「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2023年2月2日木曜日

風が強く冷たい高取山 続     Windy and cold Mt.Takatori, cont.

 テン糞を久しぶりに見て気持ちが高揚し、少し元気が湧いて感じである。おー、またテン糞だ!小さな種子が浮き出ている。テン糞を拾ってダイソウで買った小さなビニールのチャック袋に容れて、もうすぐ宮ヶ瀬越の看板が見える直線コースへ出ると思うところで上から中年夫婦を思われる二人が下りてきて男性は山側の木に摑まって道を開けてくれ、「ゆっくりで良いですよ!」といたわりの声を掛けてくれる。ぼくはゼイゼイ荒く息を吐きながら彼らの横を通りすぎる。何だか、横断歩道で車が止まってくれたので急いで歩いているようだ。ぼくは相当な老人と思われた訳だ。

図1.10:04 テン糞2
ん?どうしてこんなにもたくさんのミヤマシキミの小枝が散らばっているのだ(図2)?小枝を取って枝先を見るがナイフのようなもので切り取られた訳ではない。上方にはミヤマシキミがあり、枝先が無い(図3)。シカかカモシカの仕業だ!でも、食べないでただ噛み落としただけだ。こんな事をするのはサルか?イヤ切り口?がザラザラだからやはりシカかカモシカだ!
図2.10:18 ミヤマシキミの小枝が登山道の上にも散在
図3. ミヤマシキミの枝先が摘み取られている
おー、宮ヶ瀬越だ!道標が見える(図4)。左に折れて高取山へ向かう。また、テン糞3だ(図5)。
図4. 10:18 宮ヶ瀬越
図5. 10:24 テン糞3
流石に稜線はさらに風が強い。道標(図6)を過ぎて登っていくと高取山方面からぼくくらいの歳の人が下りてきた。ニコニコ顔で「風が強いですねぇー。大棚沢の方から登ってきたのですね。車を停められましたか?バスですか?自分はダムの方に車を置いて登ってきたが、向こうへ下るのは急なので、、、。気を付けて!」と元気だ!ぼくは「お互い気を付けましょう!」と云ったら「そうですね!」とニコニコして下りて行った。
図6.10:26 
ニコニコおじさんと別れてすぐ高取山まで50メートルの道標だ。山頂の休み台にガスストーブでお湯を沸かしている登山者が一人いた。登りで2番目にぼくを追い越して行った人だ。ぼくがカメラをセットして走って高取山道標までドタドタと走ったものだから休み台の登山者は何事か?っと思ってこちらを見て、笑っていた。
図7.10:44 高取山までの最後の道標
図8.10:46 山頂で笑われた
すぐ、展望台に登り、蛭ヶ岳、大山を遠望する。標高1000メートル以上は雪で覆われている大山北尾根歩きにはアイゼンが必要だ。宮が瀬湖を見下ろす。すると展望台の下に登山者が一人やってきた。ぼくを登りで最初に追い越していった人だ。
図9.10:50 蛭ヶ岳
図10. 大山
図11. 宮が瀬湖
下に降りてぼくを追い越して行った人に話しかける。仏果山の帰りだ。早い!展望台を登っていった。ぼくは、展望台に登っていった登山者に下りも追い抜かれる屈辱を味わいたくないので、急いで下る。宮ヶ瀬越の手前でテン糞4だ(図13)。宮ヶ瀬越からの急な道を下っていくと下から二人の登山者が登ってくる。え?向こうが立ち止めってぼくを待っている。大変!さらに急がなくてはならない。また、登山者が登ってくる。今度はぼくが待つ。マスクをした同年配か上の人だ。クマ避けの鈴を鳴らし、ラジオまで流している。屋外でこんなに風が強いのにマスクをしているなんてっと思うが、冷たい風で唇が荒れるのを防ぐだろう。また、寒さ避けにもなるかな?
図12. 10:54 展望台に登る登山者と休み台の登山者
図13. 11:13 テン糞4
休み台のところで、ザックを下ろして裏へ回りまた小便だ。そして戻ってきてスポーツドリンク。若い単独行の人がこんにちはと云って通り過ぎる。こんな天気なのに随分登山者が多い。
図14. 11:33 休み台を過ぎる
登山口近くまで下りて来て、後ろを振り返ったら登山者が駆けるように下りてくる。宮ケ瀬湖の湖面に陽が射しキラキラ湖面が輝いている(図15)。車に着くが、キーが見当たらないので探していたら駆け下りて来た若者がぼくの隣の車のトランクを開け、下着を取り換え、衣類を着替えて出ていった。え?これから会社
図15. 12:21 眩しい湖面
GPSでは7.9キロを4時間37分で歩いたことになる。拾ってきたテン糞は温かい日のお昼頃にでも洗おう。久しぶりの山歩きなので帰ってからすぐ風呂に入ったが、その後も今朝も膝が痛いし、太腿や脹脛が痛い。膝が痛いので階段も手すりにつかまりそろりそろりだ。

先ほど、いつも野菜をもらうNKさんの奥さんがフキノトウをたくさん持ってきてくれる。ヤッタね!もう蕗の薹が出ているんだ。今夕は天麩羅と酢味噌和えで一杯かな!

2023年2月1日水曜日

風が強く冷たい高取山    Windy and cold Mt.Takatori

 家を出たのが6時20分くらい。もう、渋滞を覚悟したが、山へ行きたい気持ちが勝った。初めの目的地は早戸川の国際マス釣り場を過ぎた処で車を置き、早戸川に沿って林道を歩き、造林小屋までであった。でも車を運転しながら目的地は造林小屋から伊勢沢林道を歩いて焼小屋沢左岸の尾根に変わった。しかし、大棚沢駐車場の処に来て、駐車場を見て、そこに左折して入ってしまった。しばらくこの駐車場は一般車は止められなかったのだ。もう、決めた仏果山まで歩こう。

図1.8:10 登山道口から0.5キロきた道標
風が強い。耳が冷たい。耳掛けが欲しいくらいだ。ジグザグに上る。
図2.8:24 お社だ。飲みかけたワンカップ清酒に、10円や1円のお賽銭がある。
このお社から杉林を登っていこうかと迷う。今日は仏果山までは行かず、高取山までとする。Geographicaを見る。ピークまではすぐなので、このピークまで行ってみよう!
しかし、登り口を探している内に登山口から1キロの道標(図3)のところまで来てしまった。もう、ここから登らざるを得ない。
図3.8:33 登山口から1キロの道標
図4.宮ヶ瀬越まではここを行く
図5.トラロープで立ち入り禁止だが、、
図6.8:36 エ?巻き道がある。
トラロープを潜って仕事道を行くと、下に向かう巻き道がある(図6)。どこに行くのだろう。ヒルが出てくる前に歩いてみたい。向こうに宮が瀬湖が見える(図7)。
図7.向こうにダム湖が見える。
頂上を巻くようにこの仕事道は作られている。直接ピークに向かった方が楽だったかな?っとも思う。以前、学生を連れてバス道路から登ってきたこともあったのだ。尾根に出る。カモシカ糞がある(図8)。このところ、カモシカ糞を見つけてもカモシカそのものに遇えてない。シカの個体数調節のためにハンターが入っていることが長年続いているので、カモシカも警戒心が強くなって、以前のようにノホホンと人前には姿を見せなくなった。もしかしたら、カモシカが間違えられて撃たれているかな?
図8. 8:49 カモシカ糞 
図9.8:50 尾根を歩いてピークへ
図10. 8:51 地図には載っていないが、小ピークだ!
490ピークはなだらかな丘と云う感じだ。風が強いのでここで水だけ飲んで食事するのを諦める。
図11. 8:54 ピーク490だ!
ピークで自撮りした後、手頃な丸太があったのでそれに座ってスパッツを付ける。スパッツを付けるのに7分かかった。前屈や脹脛のストレッチをしているので少し屈めるようになった。風が強く寒いので、ザックの中にある羽毛服を着ようかどうか迷う。このピークは図16のGPSの軌跡で分かりますね。
図12. 8:56 ピークで自撮りだ!
図13. ピークから尾根を下って登山道に出る
登山道を登っていると後ろから人の気配がする。振り向くと10メートル位下方に単独行の人がどんどん登ってくる。道を譲る。彼の後を追うように着いて歩きたいが、みるみる姿が消える。休み台があるところにきたので、ここでザックを下ろして裏へ回り、小便だ。戻ってきてスポーツドリンクを飲みながら餡パンを食べる。で、また自撮りだ(図14)!実は愛用していたSONYのデジカメが使えなくなったで、このLUMIXのカメラの中古をアマゾンで買ったのだ。NIKONのカメラは重いのでぼくの山歩きには向いていない。で、いろいろ試している。
図14. 9:40 休み台が
「植生保護のため登山道以外は歩かないで下さい」との標識がある。また、下から人の気配がするので、見下ろすと登山者が一人登ってくる。へー、仏果山・高取山は人気がある山なんだと思って、道を譲る。っとテン糞1だ! 久しぶりのテン糞を見つけたので嬉しい。これ以降、さらにテン糞を拾うことになる。
図15. 9:58 テン糞1
図16. 歩いたGPSの軌跡

2023年1月30日月曜日

越冬の水鳥たち   Overwintering waterfowls

先日の引地川沿いの散歩で川面に水鳥たちが浮かんでいた。ぼくが引地川で見て判るのはコガモ、マガモ、カルガモの水鳥と3種類のセキレイ、カワセミ、カワウ、コサギ、ゴイサギ、アオサギくらいなものかな?
図1.コガモの♀左と♂右2羽
図2.マガモの♂左と♀右
先日の引地川沿いの散歩で川面には水鳥たちが浮かんでいた。ぼくが解かるのは
図3.カルガモ♀左と♂右
図4.コガモの♀
図4’. コガモの♂
図5.オオバン性不明
図6.これは誰?オオバンに似ているが、、、
ダメだ!ぼくは愛鳥家にはなれない。カモを見るとぼくは「鴨取り権兵衛」の昔話を思い出してしまう。そして、食べたくなるのだ。以前は何度か野鳥を食べた事がある。ぼくが学生時代の居酒屋の焼き鳥はツグミなどの野鳥の丸焼きであった。それを足だけ残して頭からバリバリ食べた。木曽のサル調査で上松町の公民館に泊まった時、町長さんからキジをもらいすき焼きにして味わった。タイワンザルの調査で高砂族の人たちと山に入った時は毎晩のように、鳥やリス、ムササビを食べた。サルまで食べた。アフリカの山に泊まった時はトングエ族のトラッカーが獲る歩く鳥のホロホロチョウやネズミを食べた。ぼくは自分で動物を殺してまでして食べたいとは思わない。しかし、ちゃんと殺されたイノシシ、シカ、クマをオイシイと思う。そうそう我が故郷釧路では、シカ肉やクマ肉缶詰、さらにトドの缶詰もある。一度宅急便で兄貴から送られてきたことがあった。缶詰はみな同じ味だった。

ネコ亜目の側面から見た下顎骨の形状   Lateral view of mandible in Feliformia

 食肉目イヌ亜目Caniformiaの側面からの下顎骨の形状についてはすでにアップした。ネコ亜目Feliformiaには、ネコ科のネコと、マングース科のフイリマングース、ジャコウネコ科のハクビシンの3個の下顎骨を持っている。

ネコ科Felidae

図9.ネコFelis catus
a:筋突起 b:関節突起 c:角突起

マングース科Herpestidae  

図10. フイリマングースHerpestes auropunctatus 

ジャコウネコ科Viverridae

図11. ハクビシンPaguma larvata

ネコ、マングース、ハクビシンの下顎骨の形状は三者三様だ!筋突起はネコとハクビシンは似るが、マングースは異なる。角突起ネコとハクビシンは似るがマングースは細い。ネコの下顎骨の底辺(腹縁)は角突起までほぼ直線だが、マングースとハクビシンは先端と角突起が上がる楕円になっている。

ネコの下顎骨や頭蓋骨を見ていて、中国産の二つのヤマネコのものを見比べた。一つは、キンシコウ調査で秦嶺山脈の麓にある玉皇廟村(峡西省西安市周至県)のベースにしていた楊の畑で、2002年2月にヤマネコが撲殺されたので、頭骨をもらった。もう一つは、2001年7月に東京農工大で大学院生向けのサル学の集中講義をした時に山西省農科院からの留学生にさまざまな齧歯目の頭骨やヤマネコの頭骨をもらった。撲殺されたヤマネコも山西省のヤマネコもカイネコの頭骨と大きな違いがないと思っていた。しかし、今回、違いに気が付いた。カイネコとヤマネコの頭骨の違いを機会を見てアップしたい。

2023年1月29日日曜日

河津桜が咲き始めた!  Kawazuzakura, Kawazu cherry blossoms have started to bloom

昨日、お昼を食べて引地川沿いに親水公園の途中まで歩いた。何と歩数は1万歩を少し超えた。途中の土手には河津桜が数本植栽されている処がある。まさかと思って見たら早くも蕾が膨らみ十数輪咲いている。
写真を撮っていたら少し年配の女性が「2,3日前は一輪だけだったのに、、、冷えているのに、、、」と独り言のようにぼくに話しかけてきた。本当に河津桜が寒いのに咲くのは不思議なくらいだ!1月に入ってから冬至の時から比べると僅か数分日の出が早く、日の入りが遅くなっている。この日照時間が長くなることが河津桜の開花を促しているんだ。この寒い時季に開花するなんて不思議なくらいだ。しかし、サクラは気温の上昇とともに蕾が膨らみ開花するので、ソメイヨシノはまだ固い蕾のままだ。
 

2023年1月28日土曜日

雲一つ無い大快晴!  Very clear sky without a cloud in sight

2階のべランダで洗濯物を干している連れ合いが、凄い青空だ!っと呼んでいる。カメラを持って行く。確かに、見渡す限り雲一つない。それで空に向かって写真を撮ろうとしたが、無限なので焦点が合わず撮ることができない。それで最近近くにできたマンションの一部を入れて撮った。今思うと、マニュアル設定だとシャッターが下りただろう。
これほど鮮やかに見える青空は久しぶりだ。山を背景に雑木を背景にこの青空をカメラマンなら上手に撮るだろう。今日の散歩はカメラを持って遠出しよう。
図1.我が家のベランダから青空を撮る
庭に降りた。睡蓮鉢には薄氷が張っている。お昼頃には融けてしまうだろう。赤い花のジンチョウゲの蕾も膨らんできている。白いやつはまだまだ小さい。
図2.赤のジンチョウゲの蕾が膨らんでいる
もうすぐ、節分があり、立春だ。でも、まだまだ寒い日が続く。桃の節句が過ぎるまでは我慢しよう。
 

2023年1月26日木曜日

イヌ亜目の側面から見た下顎骨 Lateral view of mandibles of Caniformia

 日本生息の食肉目はイヌ亜目Caniformiaにはイタチ科、クマ科、イヌ科と鰭脚類の仲間と移入種のアライグマ科の動物がいる。ネコ亜目Felifromiaにはネコ科と移入種のマングース科とジャコウネコ科が存在する。今回は陸生のイヌ亜目の動物たちの下顎骨をアップする。

イヌ亜目には、イタチ科にはイタチ、テン、アナグマ(他にオコジョ、イイズナと移入種のミンク)、アライグマ科のアライグマ、クマ科にはツキノワグマ(ヒグマ)、イヌ科にはイヌ、タヌキ、キツネの7種の下顎骨標本がある。

イタチ科Mustelidae     イタチ、テン、アナグマの下顎骨の大きさは異なる(図0)が形状は良く似ている(図1~3)。しかし、イタチはもっとも肉食を行い、次にテン、アナグマとなる。テンは3者の中では一番果実食を食べ、アナグマは食べられる物なら何でも食べる雑食である。それは臼歯が臼状になって表れている。

図0. 左からイタチ、テン、アナグマの下顎骨
図1.イタチMustela itatsi
a:筋突起 b:関節突起 c:角突起
図2.テンMartes melampus
図3.アナグマMeles meles
アライグマ科Procyonidae   アライグマの下顎骨はイタチ科の動物たちやイヌやクマと同じくらいガッシリしている。それは頭蓋骨もそうだ。
図4.アライグマProcyon lotor
クマ科Ursidae 角突起Cが食肉目の他の10種よりもその根元の幅が10ミリと幅広い。
図5.ツキノワグマUrsus thibetanus
イヌ科Canidae   イヌ、キツネ、タヌキの下顎骨の底にあたる腹縁部分が角突起への途中(筋突起の下位部分)で上に折れ曲がる。タヌキがもっとも急に曲がる。アライグマやイタチ科三種でも角突起部分が腹縁よりも随分上にある。この折れ曲がりが持つ意味がまだぼくは判らない。下顎骨を動かす筋肉の付着と関係しちている事は間違いない。
図6.イヌCanis familialrs
図7.キツネVulpes vulpes
図8.タヌキNyctereutes procyonoides
ドイツの戦車やアメリカの戦車がウクライナに供与される。ロシアの戦車とは比べられないほどの能力がある戦車のようだ。戦局が大きく代わり、第三次世界大戦へと進むかもしれない。そうなるとぼくらも今夏まで生き残れるかどうか分らない。

2023年1月24日火曜日

セロジネとユキダルマが咲きだした! Coelogyne and Yukidaruma have started to bloom!

天気予報では寒波襲来の注意報が流されている。それでも庭の梅の蕾は大きく膨らみ今では二つが咲いている。水仙は今が最盛期かな?切って居間の花瓶に挿した花が匂っている。我が部屋の窓辺のデンドロのユキダルマはとうとう咲きだした(図1)。セロジネも咲きだした(図2)。ユキダルマもセロジネも強すぎるような凄い香りだ。
図1.ユキダルマDendrobium sp.
図2. セロジネCoelogyne sp.
寒波襲来で水道凍結を防ぐには蛇口から水を紐状に流せ!っと言ってるが、釧路育ちのぼくからすると更に凍結するのでないかと恐れている。釧路の家では氷点以下になるときは最後に寝る者が水道の元栓を絞めるのだ。