1・3-4・1・1であり、前臼歯はイヌ科同様尖っているが、イタチを除いてテンもアナグマも裂肉歯よりも臼歯の方が大きく潰れて平たい。
図3.アライグマ科 アライグマの頬歯
アライグマの歯式は3・1・4・2であり、裂肉歯となる第四前臼歯は臼状の咬合面のなっている(図3)。まるで、前臼歯と臼歯が三本づつのようだ。
図4.クマ科 ツキノワグマの頬歯
ツキノワグマの歯式は3・1・4・2であり、裂肉歯も含め前臼歯は四本とも小さい。臼歯は2本とも大きく特に最後位の臼歯はそうとうに使用頻度が高いようだ。

イヌ型亜目の動物たちは、イタチを除いて臼歯の使用頻度が高そうだ。イタチ科のテンもアナグマも臼歯は1本であるが、大きく広い咬合面をもち、植物とくに果実食時に使用されていそうだ。アライグマ科、クマ科は大きな臼歯が2本もあり、裂肉歯もやや臼歯であり、肉よりも植物食が主と見られる。イヌ型亜目の中ではイヌ科とアナグマを除くイタチ科の動物だけが裂肉歯が発達している。これらの動物たちは小動物を襲って食べているのだ。

初氷と氷点下の思い出                    Memories of first ice and freezing temperatures

朝起きて階下の自室に入ると部屋の温度計が15度を示している。床暖のスイッチを入れ、カーテンを開けて庭をみるとスイセンの葉や下草が寒さにやられたように萎れている。スイレン鉢の水を見たら氷が張っている。初氷だ!早速、カメラを持って外に出た。冷っとした心地よいほどの冷気だ。氷が融けてしまうといけないので、庭にすぐ回ってスイレン鉢の氷を写す。
子供の頃の初氷の記憶が甦ってきた。小学校低学年の頃の家は真冬になると台所の大きな水瓶の中に水道の水を入れていた。朝はその水を金属製の柄杓で汲み取って金盥に容れて顔を洗ったものだ。冬は毎夜水道の元栓を閉め、さらに水道管を毛布のようなもので巻いて凍らないようにしていた。その用心の為に夜は翌朝の為に水瓶に水を蓄えており、それの水をつかった。その水瓶の水を凍る時があり、柄杓で氷を割って水を飲んだ事があった。
図1.初氷
水瓶に氷が張ると嬉しくてその氷を口に入れたものだ。しかし、一番怖いのはそんな氷が張った寒い朝に、冷えた柄杓で水を汲んで直接飲もうとすると唇が柄杓に着くので、驚いて柄杓を口から離す。っと唇の皮が剥けてしう。皮膚が凍るのだ。こんな経験は当時の釧路の子供たちはだれもがしたことだろう。「しばれた」朝に匙(スプーンを当時はサジと云った)などのしばれた鉄製品を直接口にして暫く匙を動かせなくなるなる時がある。それはスプーンが少し温まるまでまたなければ唇が剥けてしまうのだ。

そんな事を今朝の冷気とスイレン鉢の初氷を見て思い出した。そう、当時の釧路の家は居間だけが達磨ストーブが炊かれていたが、他の部屋は寒かった。凍った金魚鉢をストーブの側に置いて1日がかりで融かしたこともあった。今のような断熱材は無かった。縁側の廊下は冷蔵庫と同じ役目を持っていた。つまり、内地と同じ構造の家で生活していたんだ。

2025年2月22日土曜日

草食性動物の多様な歯の形状                 The variable shapes of cheak teeth of herbivore

 草食動物、主に草を食べたり木の葉も食べる動物を思い浮かべると、ウシやウマ、ウサギがいる。彼らの仲間の野生動物の歯を見よう。

カモシカとシカの頬歯は前臼歯・臼歯=3・3で、本数も形状も似ている(図1)。

図1.左:カモシカCapricornis crispus 右:シカCervus nipponの頬歯
同じ草食獣であるアナウサギの頬歯は前臼歯・臼歯=3・3であるが、第三臼歯は小さい(図2・左)。頬歯は全て伸び続け、切歯と同じように歯根がない。ポンゴ(スワヒリ名で英名Bushbuck)(図2・右)はカモシカと同じようにウシ科の草食獣であり、マハレ山塊国立公園ではしばしば見た。我が家にもやってきた(図3)。
図2.左:アナウサギOrictolagus cuniculus 右:若いポンゴTragelaphus scriptus
図3.マハレ山塊NPのビレンゲの我が家の裏にやってきた
ポンゴとニャニ(キイロヒヒ)1975年

今千葉県で大繁殖しているキョンはシカ科であり、シカやカモシカの頬歯とほぼ同じような形状だ(図4の左)。が、同じ草食でもイワハイラックスの頬歯は前臼歯・臼歯=4・3であり、全ての頬歯が同じ咬合面をしている。AnimalDiversityWebによると果実食もするようだ。

図4.左:キョンMuntiacus reevesi 右:イワハイラックスHeterohyrax brucei

草食動物と云えばゾウもそうである。幸いマハレ山塊NPで拾ったアフリカゾウの歯があるので、アップする(図5)。ゾウは草食というよりも植物食の動物だ。木枝をバリバリ食べてしまうし、掘り起こして根茎やタケノコも食べるし、果実も食べる。これ一本が一つの歯であり、第一前臼歯から順次第二前臼歯と入れ替わっていくようだ。
図5.アフリカゾウLoxodonta africanaの左上顎の歯
更に、ウマの仲間も草食だ。サバンナシマウマの頬歯は、反芻類のシカやカモシカの歯と大差ない(図6)。
図6.サバンナシマウマEquus guaggaの頬歯頭蓋の獨協医科大から
最後になるが、ネズミ科ハタネズミ亜科の動物たちの頬歯(全て臼歯)は潰した段ボール紙を横に切った時のような咬合面をもち(図7)、ウサギと同じように歯根がない。
図7.ハタネズミMicrotus montebelliの頬歯

こうやって草食動物たちの頬歯(前臼歯と臼歯)を見てくると、全てに共通しているのは、前臼歯と臼歯の咬合面は同じであり、咬合面の外(頬)側が高くなっている。さらに、頬歯全体の咬合面に縦(前後)に筋が入るカモシカやシカの類と横か斜めに筋が入るウサギやゾウ、ハタネズミの仲間がいる。ハイラックスやウマは咬合面の凹凸が少ない(これらは老齢個体か?)。

2025年2月21日金曜日

ラットとハタネズミの臼歯咬面の大きな違い     A big differences of molors occlusal surfaces between black rats and Japanese grass voles

日本産のネズミ科はネズミ亜科とハタネズミ亜科に分類される(金子之史、1999、日本産ネズミ科検索表、阿倍監修「日本の哺乳類」東海大学出版)。ネズミ亜科の動物たちは雑食、ハタネズミ亜科は草食である。この両者は頬歯の臼歯の形状にも現れている。尚、ネズミ科の上顎の歯式は1・0・0・3である。図1はネズミ科ラットの臼歯である。それぞれの歯の咬合面は3,4個の凸がある。

図1.ラットRattus rattusの臼歯の咬合面
一方、ハタネズミの臼歯の咬合面は横に切断した段ボール紙を潰したようなギザギザになっている(図2)。
図2.ハタネズミMicrotus(Alexandromys) montebelliの臼歯の咬合面

分類上の同じ科familyでありながらこれほど歯の形状が違う動物はいるだろうか?ヒトはヒト科でありチンパンジやゴリラーもヒト科だがネズミ科のネズミ亜科とハタネズミ亜科の臼歯のような形状の大きな違いはない。

上記のようにネズミ科のネズミ亜科とハタネズミ亜科の臼歯で同じネズミ科に対して疑問を持っていたが、現在はハタネズミはキヌゲネズミ科Cricetidaeに属するようだ。しかし、Wikipediaのハタネズミ - Wikipediaの項とハタネズミ亜科 - Wikipediaの項のハタネズミの属名が異なっている。それで図2では両方を表記した。

2025年2月20日木曜日

テンの裂肉歯より大きな臼歯                  Martens have larger molars than carnassials

テンもイタチ科の動物であり、イタチと同じように小さいが獰猛な(ウサギやニワトリを襲う)肉食獣と思われがちである。確かに裂肉歯cは大きく鋭く尖っており、他の前臼歯も尖っている。ウサギやニワトリの皮を裂き肉を引き裂きそうだ。しかし、臼歯mは大きく臼状になっていて、しかも、臼歯mの方が裂肉歯cよりも大きい(図1&2)。これはヒョウやネコのような完全なる肉食動物の裂肉歯cや臼歯mとは異なっている(図3&4)。
図1.テンMartes melampusの頬歯(裂肉歯c、臼歯m)
図2.テンの裂肉歯cと臼歯m
テンの裂肉歯はヒョウやネコのものと遜色は無いが、テンの臼歯は大きい(図2)がヒョウやネコの臼歯は非常に小さい(図3&4)。これはヒョウやネコは完全なる肉食だが、テンは大きな臼歯を用いて果実などを噛み潰していることが判る。その為、5月に伊勢沢林道で拾ったテン糞を水洗いすると節足動物ムカデの他にヤマザクラの種子が見られる(図5)。5月に赤黒くなったヤマザクラの果実を丸ごと食べているのだ。
図3.ヒョウの裂肉歯cと臼歯m
図4.ネコの裂肉歯cと臼歯m
図5.テン糞の内容物(ヤマザクラの種子の他にムカデの切れ端がある)20210525伊勢沢林道で
つまり、テンは肉食もすれば果実食もする二刀流なのだ。

参った!腰・背が痛い!腰部脊柱管狭窄症が悪さをし出したのだ。それも昨日は調子に乗って上半身のストレッチをやったせいだ。でも、朝、靴下は履けたし、顔も洗えた。まー、仕方がない。しばらく我慢だ。

今年初めての蕗の薹                The first butterbur buds of the year!

昨夜7時過ぎに知人のNKさんから畑の周りで採れた蕗の薹をもらった。NKさんの奥さんから電話があったので連れ合いがもらいに行ったのだ。フキノトウの他にホウレンソウや大きなブンタン(文旦)も貰ってきた。
NKさんから畑で獲れた野菜をもらうので、我が家は大いに助かっている。今夜はこのフキノトウの天麩羅か、酢味噌和えが食べたい。
図1.もらった蕗の薹

2025年2月19日水曜日

ツキノワグマの小さな裂肉歯と大きな二つの臼歯                 Asian black bear has small carnassials and two big molars

 食肉目の多くの動物たちはライオンやヒョウのように草食獣を狩って食べているわけではない。日本に生息するツキノワグマの頬歯を見ると、前臼歯の最後位の歯の裂肉歯↓を除いて前臼歯3本は豆粒状であり、2本の臼歯は大きくて咬面は平だ(図1&2)。尚、ツキノワグマの上顎の歯式は、3・1・4・2である。

図1.ツキワグマUrsus thibetanusの頬歯と裂肉歯↓
図2. ツキノワグマの裂肉歯↓
ツキノワグマの頬歯を見ると、ネコやヒョウの食肉目ネコ亜目の動物の歯とは違う。ネコ亜目ネコ科の動物では前臼歯が3本で1本は小さいが他2本は大きく鋭く尖っており、臼歯は用をなさない豆粒状だ(図3)。ツキノワグマの前臼歯は4本だが、最後位の裂肉歯だけが大きく他の3本は使用に耐えないほど小さい。しかし、臼歯は2本とも大きく食物を潰すような臼状になっている(図1&2)。
図3.ライオンPanthera leoの裂肉歯cと臼歯m独協医科大ライオンから
つまり、ツキノワグマの頬歯は2本の大きな臼歯が食物を潰すのに大きな役目を果たしている。そのため、糞は果実の種子は潰れないが、大量に同じ物を食べて磨り潰したような糞だ(図4&5)。
ツキノワグマの動きでは素早く動くノウサギやシカ、カモシカなどの草食獣を捕まえるのは無理だ。だから当然動かない植物質の物に頼ることになるのだろう。それが頬歯に表れているのだ。小さな裂肉歯を含む前臼歯は肉を引き裂いて食べるには大した用はなさない。大きな臼状の二つの大臼歯が根茎、葉、果実、堅果を磨り潰して食べるのに適しているのだ。もっと丁寧に噛んで種子まで磨り潰して食べた方がカロリーを多く摂取できるのにっと考えてしまう。
図4.アオダモの果実を食べたツキノワグマ糞20100921ハタチガ沢で
図5.ヒグマUrsus arctos糞20170814釧路湿原
図5’. 図5のヒグマ糞の内容物(不明な種子)
そう、野生動物の食物で興味深い事は、クマやカモシカはドングリなどの堅果はしっかり噛んで潰して食べるが、果実の中の小さな種子は消化されないで糞となる。ニホンザルはアケビを食べる時黒く大きな種子は口からポロポロ吐き出す。糞としても出てくる。しかし、モミジイチゴを食べる時は小さな種子は糞として出される。テンはアケビもモミジイチゴも種子は糞としてだされる。ぼくらがスイカやブドウを食べる時は種子が気になって出すが、そのまま種子も飲みこんでしまう。クルミを食べる時は割って中の子葉部分を食べる。が、クマの場合は丸ごと齧って飲みこんでしまう。タヌキやテンがギンナンを食べる場合は、ギンナンの果肉を食べて種子のギンナンは糞として排出される(図6)。
図6.タヌキNyctereutes procyonoides溜糞の中のギンナン 榛の木丸で20271108
結局、ヒトを含めて動物が食物のどの部分を求めているかによって食べ方も違ってくる訳だ。

2025年2月18日火曜日

タヌキやアナグマの糞の違いは臼歯に基づく                 The different feces between racoon dog and badger are based on their molars.

 食肉目イヌ亜目イヌ科タヌキの頬歯はどうだろうか?前臼歯は4本でどれも尖っており、中でも裂肉歯cは大きい。2本の臼歯はその噛面がサルやイノシシの臼歯のようである(図1&1')。

図1.タヌキNyctereutes procyonoidesの頬歯
図1'.タヌキの裂肉歯cと臼歯m1&m2

タヌキと似ているアナグマの頬歯はどうだろうか?アナグマの裂肉歯は小さく第一臼歯の半分も無い(図2&2’)。これでは食肉目イタチ科の動物と云えども例えノウサギを捕まえたとしても肉を引き裂くことは難しい。精々、カエルかヘビくらいなものだろう。裂肉歯を含む3本の前臼歯を合わせた大きさより、この大きくて平べったい臼歯は随分大きい。この臼歯は堅い外骨格を持つ昆虫や節足動物などを磨り潰すことができるだろう。

図2.アナグマMeles melesの頬歯と裂肉歯c
図2'.アナグマの裂肉歯cと臼歯m
このタヌキとアナグマで食べられて排出された糞が彼らの頬歯の違いを表わしている。タヌキとアナグマもほぼ同じような物を食べる。が、その糞の形状などには大きな違いがある。タヌキの糞は俵型であり(図3)、糞を0.5ミリメッシュの茶漉しで水洗いすると節足動物の外骨格や果実の種子などが形として残っる。しかし、アナグマの糞はクマ糞と似て泥状であり(図4)、節足動物や果実の種子などが形が不明になるくらい潰され、残渣と残るものは僅かである。これらの糞の形状や残渣の違いは、アナグマの大きな平たい臼歯mや腸内消化に因るものと考えられる。
図3.タヌキ糞
図4.アナグマ糞

2025年2月17日月曜日

食物による頬歯の違い                     The differnce of cheek teeth among herbivore, carnivore and omnivore

シカやウサギなどの草食獣とネコやイヌなどの肉食獣とイノシシやニホンザルなどの雑食獣と違いは前臼歯や臼歯の頬歯に表れている。

先ず、草食獣の歯を見ると(図1)。シカやカモシカの歯の咬面は波状or三日月状の複数の板が外側から内側に向かって並んでいるようだ。ノウサギは横に溝がある頬歯が並んでいる。どの動物においても前臼歯、臼歯の形状の大きな違いはない。

図1.草食獣Herbivoreの歯
左:シカCervus nippon  中:カモシカCapricornis crispus 右:ノウサギLepus timidus

肉食獣と思われる日本産の動物はネコ科のヤマネコの仲間だけだと思われるので、ここではネコとヒョウの歯を見てもらう(図2)。いずれも前臼歯は3対あるが、最前位の前臼歯と臼歯は豆粒状で、殆ど第三前臼歯と第四前臼歯だけで肉を切り裂き、噛み、飲みこんでいるようだ。尚、食肉目の最後位の前臼歯は裂肉歯と名付けられている(図2’)。この裂肉歯が主に肉を切り裂いているのだ。臼歯は1本で豆粒状であり(図2&2’)、用を成さないだろう。
図2.肉食獣Carnivoreの歯
左:ネコFelis catus  右:ヒョウPanthera pardus
図2’.食肉目(ネコ)の第4(最後位)前臼歯は裂肉歯と命名

では、雑食性と云われる動物イノシシやニホンザルの頬歯を見よう。イノシシの第四前臼歯と全ての臼歯、サルの全ての前臼歯と臼歯は、草食獣や肉食獣のどの歯とも異なり、拳を突き出したような噛面をしている。つまり、雑食性だが、草を噛み砕くよりは、根茎や果実、堅果を噛み砕くのに適し、新鮮な肉を切り裂くよりも昆虫などの節足動物を噛み砕くのに適しているようだ。
図3.雑食獣Omnivoreの歯
左:イノシシSus scrofa 右:ニホンザルMacaca fuscata
食肉目はネコ亜目とイヌ亜目に分かれるが、イヌ亜目の動物たちは肉も食べれば果実を食べるなど雑食に近いので、ここではネコ亜目の動物を肉食獣の代表として選んだ。

春が近づいている!                   Spring will be approaching!

今朝は朝から穏やかな陽気であり、先ほど庭に出てみた。白梅が満開で少し散り始めている。家の壁際に植えられている沈丁花がピンクの花を開き始めた。朝明るくなるのも6時過ぎ頃になった。陽が落ちるのも長くなり17時半頃だ。確実に春が近づいている。地球が少し傾きながら自転し、太陽の周りを周っている。この地球の自転と太陽を周る公転が続けられている。ぼくらはこの地球と太陽にはかり知れない恩恵を受けていることを改めて感じる。
図1.庭の満開の白梅 
図2.家の南西角にあるピンクの沈丁花